HISTORY OF IM@S WORLD

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アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【ライブレポート】2人のギャップに思わず見蕩れてしまった『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 大阪公演』

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イベント詳細

 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR
Serendipity Parade!!! 大阪公演

開催日:2017/06/09 開場17:00 開演18:00
    2017/06/10 開場15:00 開演16:00
会 場:大阪城ホール(大阪府) 料金:8,700円
出演者:
大橋彩香(島村卯月役)、今井麻夏(佐々木千枝役)、内田真礼(神崎蘭子役)、桜咲千依(白坂小梅役)、大空直美(緒方智絵里役)、鈴木絵理(堀裕子役)、立花理香(小早川紗枝役)、千菅春香(松永涼役)、都丸ちよ(椎名法子役)、新田ひより(道明寺歌鈴役)、松嵜麗(諸星きらり役)、松田颯水(星輝子役)、佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)、ルゥティン(塩見周子役)、和氣あず未(片桐早苗役)


出演者感想まとめ


今回ばかりは観光気分など何も無く大阪城ホールへ

 比較的家から会場までそう遠くない距離でしたので、観光気分など何もなく大阪城ホールへ。この付近にはライブが行える会場が数多くありまして、大阪NHKホール(早見沙織1st)や松下IMPホール(WUG3rd)で近くには来たことがあったのですが、大阪城ホールは初めてでした。そういえば、大阪城公園には『めっちゃすきやねん』のイベントでも来たことが。大空直美さん、松田颯水さん、中島唯さんが出演するラジオ番組のイベント。その際には、颯水さんが不在で、双子の姉である利冴さんがゲストでした。パッと見、普段と何も変わらないんじゃないかと思うも、人格自体は違うものなだと、話の受け答えを聞いて、そう感じたのでした。(颯水さんの一人称は『我(われ)』で、利冴さんは『松田』)そのイベントから半年以上が経過し、大阪城ホールに立つ2人が見られるとは面白いものです。(その時見ていたのは利冴さんだよ!?)

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 石川公演ではそんなに並ばずにスッと会場に入れたのですが、大阪公演は、これまでよりしっかり本人確認がされていたのか、入場待ちの人でいっぱいでした。通例となってきた本人確認。身分証明書は忘れずに。

 1日目はCD先行で当たったスタンド席Hブロック最前列。ステージ右側の直ぐ側に位置していまして、ステージの高さと丁度同じぐらい。スタンド席でありながら出演者との距離が近く、ステージが高いことによる恩恵が受けられました。アンコールのおねシンでは松嵜さんの生声が聞けるほど。さすがはCD先行で引き当てた席でありました。2日目は一般でもぎ取った席ですのでお察しを。

セットリスト(全24曲)

M01:Shine!! 披露数:10,11回目
   ANIMATION PROJECT 2nd 01(15/08/05)より
   作詞:森由里子 作曲・編曲:滝澤俊輔
   歌:出演者全員

M02:はにかみdays 披露数:2,3回目
   STARLIGHT MASTER 01(16/03/30)より

   作詞:森由里子 作曲・編曲:滝澤俊輔
   歌:大橋彩香

M03:にょわにょわーるど☆ 披露数:3,4回目
   STARLIGHT MASTER 07(16/12/07)より
   作詞:夕野ヨシミ 作曲・編曲:ARM
   歌:松嵜麗

M04:cherry*merry*cherry 披露数:3,4回目
   STARLIGHT MASTER 07(16/12/07)より
   作詞:坂井竜二 作曲・編曲:山崎真吾

   歌:大空直美

M05:Flip Flop 披露数:4,5回目 
   STARLIGHT MASTER 11(17/04/19)より
   作詞・作曲・編曲:ミト

   歌:今井、新田、松嵜

M06:モーレツ★世直しギルティ! 披露数:1,2回目
   STARLIGHT MASTER 18(18/06/20)より
   作詞:fumi 作曲:小野貴光 編曲:玉木千尋

   歌:鈴木、和氣

M07→M09:NUDIE★ 披露数:4,5回目
   STARLIGHT MASTER 02 (16/06/22)より
   作詞:小金井つくも 作曲・編曲:TAKT

   歌:佳村はるか

M08:薄紅 披露数:1,2回目
   STARLIGHT MASTER 09(17/03/01)より
   作詞:古屋真 作曲・編曲:kyo
   歌:立花理香

M09→M07:青の一番星 披露数:3,4回目
   CINDERELLA MASTER 039(15/11/18)より
   作詞:夕野ヨシミ 作曲・編曲:ARM
   歌:ルゥティン

M10:キミのそばでずっと 披露数:1,2回目
   Take me ☆ Take you(16/11/16)より
   作詞:荘野ジュリ 作曲:坪田修平 編曲:宮原慶太

   歌:大橋、内田、佳村

M11:桜の頃 披露数:1,2回目
   STARLIGHT MASTER 15(18/03/14)より
   作詞:桜アス恵 作曲:隠田遼平 編曲:坪田修平
   歌:立花、新田、ルゥティン

M12:エチュードは1曲だけ 披露数:1,2回目
   LITTLE STARS! エチュードは1曲だけ(17/05/24)より
   作詞・作曲:俊龍 編曲:Sizuk
   歌:今井、内田、桜咲、千菅、ルゥティン

M13:アタシポンコツアンドロイド 披露数:10,11回目
   Cute Jewelies! 001(13/10/09)より
   作詞・作曲・編曲:ササキトモコ
   歌:大橋、大空、立花、都丸、新田

M14:Orange Sapphire 披露数:13,14回目
   Passion Jewelies! 001(13/10/02)より
   作詞:Funta3 作曲・編曲:Funta7
   歌:鈴木、松嵜、松田、佳村、和氣

M15:BEYOND THE STARLIGHT 披露数:7,8回目
   STARLIGHT MASTER 08(17/02/01)より
   作詞:八城雄太 作曲・編曲:石濱翔
   歌:出演者全員

M16:華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~ 披露数:3,4回目
   CINDERELLA MASTER 006(12/08/08)より
   作詞:東ノ獄彩 作曲:浩川卿中二
   編曲:浩川卿中二、淵ヶ谷増二

   歌:内田、桜咲

M17:Bloody Festa 披露数:2,3回目
   STARLIGHT MASTER 05(16/08/31)より
    作詞:ミズノゲンキ 作曲:夏海 編曲:清水武二
    歌:桜咲千依

M18:PANDEMIC ALONE 披露数:1,2回目
   STARLIGHT MASTER 06(16/10/26)より
   作詞:ミズノゲンキ 作曲・編曲:睦月周平
   歌:松田颯水

M19:Lunatic Show 披露数:4,5回目
   STARLIGHT MASTER 23(18/11/21)より
    作詞:磯江佳江 作曲・編曲:IMAJO
    歌:桜咲、立花、千菅、松田

M20:Wonder goes on!! 披露数:3,4回目
   ANIMATION PROJECT 2nd 03(15/09/30)より
   作詞:磯谷佳江 作曲:小野貴光
   編曲:小野貴光、玉木千尋

   歌:千菅、都丸、ルゥティン、和氣

M21:サマカニ!! 披露数:3,4回目
   STARLIGHT MASTER 07(16/12/07)より
   作詞・作曲・編曲:宮崎誠
   歌:今井、大空、鈴木、都丸、佳村

M22:夢色ハーモニー 披露数:8,9回目
   ANIMATION PROJECT 2nd 02(15/09/23)より
   作詞:遠藤フビト 作曲:内田哲也
   編曲:内田哲也、滝澤俊輔

   歌:出演者全員

E01:EVERMORE 披露数:6,7回目
   EVERMORE(17/02/08)より
   作詞:森由里子 作曲:小野貴光 編曲:玉木千尋
   歌:出演者全員

E02:お願い!シンデレラ 披露数:87,88回目
   お願い!シンデレラ(13/04/10)より
   作詞:marhy 作曲・編曲:内田哲也
   歌:出演者全員


 大阪公演は2日間参加しましたので、披露回数を2回分掲載しました。セットリストの曲自体は2日間共通でしたが、順番変更がありました。『NUDIE★』が7曲目から9曲目に、『青の一番星』が9曲目から7曲目に。今回、センターを務めたのは大橋さん。ソロ1曲目『はにかみdays』の安定感に安心感。パフォーマンスと笑顔で引っ張ってくれるこの不動のセンターに加えて、サブリーダー格として松嵜さんと佳村さんがまとめていた様子でした。大阪公演の特色としては、各MCパートで、関西のローカルCM(551の蓬莱)や吉本新喜劇をモチーフとした、笑いに特化した内容に。これにより、良いのか悪いのかシンデレラガールズの一門感がより一層増したのでした。

 2日目、『BEYOND THE STARLIGHT』を歌い終わった後のMC中、双眼鏡でステージの様子を確認していましたら、桜咲さんが大橋さんに何かを見せて驚かせていました。出演者の皆さんがトークをしている裏側の出来事でしたので、周りの方は気付いていなかったと思うのですが、そこで見せていたのは佳村さんが公演中に落としたウィッグ。桜咲さんが拾っていたのでした。大橋さんが驚くのも無理は無い。そんな裏話も面白かったのですが、2日目のMCといえば、前日の大空さんの新喜劇な流れに、何も知らない千菅さんを巻き込んでトラブルめいた笑いが印象的でした。このインパクトが強すぎたため、後を任された内田さんを見て、モチベーションの持っていき方を察っし、再び笑いがこみあがるのでした。それはこちらが思っているだけで、空気を一瞬で変えた内田さんのパフォーマンスはさすが。実は、弟さんは何度も拝見しているのですが、お姉さんを拝見するのは今回の公演が初めて。内田さんが5thツアーで参加されるのはこの大阪公演のみでしたので、この機会を逃さなくて本当に良かったでした。

 ライブイベント初出演は都丸さんと新田さん。1曲目の『Shine!!』での並び位置が、松嵜さんの隣に都丸さん。五十嵐さんと同系統の顔立ちなので、『あんきら』と勘違い。MCパートでは物怖じせずに法子の台詞を話されていて、初出演とは思えませんでした。新田さんは、ダンスの動きからして一生懸命頑張っているのが伝わってきて、アイマスでは余りいない年相応な若々しさを感じました。アイマスの若い子達は達観している方が多いので、ガムシャラな感じが新鮮に映ったのでした。

 大阪公演は初披露曲が多く、『モーレツ★世直しギルティ!』『薄紅』『キミのそばでずっと』『桜の頃』『エチュードは1曲だけ』『PANDEMIC ALONE』の7曲が初披露。『モーレツ★世直しギルティ!』については、先月のデレステイベント曲で、アニメ『シンデレラガールズ劇場』第9話ではエンデイング曲として使用された旬な曲だけあって盛り上がりました。この曲を歌った鈴木さんや和氣さんはセクシーに出来ていたかどうか気になっていた様子でしたが、この曲はセクシーの向こう側に行っている曲ですので、それっぽさがあればそれでOKなのでは。今回の公演でセクシーを感じたのは『エチュードは1曲だけ』の脚を上げるところだったり…。『薄紅』では、立花さんが羽衣を羽織っての登場。あきらかに緊張されていた様子で丁寧に歌われていたなという印象。観る側も何故だか緊張。2日目の方が曲順変更の影響なのか、リラックスされていた様に感じました。あと最後に、『PANDEMIC ALONE』についても。輝子の2面性を出した曲で、その変貌振りが楽しく、そして、(キノコが)燃え上がりました。多彩な楽曲が楽しめるシンデレラならではの変化球的な曲ではありますが、松田さんの凱旋的な意味合いが重なり、一番の盛り上がりがここにあったのでは。

 『エチュードは1曲だけ』の今井さんのクールキレキレな動のダンスと、『アタシポンコツアンドロイド』の立花さんのキュートマシマシな静のダンス。これには魅入ってしまいました。2人の性格的に動きとして逆なはずなのに、そのギャップがズルい。どちらも華麗な動きなのですが性質が全く異なるのです。丁度、全体曲で隣同士でしたので見比べるのもまた一興。

 大阪公演については、2日間現地で観ることができましたが、緊張感が感じられた初日と、その経験を活かした2日目。曲順こそ違いましたが曲自体は両日同じでしたので、アプローチの違いが楽しめました。同じ内容であれば両日参加しなくてもという思いもありましたが、同じ内容だからこその発見できるものがあるというのは面白いものでした。大阪公演ならではということでは、『笑い』に特化したMCパート。かつての、『サマデレ2014』や『サマフェス2015大阪』といったイベントを髣髴とさせるものでした。2日目にはアンコール前に新発表が。モニターに映し出された映像に期待を寄せるも、『幕張アンフィシアター』の文字に「あぁ(苦笑い)」が起こるという。PSVR『ビューイングレボリューション』の新情報だったのですが、PSVRは品薄状態で、しかも高価なものですし、そうなるのも無理はありません。『お願い!シンデレラ』にて全183名のアイドルを選択できるとのことで、久しぶりに『ビューイングレボリューション』をプレイしてみようかと思いました。さて、それぞれの都市でそれぞれな特色を打ち出している5thライブツアー。次は静岡公演。また違った特色が楽しめそうです。


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