HISTORY OF IM@S WORLD

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アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【イベントレポート】「ドームですよ!ドーム!」が実際に叶った瞬間『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!打ち上げパーティー』

イベント詳細

THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!
打ち上げパーティー

開催日:2015/02/15
    開場16:00 開演:17:00
会 場:Zepp Tokyo(東京都)
料 金:5,940円 ドリンク代:500円
出 演:中村繪理子、今井麻美、平田宏美、釘宮理恵、沼倉愛美、原由実、浅倉杏美、滝田樹里、赤羽根健治、木戸衣吹、大関英里、渡部優衣、伊藤美来、雨宮天、夏川椎菜、麻倉もも、坂上陽三、石原章弘、中川浩二、鳥羽洋典、高橋佑馬

出演者Twitterまとめ


風に流されながら打ち上げ会場へ

  セハガールのイベント終了後にお台場へ移動。ここで間違えてはいけないのは、会場はZepp Tokyoだということ。お台場にはZepp DiverCityもあるのですが、間違えてそちらに行かれてしまった方が結構いたようです。そう、自分も…。「あれ?誰もいないな…」と思うと同時に「あっちか!」と気付き、体が飛ばされるぐらいの強風の中、急いでZepp Tokyoへ向かったのでした。



 会場に到着。開場時間からしばらく経っていましたので、待ち時間なくスムーズに会場内へ。会場内では、本日のプログラムが掲載された小さなパンフレット(シアタービューイング会場でも配布)とラッキーチケットを貰いました。これはシアタービューイング終了後にプレゼント抽選会をする流れになるなと察知。その後、すぐにドリンク交換して、打ち上げパーティーのロゴがデザインされたペットボトルホルダー付のドリンクを頂きました。これは記念になります。色は数種類あったようですが、自分のものはグリーンでした。選んだ飲み物によって違ったのかランダムなのか詳細は分からず。

 フラワースタンドと会場内に展示されていましたダンボールに描かれた絵を撮影。終演後も撮影可能とアナウンスされていましたが、それでは帰りの電車に間に合わなくなりますので開演前に一通り撮影したのでした。写真撮影中に、平面の枠に複数の花が敷き詰められている変わったフラワースタンドを発見。なんだろうなと思って見ていたのですが、「みんないっしょだよ」の文字を見て納得。原由実さんがニコ生で描いていた絵をお花で再現していたものだったのです。しかし、元ネタを知らなければ、「ミンナイッショダヨ…」って、ただただ恐ろしいものが贈られてしまっているなと思うばかりでしょうね。





 頂いたパンフレットにはプログラムと挨拶文が掲載。プログラムの内容については以下の通りです。

<<打ち上げパーティプログラム>>
 ご挨拶
 乾 杯
 余興その1
 (クイズ「パネルクイズ!アタック765」)
 祝電披露
 余興その2
 (朗読劇「アリーナライブの打ち上げパーティー」)
 余興その3
 (ライブコーナー)
 謝 辞
 本締め

 挨拶文は坂上総合プロデューサーでも石原総合ディレクターのものではなく、社長からの挨拶。高木順一朗会長、高木順二朗社長の連名となっていました。


ご挨拶、そして乾杯

 社長の挨拶から打ち上げパーティーがスタート。イベントに関する諸注意はプロデューサー役の赤羽根さんが担当されるのかと思っていたのですが、こちらも社長でした。まずは765プロのメンバーが登場し、私服姿で『THE IDOLM@STER』を披露。最近は大人数が私服姿で歌うことは少なく、それを懐かしむほど昔のイベントに参加していない自分にとっては、新鮮に映りました。ステージに立つ9thライブツアーの面々を見て、なんだか9thの打ち上げ気分に。9thのメンバーの中では下田麻美さんが欠席されていましたが、止むに止まれずの事情があったのでしょう。こちらも欠席、たかはし智秋さんは、加古川の向こう側へ行かれていたようです。

 765プロメンバーに引き続いて、プロデューサー役の赤羽根さんとミリオンスターズが登場。劇場版の出演陣がステージ上に並び立つ姿は壮観。ダンサーチームが揃うのは劇場版の舞台挨拶以来で、全員が揃って765プロメンバーとステージに立つのは初となりました。今回出演されたメンバー、スタッフも含め、初めて拝見したのが赤羽根さんのみ。キャストの皆さんより、スタッフの皆さんを拝見する機会が多いという不思議なコンテンツです。

 出演者にはピンク色のペットボトルホルダー付の飲み物が配られ、社長による乾杯の音頭により全員で乾杯。余興その1「パネルクイズ!アタック765」へ。


余興その1「パネルクイズ!アタック765」

  このコーナーはその名の通り某長寿クイズ番組のような内容。765プロチームとミリオンスターズ(+赤羽根さん)に分かれてのクイズ対決。9つのパネルにそれぞれ映像クイズが用意され、解答チームはそのパネルが自チームのものとなり、縦横斜め、3つ揃えば賞品が貰えるというもの。賞品は、合宿先の舞台である福井県特産物と言う名の酒の肴。この日、妙にテンションが高かった釘宮さんは賞品に興味津々。ステージ上に持ってこられた賞品を自ら見に行って、商品をゲットする気まんまんな姿が見られました。

 「(ダンサーチームの)挨拶シーンの絵コンテに書かれている星梨花の芝居の指示は?」というクイズの出題時に、その挨拶シーンが流れたのですが、その際に七尾百合子役の伊藤さんが、百合子が挨拶しているのを真似していたのが印象に残りました。あれはシアタービューイングでも映像が抜かれていたのでしょうか。

 クイズの答えを考える際には客席側を意識せず、両チームともにガチな相談を始めるという真剣さ。全舞台挨拶の総移動距離(11,522km)や、坂上総合プロデューサーの好きなおにぎりの具(チーズしそひじき)など、誰が分かるのかとツッコミたくなるようなクイズが出題されましたが、最終的にはミリオンスターズが勝利。未成年がいる中で、あの酒の肴をどう分配したのか気になるところであります。


祝電披露

  ここからは、坂上総合プロデューサー、石原総合ディレクター、中川サウンドプロデューサー、鳥羽プロデューサーが参加。祝電披露として、まずは劇場版の監督である錦織監督からの手紙が赤羽根さんにより代読されました。劇場版が公開されてから1年以上、その劇場版のBDが発売されてから数か月経っての打ち上げパーティー。様々な展開が進行し続けているアイドルマスターの中で、過去を振り返ってみるもまたいいのではないかということを語られていました。これからのことが多すぎて、なかなかそういう機会であったり、時間がなかったりするのですが、こういったイベントに参加する事や映像を見返すことで、新たな発見があるかもしれません。

 今回出席できなかった、たかはしさん、長谷川さん&下田さん、仁後さんからのビデオレターが流されました。「セクシーの向こう側からこんにちは」された、たかはしさんの映像を見た平田さんがその場で崩れこみ、ビデオレター終了後すぐに平田さんと他の765プロメンバーで、「うちのたかはしがすみません!」と謝罪したのでした。これが765プロ一門のお約束か。最後に、若林さんからの手紙が中村さんによって代読され、若林さんらしい、律子からプロデューサーへ贈る言葉で締める内容で、会場から拍手が沸き起こりました。

 本日、2月15日は浅倉さんの誕生日。そして、平田さんの誕生日も近いという事で、誕生日祝いのサプライズが。会場全員によるバースデーソングでお祝い。そして、お2人には錦織監督からの色紙がプレゼントされました。当然、平田さんの色紙には真、浅倉さんには雪歩が描かれていたのですが、真の色紙に食いつく浅倉さん。あなたは雪歩か。サイリウムをケーキに立てられた蝋燭に見立てて、2人が息を吹きかけて消していくといったことも行われました。

 ここで一旦、女性陣は降壇して、ステージ上には男性陣のみに。ここでは劇場版公開前から公開後までの出来事を年表と共に振り返えられました。劇場版製作の締切日当日で完成した話で、製作現場では最後の最後までやりとりをされていた状況を聞き、その話を聞いているだけでどっと疲れてしまうのでした。


余興その2 朗読劇「アリーナライブの打ち上げパーティー」

  女性陣が、この日の為に製作されたパーカーを着て再び登壇。劇場版でのアリーナライブ終了後の打ち上げパーティーの様子が描いた朗読劇が披露されました。ステージ左手が765プロメンバー、右手がミリオンスターズメンバー。総勢16名による朗読劇です。765プロのメンバーが先輩として、ミリオンスターズのメンバーをもてなすといった内容でしたが、プロデューサーが仕事中のアイドルを迎えに出かけている中で、765プロメンバーが先輩らしく振舞えるかが焦点に。劇場版ではライブ前の準備段階のシーンが多く、緊張感が漂っていましたが、それとは対照的に明るい内容。ミリオンスターズのメンバーもそれぞれが個性を発揮していたように思いました。特に百合子が飛ばしていたような…。朗読中は会場にコールや拍手を促すなど、参加型な企画となりました。個人的に印象に残ったのは、ガヤのシーン。おそらくこのシーンはアドリブ指定なんでしょうが、それぞれが自由に演技されている姿に役者を感じたのでした。

 朗読劇後に「THE IDOLM@STER 輝きの軌跡」を上映。過去を振り返る映像に、小鳥さんが歌う「君が選ぶ道」をBGMして、泣かせてみせましょうといった卑怯な内容。これを見ていち早く泣いてしまう浅倉さん。続いて釘宮さん、滝田さんも泣いていた様子。この映像の最後で、10周年を記念したライブイベント「10th Anniversary Live THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」を7月18日、19日の2日間、西武ドームで開催されることが発表されました。このとき、ずっと手を握りあっていた中村さんと今井さんにぐっときてしまいました。会場内の照明が落ちていましたので、シルエットで見える2人の姿がもうね…。このライブイベントの他にプロデューサーミーティングイベントも行われるようで、アイドルマスターはまだまだ走り続けてくれるようです。


余興その3「ライブコーナー」

M01:THE IDOLM@STER 披露数:57回目
   MASTERPIECE 01(2005/09/28)より
   作詞:中村恵 作曲・編曲:NBGI(佐々木宏人)

   歌:中村、今井、平田、釘宮、沼倉、原、浅倉、滝田

M02:M@STERPIECE 披露数:17回目
   M@STERPIECE(2014/01/29)より
   作詞:yura 作曲・編曲:神前暁

   歌:出演者全員

M03:虹色ミラクル 披露数:4回目
   劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』
   挿入歌 虹色ミラクル(2014/08/13)より

   作詞:森由里子 作曲:NBSI(中川浩二) 編曲:NBSI(kyo)

   歌:出演者全員


 ライブコーナーでは、765プロ、ミリオンスターズのメンバー全員での「M@STERPIECE」と「虹色ミラクル」が披露されました。ミリオンスターズとしては、劇場版ではダンサーチームとしての参加ですので劇中では歌っていない曲。それを765プロのメンバーと歌う。そのシチュエーションだけで泣けてしまいます。そんな想いが赤羽根さんにもあった様で、その光景が見れて夢が叶ったとおっしゃられていました。ステージの横からそれを見るとは、まさにプロデューサー気分でしたでしょうね。


謝辞、そして本締め

 石原ディレクターから若林さんの出産報告がありました。それを聞いた今井さんが後ろを向いて泣き出した姿に、出産について既に情報を知っていたこちら側も泣けてしまいました。

 中村さんが最後の挨拶でドームでのライブ開催について語られました。昔はライブの最後に「ドームですよ!ドーム!」と希望を込めて発していた言葉が、いつのころからか「アイマスですよ!アイマス!」に。ドームでのライブ開催が夢ではないのではないかという想いと共に、その夢が叶うことで終わってしまうのではないかという怖さからこの言葉の変化があったようです。そして、遂にドームでの開催が決定。それを発表した今は、会場からの祝福を受けて、ここが終わりではなく始まりだと語られたのでした。

 最後は赤羽根さんが音頭をとって一本締めとなりました。このとき、ステージの中央にいる赤羽根さんを出演者の皆さんが囲んで見つめている光景を見て、「お!プロデューサーしているな!」と感じたのでした。(お前は今まで感じていなかったのか)


シネマビューイング終了後に行われたプレゼント抽選会
 シネマビューイング終了後に現地ではプレゼント抽選会が行われました。サイン入り劇場版台本や、7thライブで展示されていた、アニメスタッフ一同からイラスト、メッセージが入った大型ボードといった過去のお宝まで大放出。このプレゼントの抽選方法は、入場時に配られた抽選券に記載された4桁の数字が、出演者の方の「スタート」、「ストップ」の掛け声で決まった当選番号と一致すればプレゼントされるというもの。ここで麻倉さんが、スタートと言う段取りを理解しておらず、なかなかスタートと言わないというお約束を見せてくれました。もちょはぶれない。

 自分が貰った抽選券には、春香と可奈の2ショットのシーンがデザイン。デザインが数種類あったようですが、一体何種類あったのでしょうか。自身の抽選番号が0150だったのですが、当選番号0159、1050と無駄に驚かせる番号が続出したものの結果、当選は無し。しかしながら、このデザインの抽選券が貰えただけで満足でした。 全てのプレゼント当選発表が終わった後、司会を務めた高橋佑馬さんから、打ち上げパーティーのロゴがプリントされたTシャツが来場者全員にプレゼントされることが発表され会場は大盛り上がり。そのTシャツは退場時に頂きました。



 なんだかんだで、8時20分頃に打ち上げパーティー終了。パーティーの余韻を楽しむ時間もなく帰路へ。「ドームですよ!ドーム!」が実際に叶う瞬間に立ち会うことが出来て、本当に運が良かったなと実感するイベントでした。そして、浅倉さんの誕生日、若林さんの出産報告が重なるとは。2015年2月15日は特別な日となりました。さて、「10th Anniversary Live THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015」のチケットが無事ゲットできるのかどうか。そんな心配をしつつも、ホテルを颯爽と予約してしまうのでした。おしまい。

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