HISTORY OF IM@S WORLD

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アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【イベントレポート】あの方を現実でこの目にする日が来ようとは…『アイマスタジオ to you!~SPECI@L T@LKING ULTR@ R@DIO~』

イベント詳細

 アイマスタジオ to you!~SPECI@L T@LKING ULTR@ R@DIO~
開催日:2015/05/23
    開場14:00 開演15:00
会 場:世田谷区民会館大ホール(東京都)
料 金:4,000円
出 演:中村繪里子、今井麻美
ゲスト:平田宏美、原由実、赤羽根健治

出演者関係者感想まとめ


会場内でまさかのYUMIX原さんの声が!?

   アイマスタジオの公開録音イベント昼の部のチケットを手に入れましたので朝から東京へ向かいました。開場時間は14:00でしたが、事前物販が行われましたので12:00頃には会場に到着。物販スペースには偽春香、偽千早Tシャツを着た売り子の方々が。確かに春香でも千早でもないなと思いながら、ラジオCD(パーソナリティのコメント色紙付)を購入。ちなみに、この時にはいくつか売切れの商品がありまして、並んでいる最中にタオルが売り切れてしまいました。

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 食事を済ませ、開演20分前に入場したのですが、会場から出演者の方々の声が聞こえてきました。既になにか始まっているのかと思いきや、今回のゲストの皆さんが、かつてゲストとして登場した回のラジオCDが流れていたのでした。「アイマスタジオ」とは別のラジオ番組「アイマスステーション」でお馴染みのYUMIX原さんの声が聴こえてきたので何事かと思いましたよ。

 ステージ上のスクリーンには、出演者の方への質問と、アイドルマスターの思い出についてのメールが募集されていました。一応、事前にメールを送ろうかとネタを考えていたのですが、結局送らず終いでしたので、ここで送ってみることに。出演者の方々への質問として、「皆さんにはアイドルマスターのオーディションに合格された瞬間がそれぞれあったと思いますが、その瞬間の自分自身に、今の自分から伝えたいことはありますか?」と送ってみましたが採用ならず。残念。


謎のコラボが生まれた、うのよりのコーナー

  いよいよ開演。パーソナリティの中村さん、今井さんが登場。この時会場には、ライブイベントでもないのにサイリウムの光が。前々からライブパートは無いと告知されていたのですが、それでも会場を埋め尽くすサイリウムの光を見て、「ライブやらないよ?」と反応するお2人。ライブやるやらないに拘わらず、サイリウムはアイマスイベントでの必需品。ゲストが登場する際に、そのゲストのカラーに会場が染まりました。

 まずは、いつも通りに普通のお便りコーナーである「うのより」から始まりました。お便りによる質問により、ゲストの皆さんが中村さんから受けた迷惑の数々について語られました。原さんは中村さんからの無茶ブリについて。平田さんは今井さんを含めての迷惑話をされました。それは9thライブでの出来事。ライブ終了後にステージ裏に戻ってきた平田さんは大量のお水を飲みました。ステージ裏にて、残る中村さんと今井さんの帰りを待つのですが、一向に戻ってくる気配がなく、大量のお水を飲んでしまった為、待たされている間に体がブルブル状態に。この迷惑事に対して平田さんは「MCが長くなるなら先に言って!」と話されたのですが、「このイベントならいつでも行ってきていいよ」と返すパーソナリティ。この会話が後々別の展開に繋がるのでした。

 赤羽根さんはアフレコの休憩時間に、中村さんが落としたお菓子を勧められたというエピソードを話されました。これは以前にも聞いたことがありますので、よっぽど印象的な出来事だったのでしょう。その時の様子が当人同士で再現されたのですが、それを見て、赤羽根さんへのぞんざいな扱いに泣けてしまうのでした。当時、それを傍から見ていた今井さん。お菓子を赤羽根さんが食べようとしたら、すぐに止めようとしていたそうです。そして、中村さんも食べようとしたら止めるつもりだったと新情報も出たのですが、食べたら食べたで「(あっ!?食べちゃった!)」黙っていそうな気がしないでもないのでした。

 続いては原さんへの質問。ライブツアーで食べ物がおいしかった所は?という質問に北海道と答えられました。沼倉さんと計画してホテルを予約し、食い倒れの町大阪に住んでいた原さんも唸る北海道の食べ物を堪能。そんな話題が、アイマスタジオの公録イベントを北海道でやりたいという話に変化し、北海道でのイベントをアピールすべく、赤羽根さんが何故だか北海道のシンボルである時計台を演じる羽目に。赤羽根さんが前に出て、時計の針を腕で表現。(逆時計回り)ここで中村さんが時計台に止まる小鳥の役を平田さんに無茶ブリするも無茶ブリ返しをされて、中村さんさん自ら小鳥の役を演じることに。赤羽根さん演じる時計台の針が12:00を刺すと、後ろに隠れていた中村さんが横から出てきて「ぽっぽー」。鳩時計やないか!と思わず突っ込みたくなる謎のコラボでした。


貴重な話が語られたアイマスストーリー

 アイマスストーリーのコーナーへ。このコーナーでは、ゲストが抽選箱からひいた紙に記載された年の出来事について話されました。アイマスの歴史を追っている者としては、とても興味深いコーナーとなりました。


 平田さんがひいたのは2009年。アイドルマスターSP発売時期で、スクリーンにはそのキービジュアルが映されました。

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2009年 (SP、ディアリースターズ発売)

 当時の資料を読みながら話をされたのですが、平田さんが引っかかったのがブラック坂上、ホワイト坂上。これはCD「Colorful Days」、「オーバーマスター」発売記念のシークレットイベントの時の話です。このイベントは2週に分けて行われたのですが、その際に坂上Pが765側のイベントで黒色の衣装、961側のイベントで白い衣装を着ていた時に名乗った名前です。このイベントに参加されていた中村さん、今井さんは当時の話をされ、中村さんからは仁後さんとの腕相撲の話題があがりました。しかし、このイベント。各200人しか参加していないイベントですので、よっぽど詳しい方でないと「ポカ~ン」な話題であったと思うのですが、個人的にはレアなイベントの話が聞けてうれしかったでした。

 この年には初のライブツアーが行われ、12月には「H@ppy Christm@s P@rty!!」が開催。平田さんからはこの時の衣装が可愛かったとの感想が聞けました。実はこのイベントの裏で、アニメ「アイドルマスター」の鳥羽Pと錦織監督との顔合わせがあったのですが、そのことについては残念ながら語られませんでした。


 原さんがひいたのは2015年。資料が薄く、赤羽根さんがその内容を全て読まれました。実際には5月まででも様々な出来事があったのですが、かなり端折られていました。スクリーンには10thのロゴが。平田さんはこのロゴの「th」を見て、ロゴのデザインが「10th」になっていることに今更気付かれたのでした。

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 今から気になる10thライブの話題。ライブのレッスンがまだ始まっていないことが原さんから明かされました。しかしながら、ライブの内容が少しずつ分かり始めてきたとのことで、これからライブへ向けての準備が進み始めるものと思われます。そんな10thライブのチケットを手に入れたかどうかを今井さんが会場の皆さんに質問されたのですが、ほとんどの方が手を挙げられていてビックリ。この場に来られた方々は精鋭ばかりだったようです。


 赤羽根さんがひいたのは2011年。アニメ「アイドルマスター」の放送時期で、赤羽根さんがアイドルマスターに関わり始めた年です。この年をひくとはさすがです。
 

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2011年(アイマス2発売、アニメ開始、シンデレラガールズ配信)

 赤羽根さんがプロデューサー役のオーディションに参加した話を聞くことが出来ました。この年の2月にオーディションが行われ、第3話での雪歩との会話のシーンを演じられたそうです。細かい設定資料は無く、プロデューサーの絵ぐらいしかなかったとのこと。演技指導では包容力が求められたそうです。この話を聞いて中村さんが、春香の際にも設定があまりなかったと話されていました。初めて生み出されたキャラクターである春香と、色をあまりつけたくないプロデューサー。意味合いは違えど、設定が少なかったという共通する話題が出たのは興味深かったでした。


 中村さんがひいたのは2005年。アーケード版稼動時期です。ここでは記者会見(スタートアップミーティング)を行った話題が。これは当時の貴重なお話が聞けるのかと身構えたところ、「あのとき智秋ちゃんのつけヅメがポロポロ落ちてね!」と平田さん。中村さんと今井さんも「拾ってあげた!」と口々に話すのでした。貴重なお話、ありがとうございました…。

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2005年(アーケード版アイマス稼働)


何でも祝うSPECI@L ULTR@ CONGR@TULATIONS

  スペシャルウルトラコングラッチュレーションズと銘打たれたこのコーナー。まずはアイマス10周年にのお祝い。10年選手として平田さんが祝辞を述べられました。さらには、中村さんの一人暮らし1周年や、平田さんが息子さんにプレゼントした椅子が喜ばれたことが祝われ、それぞれ今井さんが祝辞。中村さんへは、まだ家に呼んでもらっていない。平田さんへは、自身と中村さんがこの10年で成しえなかった家族を手に入れたことについて述べられたのでした。

 このコーナーの本題はここから。今月は今井さんの誕生月。長い前置きがありましたが、ここからは今井さんの誕生日を祝うことに。まずは、ゲストを代表して原さんが祝辞。しかし、手が震えていて様子がおかしい原さん。いつものようにお水を大量に飲んでしまった為、9thライブの平田さん状態に。「いつでも行ってきていいよ」と前もって言われていたので原さん、途中退場されてしまいました。うのよりでのあの会話は、原さんが退場する複線だったとは驚きでした。

 原さんが退席中に角界の著名人からの動画コメントがスクリーンに流されました。今井さんはフィギュアスケートの大ファン。そこであの有名なスケーターである「バネシェンコ」さんからのコメントです。とってつけたような金髪と大きな鼻が特徴的な彼が、ロシア語風な日本語で今井さんを祝います。ロシア語なまりがきつすぎるのと早口が相まって何を言っているのかよく分からなかったのですが、今井さんを祝う気持ちが前に出すぎて興奮状態だったのでしょう。最後は、回転椅子を自ら回してトリプルアクセルを披露。調子が悪かったのか、椅子の回転が弱く、終いには無理やり回転されていました。有り難いコメントを頂いた今井さんは、余りの感動にその場で崩れこんでしまいました。

 続いてのコメントは、あの有名なプロレスラーである「ブルーフェザーマスク」さん。色々と話されていた気がしますが、すみません。内容は何一つ覚えていません。覚えているのは、ブルーフェザーマスクさんの脇を不自然に隠し続ける赤と青のパンダのみ。ブルーフェザーマスクさんが動くたびに、恥部を隠そうとパンダが連動して動く姿は、どうしようもないの一言でした。


あの方を現実でこの目にする日が来ようとは…

 平田さんと、戻ってきた原さんから今井さんへプレゼントが渡された後、中村さんと番組スタッフからのプレゼントが。以前から今井さんは、春香に祝って欲しいと番組で話されていましたが、それがいよいよ叶えられます。中村さんは準備の為に一旦退場。しばらくしたら、スクリーンに春香が映し出されて、裏で中村さんが声を入れるのかと思いきや、ステージ上に春香のお面を被った中村さんが赤羽根さんに付き添われて登場。偽春香Tシャツの上にデニムのジャケットを羽織った姿はまるでホメ春香のよう。まさかあなた様を現実で目にすることになるとは、人生何があるか分からないものです。


 無機質な表情を浮かべる春香に恐ろしさを感じた今井さん。ステージ下手側に逃げてしまいました。そんな今井さんに対して、「口を開けてしゃべれるよ」とお面を上にずらし始める中村さん。さらに絵面がひどいことに。さらに怖がらせてどうする!

 なんとか今井さんをステージ中央に呼び戻した後、今井さんが両手で目をふさいだ状態で、春香からアサミンゴスP(今井さんのP名)にお祝いの言葉が。お面を被った中村さんが、お面越しなので少し篭った声で今井さんに話しかけ、話しかけられている当人は会場側を向いて両手で目を覆っている。これを見て、会場からは終始笑いを堪える声が聞こえてきたのですが、春香の言葉そのものは至極真っ当なもので、目をふさいでいた今井さんは満更でもなかった様子でした。

 会場を色んな意味で沸かせた春香さんは赤羽根Pに連れられ、おぼつかない足取りで退場。765プロに帰ったのか、それとも今は無きHOMEの世界に還ったのか。夜の部では分身して戻ってきたと風の噂で聞きましたが、お願いです。成仏してください。


ホメ春香さんが拝めただけでも来た甲斐あり

  2時間弱の公演が終了。まだキャストが全員はけていないうちに、足早に会場をあとにする方をちらほら見かけました。おそらくは、TrySail(麻倉さん、雨宮さん、夏川さんのユニット)のファーストライブの会場に向かったのでしょう。そんなTrySailのライブや公録夜の部のチケットを持っておらず、仕方無しにそのまま帰路につくのでした。分身したホメ春香さん。怖いもの見たさで見たかった!


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