HISTORY OF IM@S WORLD

HISTORY OF IM@S WORLD

アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【ライブレポート】心情を綴った歌詞が歌う者にどストレートに伝わった『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 石川公演』

TOP > イベントレポート > 記事

イベント詳細

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR
Serendipity Parade!!! 石川公演

開催日:2017/05/28 開場15:00 開演16:00
会 場:石川県産業展示館・4号館(石川県)
料 金:8,700円
出演者:
青木瑠璃子(多田李衣菜役)、飯田友子(速水奏役)、大坪由佳(三村かな子役)、金子有希(高森藍子役)、洲崎綾(新田美波役)、髙野麻美(宮本フレデリカ役)、高橋花林(森久保乃々役)、種﨑敦美(五十嵐響子役)、津田美波(小日向美穂役)、長島光那(上条春菜役)、花守ゆみり(佐藤心役)、原優子(向井拓海役)、春瀬なつみ(龍崎薫役)、牧野由依(佐久間まゆ役)、安野希世乃(木村夏樹役)


出演者感想まとめ


劇場版アイマスのイベント以来でサンダーバードに乗車

 特急サンダーバードで金沢へ。サンダーバードに乗車するのは、劇場版アイドルマスターのイベントが福井で行われたとき以来。時が流れてシンデレラで再び利用することになるとは。ミリオン3rdライブツアーの際には全てLVでの参加でしたので実感がなかったのですが、こうして各会場を巡ると様々な場所でライブが行われているのだなと実感します。

 金沢に到着。開場時間までしばらくありましたので金沢市内を散策。結構な頻度でライブTシャツを着ている方々に遭遇しました。過去のイベントで販売されたTシャツを着ている方もいて、中でもCAT & ROCKのTシャツは、分かる人しか分からない、さりげなさが良いなと感じたのでした。

 ルマンドアイスが話題になっていたので食べてみようとコンビニを探してみたのですが見つからず。これは金沢駅付近では買い占められているなと察知し、会場へ行く途中のコンビニで買うことに。思惑通り、駅から離れたところで購入できたのですが残り3個。ルマンドアイスを買い求めている方の多さに驚愕したのでした。パッケージを見てみましたら、販売元は新潟なのに製造元は福岡。製造元では売っていない不思議。封を開けますと、中には4つ割りモナカが。見た目は普通のアイスモナカなのですが、その中にチョコではなくルマンドが入っているというもの。中身がサクサクなので食感は面白い。そして、ボロボロこぼれる。1個食べれば満足なボリュームでした。

 金沢駅から徒歩1時間ほどで、会場がある西部緑地公園に到着。当日はスポーツ大会やサッカーJ2リーグの試合が開催され賑わっていました。人通りが多い中、本人確認を済ませてから会場内へ。今回の会場は本来展示会用スペースですのでスタンド席が無く、ズラッとパイプ椅子が並べられていました。自分の席はEブロックで一番後ろのブロック。宮城公演ではステージの嵩がかなり高かったのですが、今回の会場は天井が低いため、セットの頂点が天井近くになっていました。これではステージ嵩を上げることはできず。座っている状態であればステージの様子がそれなりに見れたのですが、立つと左右のモニターで様子を確認するしかありませんでした。

f:id:huurai0:20170609093833j:plain

f:id:huurai0:20170609093857j:plain


セットリスト(全24曲)

 M01:Yes! Party Time!! 披露数:5回目
   Yes! Party Time!!(17/01/25)より
   作詞・作曲・編曲:Sizuk
   歌:出演者全員

M02:エヴリデイドリーム 披露数:7回目
   CINDERELLA MASTER 021(13/11/13)より

   作詞:八城雄太 作曲・編曲:滝澤俊輔
   歌:牧野由依

M03:恋のHamburg♪ 披露数:3回目
   CINDERELLA MASTER 045(16/03/02)より
   作詞・作曲:柿埜嘉奈子 編曲:kyo
   歌:種﨑敦美

M04:青空リレーション 披露数:2回目
   STARLIGHT MASTER 06(16/10/26)より
   作詞:Apis 作曲・編曲:岡野裕次郎

   歌:金子有希

M05:私色ギフト 披露数:4回目 
   ANIMATION PROJECT 2nd 02(15/09/23)より
   作詞:朝倉路 作曲・編曲:渡部チェル

   歌:髙野、高橋、花守、春瀬

M06:おかしな国のおかし屋さん 披露数:3回目
   STARLIGHT MASTER 05(16/08/31)より
   作詞:Mitsu、佐藤貴文 作曲・編曲:佐藤貴文

   歌:大坪由佳

M07:空と風と恋のワルツ 披露数:3回目
   STARLIGHT MASTER 04(16/07/27)より
   作詞・作曲・編曲:トリ音

   歌:津田美波

M08:ヴィーナスシンドローム 披露数:5回目
   CINDERELLA MASTER 019(13/05/22)より
   作詞:古屋真 作曲・編曲:kyo
   歌:洲崎綾

M09:あいくるしい 披露数:4回目
   STARLIGHT MASTER 11(17/05/31)より
   作詞・作曲・編曲:田村歩美
   歌:牧野、飯田、大坪

M10:オルゴールの小箱 披露数:4回目
   Cool Jewelries! 002(14/12/17)より
   作詞:森由里子 作曲・編曲:高橋浩平

   歌:青木、飯田、洲崎、高橋、長島

M11:絶対特権主張しますっ! 披露数:3回目
   Passion Jewelries! 002(14/12/24)より
   作詞:坂井竜二 作曲・編曲:山崎真吾
   歌:金子、花守、原、春瀬、安野

M12:キラッ!満開スマイル 披露数:4回目
   LITTLE STARS! キラッ!満開スマイル(17/04/26)より
   作詞・作曲・編曲:ササキトモコ
   歌:大坪、髙野、種﨑、津田、牧野

M13:Star!! 披露数:30回目
   ANIMATION PROJECT 01(15/02/18)より
   作詞:森由里子 作曲・編曲:田中秀和
   歌:出演者全員

M14:Sparkling Girl 披露数:3回目
   STARLIGHT MASTER 04(16/07/27)より
   作詞:磯谷佳江 作曲:細見卓也 編曲:宮崎誠
   歌:青木瑠璃子

M15:Rockin' Emotion 披露数:5回目
   ANIMATION PROJECT 2nd 03(15/02/04)より
   作詞:磯谷佳江 作曲:小野貴光
   編曲:小野貴光、玉木千尋

   歌:安野、原

M16:Hotel MoonSide 披露数:4回目
   CINDERELLA MASTER 34(15/02/04)より
   作詞:MC TC 作曲・編曲:Taku Inoue
   歌:飯田友子

M17:Jet to the Future 披露数:2回目
   STARLIGHT MASTER 10(17/04/19)より
   作詞:磯谷佳江 作曲・編曲:IMAJO
   歌:青木、安野

M18:Love∞Destiny 披露数:4回目
   STARLIGHT MASTER 06(16/10/26)より
   作詞:磯谷佳江 作曲・編曲:kyo
   歌:牧野、津田、青木、金子、花守

M19:Nocturne 披露数:6回目
   STARLIGHT MASTER 14(17/11/08)より
   作詞・作曲・編曲:遠山明孝
   歌:飯田、洲崎、長島

M20:Sweet Witches' Night
   ~6人目はだぁれ~ 披露数:2回目

   STARLIGHT MASTER 13(17/09/13)より
   作詞・作曲:倉本麻衣 編曲:yksb
   歌:大坪、高橋、髙野、種﨑、花守

M21:生存本能ヴァルキュリア 披露数:5回目
   STARLIGHT MASTER 04(16/07/27)より
   作詞:朝倉路 作曲・編曲:渡部チェル
   歌:洲崎、金子、長島、原、春瀬

M22:夕映えプレゼント 披露数:8回目
   ANIMATION PROJECT 02(15/03/18)より
   作詞:遠藤フビト 作曲:Yoshi
   編曲:Yoshi、滝澤俊輔

   歌:出演者全員

E01:M@GIC☆ 披露数:8回目
   ANIMATION PROJECT 2nd 07(15/11/25)より
   作詞:森由里子 作曲・編曲:田中秀和
   歌:出演者全員

E02:お願い!シンデレラ 披露数:86回目
   お願い!シンデレラ(13/04/10)より
   作詞:marhy 作曲・編曲:内田哲也
   歌:出演者全員


 宮城公演から出演者が一新されたことで、歌われた曲もまた一新。『キラッ!満開スマイル』と『お願い!シンデレラ』については続けて歌われましたが、全く別のライブイベントとして楽しめました。1日目と2日目でセットリストは変わり無し。2日目は、10曲目と11曲目をライブの流れに合うように急遽入れ替えられました。『おかしな国のおかし屋さん』に登場する王子役も入れ替わり。(1日目:飯田さん 2日目:安野さん)こういうことができるのも2回公演ならではですね。

 開演前の会場BGMとして流れて、大いに会場を盛り上げてくれる『絶対特権主張しますっ!』。ライブ向けの曲でありながらこれまで披露されたのは2ndライブのみ。今回、2年半ぶりに歌われました。『ヴィーナスシンドローム』については、フルで歌われるのが1stライブぶりとのことで、久々が重なった形に。『ヴィーナスシンドローム』では洲崎さんの気迫が感じられました。石川出身ということで彼女にとっては凱旋公演。その想いがひしひしと伝わってくるパフォーマンスでした。洲崎さんがMCパートで石川弁クイズを出題され、地方公演ならではの要素が。石川公演らしさが感じられたのが曲紹介の場面。「次の曲は、この曲です!」が「次の曲はこの曲やよ~」(通常と違って言い切らない感じ)と石川弁に。方言を使うことで石川公演らしさを演出されていました。

 ライブイベント初出演は花守さんのみ。アニバーサリーライブということであれば高橋さんも初出演となりました。花守さんはMCパートでの話を聞いたところ、出演者の方と一緒にレッスンする機会が少なかった様子。今回のライブでは1人あたり8曲か9曲歌われたのですが、花守さんは9曲で全曲初披露。レッスン機会が少ない中、しゅがはの姉さんをステージ上で見事体現されていました。高橋さんは、デレステでの森久保乃々の視線が泳ぐ様子を再現。(双眼鏡がなければ気付かなかったかも)『私色ギフト』では、最初はおどおどした感じを出しながら、途中から前を向いて笑顔で歌いだす姿に関心。『私色ギフト』の前向きになろうという歌詞に合わせて、1曲の間に乃々の成長を表現されていたのでした。

 ライブのひと区切りでの『夕映えプレゼント』。アンコールに応えての『M@GIC☆』。この、聞き手に歌い伝えるというよりも、歌っている本人にどストレートに伝わってくる曲の連続。「だってシンデレラはがんばりや、でしょ?」自分たちの心情を見透かされたように綴られた歌詞をそのまま歌うからこそ、感情的にも感傷的もなるし、こちらにもまたその気持ちが伝わってくるというもの。この大好きな2曲の繋がりにはやられました。

 最後の挨拶の際に、津田さんが泣いてしまって、それにつられて皆が泣き始めるものの、「Because なぜなら」の迷言を生んだ種﨑さんや、デレステの親愛度MAXの台詞を引用した高橋さんが、涙を笑いに変えてくれました。前回の宮城公演に引き続き、チームが機能していた様で、宮城からのバトンがきちんと繋がっていたのだなと感じられました。今回、センターを務めたのは牧野さん。シンデレラでの実績を考えると青木さんかなと漠然と思っていたのですが、幼少の頃から芸能界にいらっしゃったので芸暦で言えばダントツ。当然と言えば当然だったのかもしれません。松嵜さんに続き、慕われている様子がMCパートでの会話で垣間見えました。通常の公演時間が3時間のところが20分オーバーで終演。これは、MCパートが盛り上がった分のオーバーでしょう。急ぎ足で金沢駅へ。到着したのは20時30頃、お土産コーナーにはたくさんの人たちが。もう既に閉まっているのかなと思っていましたら、稼ぎ時は逃さないのだなと感心したのでした。さて、次は大阪。3箇所目にして初めての両日現地ですので、違いなどを見比べられればなと思います。


©HUURAI | このブログについてプライバシーポリシー