HISTORY OF IM@S WORLD

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アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【ライブレポート】客層・文化の違いに戸惑いつつも、ドラマの再現に熱狂した『THE IDOLM@STER.KR 2nd ST@GE in Japan 1st Stage』

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イベント詳細

THE IDOLM@STER.KR
2nd ST@GE in Japan 1st Stage

開催日:2017/08/20
    開場13:00 開演13:30
会 場:SELENE b2(東京都)
料 金:5,600円(ドリンク代別途)
出演者:Real Girls Project

出演者感想まとめ


いつもとの客層の違いを肌で感じる


 アイドルマスターのTVドラマ『THE IDOLM@STER.KR』の1回目のライブが、放送前に開催。平日(金曜日)でしたし、まだ放送前で内容がよく分からなかったこともあって不参加でしたが、2回目がこの度開催されることになったので参加してきました。前回はZeppダイバーシティ東京という大きな会場でしたが、今回はSELENE b2という初めて訪れる会場。マンションの地下に作られたライブハウスということで、外観はマンションそのもの。周りも住宅地で、こんなところにという場所にありました。

 11時頃から物販列に並び、実際に購入できたのは12時過ぎ。全然列が進まなかったのですが、おそらく別の列があってその列が先に動いていたのでしょう。その間、通路に行き交う皆さんをひっそり観察していましたら、ファン同士のコミュニティができている様子。そして、年齢層が高い。上司に囲まれている気がして、なんとも言えない気持ちに。それでいて、中には若い女の子もいて客層が読めないという。ファンの分布としては、リアルアイドルファン(KPOP寄り)、ドラマファン、アイマスファン等々と、入り乱れている様子。いつもとの客層の違いを肌で感じました。

 いくつか置かれていたフラワースタンドの中に見慣れないものが。ミントさん宛のもので、米が一緒に飾られているという。タイでは祭事にこういったものを贈る風習があるのかと思いきや、タイではなく韓国からの模様。調べてみたところ米花輪(サルファファン)と呼ばれるもので、贈られた米は贈られた側の名義で寄付する流れらしいです。古くからの慣わしではなく、最近になって主流となった文化とのこと。こういうものもあるのだなと勉強になりました。

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 開場時間になり、地下のライブハウス内へ。横幅があって広めの会場。ステージの背面が全面スクリーンになっていまして、両サイドに演出用のサブスクリーンが。映像演出が映える作りでした。今回のライブのチケットの販売がシンデレラ5thSSA公演の一般チケット販売とかぶっていた為、どちらを優先しようか悩んだ結果、KRをとり、10番台のチケットを購入。(シンデレラの方は後日ゲット)ということで、最前列で観られることに。客の入りが心配でしたが、後ろを見渡してみますと結果的には結構入っていました。開演前にユキカさんがスタッフから「いっぱい入っているように“見える”」と言われていたそうですが、“見える”とは、正直といいますかなんといいますか。



セットリスト(全16曲)


 M01:THE IDOLM@STER(ED1)

    出演者全員

 M02:ACACIA(劇中歌)
    出演者全員

 M03:Lost in the Summer
    ヨンジュ、ジェイン

 M04:Wanna Be Your Star
    ハソ、イェウン、ジェイン

 M05:PINGPONG GAME
    ソリ、ユキカ、ジウォン、
    イェウン、スジ


 M06:Signal
    ソリ、ユキカ、ジウォン、
    イェウン、スジ


 M07:Memories(劇中歌)
    ジウォン、スジ

 M08:Something →
    Genie → Mister(劇中歌)

    デビュー組
    (Misterはジウォン除く4人)


 M09:2nd Confession(劇中歌)
    デビュー組

 M10:Bo peep Bo peep →
    Alone → FIRE(劇中歌)

    ルーキー組

 M11:Growl(劇中歌)
    ルーキー組

 M12:Dream(OP)
    出演者全員

 M13:The world is all one !!(ED3)
    出演者全員

 M14:One for all(劇中歌)
    出演者全員

 E01:Not end, but and(ED4)
    出演者全員

 E02:I Must Go(ED2)
    出演者全員


 開幕に流れた映像は、このライブのフライヤーに使用されていたコミックテイストの画像を編集した出演者紹介。1人1人の紹介シーンが用意され、観客側がそれぞれ盛り上がれる作りになっていました。出演者紹介が終わったところで披露されたのが『THE IDOLM@STER』。KR版は日本の2nd-mix基準な作りで、ダンスの振りも同じところがあり、アイマスファンにはお馴染みの主題歌。ドラマではエンディングに使用。フォーメーションの変化の流れにアイマス2のPVが思い出されました。序盤に音が止まるアクシデントがありましたが、ちょっとした間を置いて続きから再開。ライブならではのアクシデントでした。

 2曲目、Red Queenの曲『Acasia』披露後に自己紹介。日本人のユキカさんと日本語が堪能なソリさん以外は、日本語の習得具合に差がありますが、それでもみなさん日本語でご挨拶。日本語のたどたどしいところは、ユキカさんとソリさんがカバーされていました。最初にMCはメンバーだけで行うとソリさんが話されていましたが、通訳を使わず、極力自分の言葉で話して欲しいという想いからか最小限のカバーにとどめられていたりと、その姿勢に感動。ソリさんが、アイマスライブの特徴とも言える、観客側をプロデューサーと呼ぶことについて説明。客層が様々なので、特に言明しなくても良いのではないかと自分は感じたのですが、あくまでこのライブはアイマスのライブであるというスタンスを考えてくれたものであると理解しました。

 3曲目『Lost in the Summer』は、ジェインさんとジョンジュさんの曲。ライブではジョンジュさんの変わりにお姉さんであるヨンジュさんが歌われました。ジョンジュさんの可愛らしい歌声も良かったですが、ヨンジュさんの芯の通った歌声もまた良い。歌の中で、「ワン、ツー、スリー」「フォー、ファイブ、シックス」の部分ではコールが。ジェインさんの喉の調子が悪いとのことで、隙を見ては水を飲まれていて負担が大きかった様でした。とはいえ、歌がダメになっていた訳ではなく、しっかりとした歌声。メンバー最年少ながらさすがプロだなと感じました。4曲目は『Wanna Be a Star』。ハソさんお得意のラップを生で聴けるとは。ラップというとドラマであったラップバトルが思い出されますが、その時に続けて行われたダンスバトルの再現を、ミントさんとジェインさんがやってくれました。

 ドラマの撮影終了後は、ソリさん、ユキカさん、イェウンさん、ジウォンさん、スジさんの5人で活動中。『PINGPONG GAME』という曲でカムバック。カムバックとは韓国音楽業界用語。年1回のアルバムリリースが通例で、再びアルバムリリースすることをカムバックと言うそうです。その後3ヶ月間ほどは歌手活動で音楽番組に出演し、再び音楽製作活動等に戻っていくという流れ。このシステマティックな流れは、アイマス2が思い出されます。5曲目、6曲目はその新ユニットの曲を披露。ドラマだけを観ている人にとってみれば、どういうメンバーなんだ?となると思うのですが、そういった訳なのでした。

 7曲目『Memories』は、カンPとスアのシーンが流れた後に歌われたのですが、スアが交通事故に遭うシーンが流れ、カンPが「スアヤァ!!!!!」と叫ぶところで、これに呼応するように観客側からも「スアヤァ!!!!!」と叫び声が。泣かせどころが笑いどころに。(ステージ裏でソリさんは笑っていたという)このシーン後にすぐステージに立つ流れでしたら、ジウォンさんとスジさんが笑いを堪えながら登場していたのでは。このシーンから間があって良かったでした。曲自体はしっとりと聴かせるバラードで、ドラマでも要所で使用されているので聴き馴染みのある曲。ライブで歌ってくれて有り難いかぎり。

 ここからはドラマでのサバイバルの再現。ドラマのシーンが流れたあとにデビュー組(テリに代わってジウォン)が登場。日本版では曲の差し替えがあったのですが、ライブでは原曲のままでの披露となりました。(『Genie』と『FIRE』がRed Queenの曲に差し替わっていた)デビュー組はドラマと同じ全身黒のドレス衣装。曲の途中でロングスカートを脱ぐという一連の流れもそのまま。ユキカさんが脱ぐのに少し時間がかかっていたのでソワソワ。『2nd Confession』では、花を投げ入れるところを再現。最前列でしたので取ろうと思えば取れたのですが、「持ち帰るのが大変だ」と現実的判断を一瞬で下し、スルーすることに。この曲の際、バックではファンタジックな絵柄で気球に乗り世界旅行をする社長とマリくん(社長の飼い猫)の映像が流れていました。社長とマリくんの画像は無理やり貼り付けた実写で、とてもシュールな映像に。ときおり、社長と一緒にいるのが嫌なのか、マリくんが吹き出しで「ニャアア!!!」と泣くという。最終的には宇宙空間にまで行ってしまい、ここでもマリくんは泣き始める。こんなシュールな映像が流れていたものだから映像に気を取られ、不意打ち気味に花を投げ入れられた格好になったのでした。対してルーキー組。ドラマではスジさんとイェウンさんが、ダンスが全然できないという設定でしたがここで本領発揮。キレキレのダンスを魅せてくれました。思い返してみますと、ドラマを観ている人間にとって、これが目の前で観られるって贅沢すぎない?と、今になって思うのでした。

 ドラマの裏話が聞けたトークコーナーがありまして、丁度17話が放送されたばかりのタイミングでしたので、ソリさんがドラマで実家に帰った話について語られました。両親役の役者さんとはここで初対面だったものの、気持ちが役とリンクしたことで、両親役の方との顔合わせの時点で泣いてしまうという。これには母親役の方も貰い泣き。現実とのリンクが、ドラマに深みを与えていることが分かるエピソードでした。他にもカンPに関する裏話が。ジェインさんが喉の調子が悪いので、ソリさんに耳打ちして、それを即翻訳しながら語られました。カンPからアドバイスを頂いたとのことで、会場から感嘆の声が挙がりました。ドラマのイメージから、さぞ深いお言葉を頂いたのだろうなと思っていました、「そうではない」とジェイン。「ダイエットしろ」と、ド直球なお言葉を頂いていたのでした。今現在は、大学受験を控え色々と大変なのか痩せてしまったのですが、ドラマ撮影時は、まあね。このドラマの話題からの流れで、ドラマの主題歌を披露。12曲目『Dream』、そして、13曲目『The world is all one !!』。ざわわんは、ミリオンライブの台湾公演で海外で歌われ、そしてこの場で、海外のユニットが日本で歌うという。最初にこの曲を聴いたときに、そういうことになるとは夢にも思わず。あの時から、未来を確かめるための道が、今もなお続いている奇跡を感じずにはいられませんでした。

 『The world is all one !!』の後にフォトタイム。他のアイマスのイベントでは滅多にない写真撮影のお時間。カメラは持ち込み禁止でしたのでスマホで撮影。ソリさんの配慮で前のほうの人はしゃがむなんてこともありました。最後に、ステージ中央にメンバーが集まって、腕を組み合わせて大きなハートが作られました。

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 お別れの挨拶ではジスルさんが日本語では上手く伝えられないということで歌を披露。この時、後ろのスクリーンにジスルさんが歌う姿が映像が映っていたのですが、スジさんがその映像に映り込んでいることに気づき、映らないよう他のメンバーとともに横へスライドしながら移動なんて場面も。14曲目『One for all』を歌い終わり、ソリさんによる「アイマスですよ!アイマス!!」で締めて、メンバーが一旦退場。アンコールヘ。

 時間が無い様で早々にアンコール1曲目に。新曲『Not end, but and』。ミリオンライブの新曲ですと紹介されても、普通に受け入れられるようなアイマスアイマスした曲。自分はこうした新曲披露で、後に名曲と呼ばれるような曲でもピンとくることが少ないのですが、この曲は率直に良いなと感じました。『PINGPONG GAME』とは逆に、K-POPらしさがあまり無いのですが、こういった曲も歌ってくれるのかと、アイマスKRの楽曲の幅広さを感じたのでした。

 最後はこの曲『I Must Go!』。日本版からあまりアレンジを加えられていないので、オリジナルと同じ感覚の仕上がり。日本で披露される際にはラスサビが日本語なので一緒に歌えます。一緒に歌えるからこそ一体感が生まれていました。途中で円陣が組まれたのですが、他のアイマスでは開演前にやっていることなので舞台裏の映像でしか観ることがないものをこうして観られるとは、泣かせます。

 終演後にはハイタッチ会。出口でメンバー10人がハイタッチでお見送り。アイマスでハイタッチ会というとCDリリースイベントでシンデレラのメンバーがやっていましたが、それも数えるぐらい。せっかくの機会なので、まっすぐ顔を見てのハイタッチをと考えるも、終わってみれば一瞬の出来事でした。そんな中、ヨンジュさんの笑顔にキュンとくるという。自分にもまだこんな感情が残されていたとは。ドラマだと相手を威嚇する表情ばかりなのに、実際逢うと可愛いのはとてもズルイと思います!

 物販でCDのEpisode3と4を購入すると、デカチェキ撮影会に参加できるとのことで、ハイタッチ会の後に参加。こういうのは緊張するので苦手なのですが、今後こういう機会はなかろうと参加してみることに。撮影されている方の様子を見ていましたら、最初にポーズを決めて撮影に入る様子。特にポーズなんぞ考えてもいなかったのですが、見ていると両サイドのメンバーとハートを作るツワモノがいたりしたのですが、そんなことできるわけもなく、ピースでことを済ませたのでした。(普段写真撮るときにピースなんてしないが…)この写真は永久封印だな!

 外に出ると16:50。帰りの新幹線を予約していた時間でした。終演の際にもう間に合わないなとネットで予約変更。地下から繋がって助かりました。さて、最後にまとめを。アイマスKRのライブを実際観てみて思ったのが、ドラマが字幕で良かったなということ。ドラマが始まるまでは、アイマスの声優さんをあてたら話題性があるのではないかと考えていたのですが、それでは彼女達が彼女達でなくなるなと。リアルガールズプロジェクトとして成立しなくなると感じたのでした。実のところ、これはライブを観る前からドラマを観続けてきたことで思っていたことでしたが、やはりそうだったなと確信しました。声のイメージって案外重要で、吹替えされていた実際の役者さんの声を聞いて、全然違うと思ってしまうと同一視できなくなってしまうのです。それがある状態でライブを観てしまうと、本人なのに本人と思えない大きな違和感に。字幕で本人の声を聞いているからこそ、メンバー達に本当に出会えたという大きな感動が起こるのでは。MCの際、メンバーの中には、日本語ではうまく伝えられず、ヤキモキされていた方もいましたが、覚えたての言葉でも、本人達の声だからこそ、直に気持ちが伝わってきます。今後、3rd、4th…と続いていくかどうかは分かりませんが、彼女達の真摯な姿勢を数多くの方に見てもらいたいなと願うのでした。

【ライブレポート】Frozen Tearsから、まさかのMemoriesを挟み、Neo Beautiful Painへ繋ぐ流れ『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 福岡公演』

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イベント詳細

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR
Serendipity Parade!!! 福岡公演

開催日:2017/07/30
    開場14:30 開演15:30
会場:西日本総合展示場 新館(福岡県)
料金:8,700円
出演者:
藍原ことみ(一ノ瀬志希役)、青木志貴(二宮飛鳥役)、飯田友子(速水奏役)、大坪由佳(三村かな子役)、金子有希(高森藍子役)、木村珠莉(相葉夕美役)、下地紫野(中野有香役)、高田憂希(依田芳乃役)、高森奈津美(前川みく役)、種﨑敦美(五十嵐響子役)、春野ななみ(上田鈴帆役)、渕上舞(北条加蓮役)、松井恵理子(神谷奈緒役)、村中知(大和亜季役)、山本希望(城ヶ崎莉嘉役)


出演者感想まとめ


新しい双眼鏡(アキュロンT11)を持参。使ってみた感想について。


 新幹線で小倉駅へ。天気は良かったのですが、良すぎたので、福岡観光をする気力が起きず、小倉駅付近で開演時間までの時間つぶしを。話題になっていた『資さんうどん』。店内には入らなかったのですが、広い店内なのに人でいっぱいな様子を確認。ツイッターのタイムライン上で社員食堂と称されていましたが、まさにそんな感じでした。

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 福岡公演のチケットはWEB先行にて当選したものでしたので後方の座席。石川公演の会場と同じく、普段は展示会場ですのでスタンド席がなく全席アリーナ席でした。ステージからかなり遠い位置ということで、新しい双眼鏡(アキュロンT11)を福岡公演で初使用。これまで倍率8倍のPENTAX製タンクローRを使用していたのですが、大きな会場で8倍では物足りなさを感じていましたので、最大24倍まで調整できるものを持参しました。実際に使用してみたところ、フラットな会場では目前に背の高い方がいなければ視界が確保でき、有効活用できそうでした。(そう、目前に背の高い方がいなければ…)12倍くらいであれば、最後列辺りからでもステージの様子が確認可能。それ以上上げることもできましたが、明るさの問題よりも手ブレが問題で、しっかりと固定する必要がありました。

 

セットリスト(全24曲)


 M01:Yes! Party time!! 披露数:10回目
    Yes! Party Time!!(17/01/25)より
    作詞・作曲:俊龍
    編曲:Sizuk

    歌:出演者全員

 M02:SUPERLOVE☆ 披露数:3回目
    ハイファイ☆デイズ(16/06/22)より

    作詞:小金井つくも
    作曲・編曲:内田哲也

    歌:山本希望

 M03:ニャンと☆スペクタクル 披露数:5回目
    Tulip(16/05/18)より
    作詞・作曲・編曲:ミト
    歌:高森奈津美

 M04:恋色エナジー 披露数:3回目
    CINDERELLA MASTER 042(16/03/02)より
    作詞:ミズノゲンキ
    作曲・編曲:睦月周平

    歌:下地紫野

 M05:lilac time 披露数:3回目 
    CINDERELLA MASTER 044(16/03/02)より
    作詞・作曲・編曲:橋本由香利

    歌:木村珠莉

 M06:Nothing but You 披露数:2回目
    STARLIGHT MASTER 17(18/05/23)より
    作詞・作曲・編曲:AJURIKA

    歌:青木、飯田、下地、高森、松井

 M07:この空の下 披露数:6回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 04(15/10/07)より
    作詞:Funta3
    作曲・編曲:Funta7

    歌:藍原、春野、村中

 M08:桜の頃 披露数:4回目
    STARLIGHT MASTER 15(18/03/14)より
    作詞:桜アス恵
    作曲:隠田遼平
    編曲:坪田修平

    歌:金子、高田、種﨑

 M09:祈りの花 披露数:2回目
    CINDERELLA MASTER 048(17/03/15)より
    作詞・作曲・編曲:トリ音
    歌:高田憂希

 M10:青空リレーション 披露数:4回目
    STARLIGHT MASTER 06(16/10/26)より
    作詞:Apis
    作曲・編曲:岡野裕次郎

    歌:金子有希

 M11:おかしな国のおかし屋さん 披露数:5回目
    STARLIGHT MASTER 05(16/08/31)より
    作詞:Mitsu、佐藤貴文
    作曲・編曲:佐藤貴文

    歌:大坪由佳

 M12:オルゴールの小箱 披露数:6回目
     Cool jewelries! 002(17/05/24)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:高橋浩平

    歌:青木、飯田、渕上、松井、村中

 M13:パステルピンクな恋 披露数:3回目
    Cute Jewelies! 002(14/12/31)より
    作詞:marhy
    作曲・編曲:内田哲也

    歌:藍原、大坪、下地、高森、種﨑

 M14:SUN♡FLOWER 披露数:4回目
    SUN♡FLOWER(17/06/28)より
    作詞:坂井竜二
    作曲・編曲:山崎真吾

    歌:金子、木村、高田、春野、山本

 M15:Star!! 披露数:34回目
    ANIMATION PROJECT 01(15/02/18)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:田中秀和

    歌:出演者全員

 M16:Take me☆Take you 披露数:5回目
    Take me☆Take you(16/11/16)より
    作詞:渡部紫緒
    作曲・編曲:坂部剛

    歌:高田、高森、種﨑

 M17:Frozen Tears 披露数:2回目
    STARLIGHT MASTER 08(17/02/01)より
    作詞:磯谷佳江
    作曲:小野貴光
    編曲:玉木千尋

    歌:渕上舞

 M18:Memories 披露数:6回目
    ANIMATION PROJECT 02(15/03/18)より
    作詞:貝田由里子
    作曲:ESTi
    編曲:ESTi、kyo

    歌:渕上、松井

 M19:Neo Beautiful Pain 披露数:2回目
    STARLIGHT MASTER 11(17/05/31)より
    作詞・作曲・編曲:AJURIKA
    歌:松井恵理子

 M20:生存本能ヴァルキュリア 披露数:7回目
    STARLIGHT MASTER 04(16/07/27)より
    作詞:朝倉路
    作曲・編曲:渡部チェル

    歌:青木、金子、木村、春野、村中

 M21:Tulip 披露数:11回目
    STARLIGHT MASTER 02(16/05/18)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:石濱翔

    歌:藍原、飯田、大坪、種﨑、山本

 M22:夕映えプレゼント 披露数:12回目
    ANIMATION PROJECT 02(15/03/18)より
    作詞:遠藤フビト
    作曲:Yoshi
    編曲:Yoshi、滝澤俊輔

    歌:出演者全員

 E01:M@GIC☆ 披露数:12回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 07(15/11/25)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:田中秀和

    歌:出演者全員

 E02:お願い!シンデレラ 披露数:95回目
    お願い!シンデレラ(13/04/10)より
    作詞:marhy
    作曲・編曲:内田哲也

    歌:出演者全員


 初披露曲は『Nothing but You』、『祈りの花』、『Frozen Tears』、『Neo Beautiful Pain』の4曲。『Frozen Tears』から、まさかの『Memories』を挟み、『Neo Beautiful Pain』へ繋ぐ流れは、間違いなく福岡公演の見所・聴き所。まずは『Frozen Tears』。渕上さんの歌声とダンスには、伝える力をいつも感じます。その表現力がありながら、MCパートで「頑張るのは嫌い」と逆説的なことを言いきってしまうのもまた魅力。諦めなかった人から出てくる言葉とは思えないところが味わい深いというかなんというか。続いて、LOVE LAIKAの曲『Memories』。奈緒と加蓮、キャラクター同士という観点からもそうですが、渕上さんと松井さんが先輩後輩関係という観点からでも、この2人がこの曲を歌う意味を勝手に感じて、良きものを観させて貰ったなという気持ちに。そして、渕上さんからのバトンを受け取っての『Neo Beautiful Pain』。光の柱が、土砂降りの雨の様にステージを照らし続け、やがて光の柱は細かい閃光となって高速で走っていくという、どんだけ照明に気合入ってるんだと思わずにはいられない演出からスタート。ダンサーさんのダンスもここは魅せ所だと激しい動き。これに対して松井さんは、かなりプレッシャーがかかっていたでしょうが、いつもの全身全霊で立ち向かう姿勢でこの曲を表現されていました。歌の上手い下手は関係なく、とにかく伝わってくるものがあるという。自らの提言でダンスの振りを増やしたと話されていましたが、そうせざるを得ないぐらいの大役を任されたのだなと思ったのでした。

 当日は城ヶ崎莉嘉の誕生日。最初の挨拶の際に話題となり、みんなでお祝い。これに対して、感動のあまり豚骨スープ(涙)を目から流す山本さん。このあとすぐに、パワーを使うであろうソロ曲『SUPERLOVE☆』を披露。まだ気持ちの整理ができていないままといった様子でしたが、今まで以上に莉嘉を感じながら歌えたのではないでしょうか。そういえば、姉の美嘉が歌う『Tulip』を莉嘉が歌いました。これは誕生日を迎えて1つ大人になったご褒美だったのかもしれません。

 ライブイベント初出演は春野さん。『おかしな国のおかし屋さん』では、王子様役を担当。これまでの格好のよい王子様とは違いましたが、上田鈴帆が目立ちどころで目立てたと解釈しますと適任だったのかも。笑顔が魅力的で、面白さよりも可愛さが目立っていたように感じました。次は太陽の着ぐるみでの登場に期待!ライブイベント初出演ではなかったですが、アニバーサリーライブとしては初出演となった高田さん。髪が伸びたとのことで、依田芳乃の髪形を再現された姿は、ミリオン4thライブでの高橋未奈美さんを彷彿とさせられました。『祈りの花』を初披露。普段は明るいキャラクターの彼女が、芳乃としてステージに立ち体現する。見た目だけでなく立ち振る舞いもまた芳乃でした。

 4thライブで初出演だった下地さんと木村さん。当時は見るからに緊張されていたのですが、見違えるようなパフォーマンスを見せてくれました。歌うので精一杯のところから、自身が演じるキャラクターを表現するところまでグレードアップしていたのには驚かされました。初出演がさいたまスーパーアリーナの様な巨大な会場では緊張するのも当然。(反面、種﨑さんみたいに最初から空気に呑まれない方もいますが)今回の様に1会場2公演ですと、1回目で得た経験を2回目に活かせますので、以前よりも大分リラックスしてステージに立てたのではないでしょうか。

 公演終了時間は、開演時間が早かったので19時前。アイマスのライブが終わったのにも拘らず、まだ外が明るいという不思議。これには、SideMのグリーティングツアー広島公演でもそうだったなと過去の記憶がよぎりました。さて、福岡公演のセンターは大坪さんでした。CINDERELLA MASTERシリーズ第1段メンバー。アイマスのファンからアイドル役になったキャストとしては1人目になるのでは。実は別作品でもセンターを務められているので、若いのに経験豊富。MCパートで盛り上がった『好いとうよ選手権』は彼女の発案。アイデアマンでもあり、その場にいてくれるだけで不思議と安心感に溢れる存在。そんな彼女の「アイマスですよ!アイマス!!」の言葉は、静岡公演の佳村さんとはまた別のシンデレラガールズストーリーを感じるものとなりました。

【ライブレポート】この公演で一番印象に残ったのは彼女の笑顔『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 幕張公演』

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イベント詳細

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR
Serendipity Parade!!! 幕張公演

開催日:2017/07/09
    開場15:00 開演16:00
会場:幕張メッセイベントホール(千葉県)
料金:8,700円
出演者:
福原綾香(渋谷凛役)、原紗友里(本田未央役)、五十嵐裕美(双葉杏役)、今井麻夏(佐々木千枝役)、金子真由美(藤本里奈役)、佐藤亜美菜(橘ありす役)、立花理香(小早川紗枝役)、原田彩楓(三船美優役)、藤田茜(水本ゆかり役)、三宅麻理恵(安部菜々役)、杜野まこ(姫川友紀役)、山下七海(大槻唯役)、佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)、ルゥ ティン(塩見周子役)、和氣あず未(片桐早苗役)


 ・出演者感想まとめ

1日目はライブビューイングで鑑賞、翌日は現地へ


 これまでは現地参加のみで、ライブビューイング(LV)には参加していなかったのですが、幕張公演については1日目をLVで観てみました。各公演2日目のチケットは確保できていて、どうせなら初見で楽しみたいと、LVは利用しないつもりでしたが、2日目からではどうしても1日目の話題についていけない辛さがありましたので、ここにきての初参加。全体を見渡すことはできないものの、現地ではアリーナ後方の場合だと視界不良があるので、そういったストレスがなく楽しめるのは大きいものです。(後方の座席であった石川公演はLVで観た方が良かったなとつくづく思う)一番大きいのは終わったらすぐ帰れる気軽さだったりします。

 翌日、行き慣れた海浜幕張駅へ。なんだか帰ってきた感が強く、遠方にはるばるやってきた感じがないまま、いつもの最短ルートで物販エリアに直行。この日は炎天下。並ばずに会場限定CDは購入できたのですが、並ぶことになっていたらぶっ倒れていたかもしれないという酷い暑さ。少しの時間だけ外に居たのですが汗だくの状態に。これはダメだと、すぐに屋内に入り込んだのでした。

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 イオンモール幕張新都心でマッタリしすぎた為に、急ぎ足で幕張メッセイベントホールへ。CD先行で当選したチケットでしたので、ステージ下手側付近で、目前にはステージという最高の位置。ステージ上手側であった大阪公演と逆の位置となりました。開演前にスタッフの方がステージの各ブロックにハンドマイクを置かれていました。開演した後に旗を持って出演者の皆さんが入場するのですが、各ブロックに旗を置いてから、このマイクを持つ流れ。終演の際、今度は旗を持って退場していくのですが、ここで元の場所にマイクを置いて退場してしまう山下さんを目撃したのでした。夏の夜にマイクが1本横たわる。

セットリスト(全24曲)


 M01:Shine!! 披露数:13回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 01(2015/08/05)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:滝澤俊輔

    歌:出演者全員

 M02:Radio Happy 披露数:3回目
    CINDERELLA MASTER 041(2016/03/02)より

    作詞:MC TC
    作曲・編曲:Taku Inoue

    歌:山下七海

 M03:ステップ! 披露数:3回目
    Tulip(2016/05/18)より
    作詞:Manami
    作曲:no_my
    編曲:岡野裕次郎

    歌:原紗友里

 M04:スローライフ・ファンタジー 披露数:4回目
    BEYOND THE STARLIGHT(2017/02/01)より
    作詞:八城雄太
    作曲・編曲:田中秀和

    歌:五十嵐裕美

 M05:あいくるしい 披露数:7回目 
    あんきら!?狂騒曲(2017/05/31)より
    作詞・作曲・編曲:田村歩

    歌:金子、立花、藤田

 M06:NUDIE★ 披露数:7回目 
    ハイファイ☆デイズ(2016/06/22)より
    作詞:小金井つくも
    作曲・編曲:TAKT
    歌:佳村はるか


 M07:薄紅 披露数:4回目
    ラブレター(2017/03/01)より

    作詞:古屋真
    作曲・編曲:kyo

    歌:立花理香

 M08:in fact 披露数:5回目
    CINDERELLA MASTER 036(2015/11/18)より
    作詞・作曲:Maiko Fujita
    編曲:Maiko Fujita、川田瑠夏

    歌:佐藤亜美菜

 M09:この空の下 披露数:6回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 04(2015/10/07)より
    作詞:Funta3
    作曲・編曲:Funta7

    歌:五十嵐、佐藤、ルゥティン

 M10:AnemoneStar 披露数:3回目
    Snow Wings(2016/03/30)より
    作詞・作曲・編曲:yasushi

    歌:福原綾香

 M11:命燃やして恋せよ乙女 披露数:2回目
    命燃やして恋せよ乙女(2017/08/09)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:TAKT

    歌:原田、三宅、和氣

 M12:アタシポンコツアンドロイド 披露数:13回目
    Cute jewelries! 001(2013/10/09)より
    作詞・作曲・編曲:ササキトモコ
    歌:五十嵐、金子、立花、藤田、三宅

 M13:Nation Blue 披露数:14回目
    Cool Jewelies! 001(2013/09/25)より
    作詞・作曲・編曲:遠山明孝
    歌:福原、今井、佐藤、原田、ルゥティン

 M14:SUN♡FLOWER 披露数:2回目
    SUN♡FLOWER(2017/06/28)より
    作詞:坂井竜二
    作曲・編曲:山崎真吾

    歌:原、杜野、山下、佳村、和氣

 M15:BEYOND THE STARLIGHT 披露数:10回目
    BEYOND THE STARLIGHT(2017/02/01)より
    作詞:八城雄太
    作曲・編曲:石濱翔

    歌:出演者全員

 M16:Snow Wings 披露数:7回目
    Snow Wings(2016/03/30)より
    作詞・作曲:俊龍
    編曲:俊龍、Sizuk

    歌:福原、原、今井、金子、山下、佳村

 M17:Can't Stop!! 披露数:5回目
    CINDERELLA MASTER 037(2015/11/18)より
    作詞:磯谷佳江
    作曲:小野貴光
    編曲:小野貴光、玉木千尋

    歌:和氣あず未

 M18:メルヘン∞メタモルフォーゼ! 披露数:4回目
    ラブレター(2017/03/01)より
    作詞:八城雄太
    作曲・編曲:佐藤貴文

    歌:三宅麻理恵

 M19:With Love 披露数:2回目
    STARLIGHT MASTER ?(未発売)より
    作詞:絵伊子
    作曲・編曲:渡部チェル

    歌:福原、藤田、杜野、ルゥティン、和氣

 M20:Take me☆Take you 披露数:3回目
    Take me☆Take you(2016/11/16)より
    作詞:渡部紫緒
    作曲・編曲:坂部剛

    歌:原、原田、三宅

 M21:Tulip 披露数:11回目
    Tulip(2016/05/18)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:石濱翔

    歌:今井、立花、杜野、佳村、ルゥティン

 M22:夢色ハーモニー 披露数:12回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 02(2015/09/23)より
    作詞:遠藤フビト
    作曲:内田哲也
    編曲:内田哲也、滝澤俊輔

    歌:出演者全員

 E01:EVERMORE 披露数:9回目
    EVERMORE(2017/02/08)より
    作詞:森由里子
    作曲:小野貴光
    編曲:玉木千尋

    歌:出演者全員

 E02:お願い!シンデレラ 披露数:93回目
    お願い!シンデレラ(2013/04/10)より
    作詞:marhy
    作曲・編曲:内田哲也

    歌:出演者全員


 初披露曲は『命燃やして恋せよ乙女』、『SUN♡FLOWER』、『With Love』の3曲。『命燃やして恋せよ乙女』ではダンサーさん達が着物姿で登場。和テイストな曲は他にもありますが、ここまで歌謡曲テイストなのは他になく、それにあわせた振りはローカル放送局の歌謡曲番組的でそこはかとなく面白い感じに。3人の口上もまた面白かったでした。『SUN♡FLOWER』は、アップテンポの曲でまさに夏の曲。デレステに実装されたら終盤でミスを連続しそうな勢いがあって、歌う立場からすれば体力勝負となりそう。それでも歌いきれるのは、さすがパッションチーム。『With Love』では出演者の皆さんがヴェールをまとっての登場。マイクにはブーケ的な装飾が。この時の杜野さんが美しくて。元々、美形な方なのに、いかんせんパッションな性格をされているので、忘れがちになるのですが、それを思い出させてくれました。

 ライブイベント初出演は藤田さん。そして、アニバーサリーライブ初出演は原田さん。藤田さんは、本人のパーソナルなところは控えめに、水本ゆかりとしてステージに立たれていた印象が。役の声と地声との違いで、ライブで歌うのは辛いのかなと思っていたのですが、そんなことはなく『あいくるしい』でも役を通しての可憐な歌声で歌われていました。(さすがに、いきぐるしかったかもしれませんが)原田さんは、5thアニバーサリーニコ生のイベントに参加された際には、ほぼほぼうつむき加減で、大丈夫かなと心配しながら見守っていたのですが、今回は一生懸命笑顔を見せてくれていました。さらには、『エチュードは1回だけ~千葉県連想ドラマ~』のコーナーでも、杜野さんと共に堂々とエチュードをこなされていて、あの時からの成長を感じられました。『Take me☆Take you』では、初披露の際には他の2人に引っ張ってもらっていた印象があったのが、今回先輩2人を両サイドに従え、立派にセンターを務められていたのは感動でした。

 やっとのこと、シンデレラのイベントで山下さんを拝見。WUGとしては何度も拝見していたのですが、ここにきてようやくです。公演前に投稿されたブログの内容からしてソロ曲のトップバッターを務めるのだなと気付いていたのですが、デビュー当時から見てきた子が、シンデレラでそういう立場になるとは。『Radio Happy』では、これまでの経験に裏付けられた実力を見せ付けてくれたものと思います。先週はWUGとしてロスでイベント。そして、今週はシンデレラ5thライブツアーに参加。続けて再来週からはWUG4thライブツアー7都市14公演のスタートを切る大阪公演。山下七海さんの夏はまだ始まったばかり。

 『in fact』は3rdライブぶりに聴けたのですが、あの時は座席の位置関係で後姿を見つめていて、今回は椅子に座っている後姿を見つめていました。彼女を照らす光が刻々と変化していく中で、どういった表情を見せていたのか。気になるところではあるのですが、歌声から察するに表情にも変化があったのでは。この曲からの『この空の下』。単純に次の曲へいく流れではなく、物語がそのまま続いていく流れ。お互いがお互いの顔を見合すところで安心しあっている姿がとても良い。この曲とは直接関係ないのですが、佐藤さんがメンバーと馴染んでいる感じが見てとれてたのもまた良かったでした。

 アンコールでの『お願い!シンデレラ』で、金子さんが佐藤さんに不意討ち気味にキスをされて、呆気にとられた表情が可愛かったでした。自分からすることはあっても、されることはなかなか無かったのでは。ステージ下手側の席だったからこそハッキリと見られた瞬間の出来事でした。最後に退場される際に、立ち位置的に一番下手であった杜野さんが、生声で感謝の言葉を述べられたのが聞けたのも、ステージ近くの席だったからこそ。最近チケット運が良すぎて、そろそろ不調の波がやってきそうで恐ろしい。

 幕張公演のセンターは佳村さん。この公演で一番印象に残ったのは彼女の笑顔でした。歌う事が苦手だった彼女が楽しそうに歌い踊る姿に、かつて、沼倉さんにアドバイスを受けていた事や、松嵜さんが叱咤激励した話が思い浮かびました。それだけに最後のあの言葉に重みが。想いが溢れてしまったためか、「アイマスですよ!アイマス!!」の言葉を発するのに一呼吸を置くという。彼女の並々ならぬ想いが伝わってきました。


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