HISTORY OF IM@S WORLD

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アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【ライブレポート】この公演で一番印象に残ったのは彼女の笑顔『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 幕張公演』

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イベント詳細

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR
Serendipity Parade!!! 幕張公演

開催日:2017/07/09
    開場15:00 開演16:00
会場:幕張メッセイベントホール(千葉県)
料金:8,700円
出演者:
福原綾香(渋谷凛役)、原紗友里(本田未央役)、五十嵐裕美(双葉杏役)、今井麻夏(佐々木千枝役)、金子真由美(藤本里奈役)、佐藤亜美菜(橘ありす役)、立花理香(小早川紗枝役)、原田彩楓(三船美優役)、藤田茜(水本ゆかり役)、三宅麻理恵(安部菜々役)、杜野まこ(姫川友紀役)、山下七海(大槻唯役)、佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)、ルゥ ティン(塩見周子役)、和氣あず未(片桐早苗役)


 ・出演者感想まとめ

1日目はライブビューイングで鑑賞、翌日は現地へ


 これまでは現地参加のみで、ライブビューイング(LV)には参加していなかったのですが、幕張公演については1日目をLVで観てみました。各公演2日目のチケットは確保できていて、どうせなら初見で楽しみたいと、LVは利用しないつもりでしたが、2日目からではどうしても1日目の話題についていけない辛さがありましたので、ここにきての初参加。全体を見渡すことはできないものの、現地ではアリーナ後方の場合だと視界不良があるので、そういったストレスがなく楽しめるのは大きいものです。(後方の座席であった石川公演はLVで観た方が良かったなとつくづく思う)一番大きいのは終わったらすぐ帰れる気軽さだったりします。

 翌日、行き慣れた海浜幕張駅へ。なんだか帰ってきた感が強く、遠方にはるばるやってきた感じがないまま、いつもの最短ルートで物販エリアに直行。この日は炎天下。並ばずに会場限定CDは購入できたのですが、並ぶことになっていたらぶっ倒れていたかもしれないという酷い暑さ。少しの時間だけ外に居たのですが汗だくの状態に。これはダメだと、すぐに屋内に入り込んだのでした。

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 イオンモール幕張新都心でマッタリしすぎた為に、急ぎ足で幕張メッセイベントホールへ。CD先行で当選したチケットでしたので、ステージ下手側付近で、目前にはステージという最高の位置。ステージ上手側であった大阪公演と逆の位置となりました。開演前にスタッフの方がステージの各ブロックにハンドマイクを置かれていました。開演した後に旗を持って出演者の皆さんが入場するのですが、各ブロックに旗を置いてから、このマイクを持つ流れ。終演の際、今度は旗を持って退場していくのですが、ここで元の場所にマイクを置いて退場してしまう山下さんを目撃したのでした。夏の夜にマイクが1本横たわる。

セットリスト(全24曲)


 M01:Shine!! 披露数:13回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 01(2015/08/05)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:滝澤俊輔

    歌:出演者全員

 M02:Radio Happy 披露数:3回目
    CINDERELLA MASTER 041(2016/03/02)より

    作詞:MC TC
    作曲・編曲:Taku Inoue

    歌:山下七海

 M03:ステップ! 披露数:3回目
    Tulip(2016/05/18)より
    作詞:Manami
    作曲:no_my
    編曲:岡野裕次郎

    歌:原紗友里

 M04:スローライフ・ファンタジー 披露数:4回目
    BEYOND THE STARLIGHT(2017/02/01)より
    作詞:八城雄太
    作曲・編曲:田中秀和

    歌:五十嵐裕美

 M05:あいくるしい 披露数:7回目 
    あんきら!?狂騒曲(2017/05/31)より
    作詞・作曲・編曲:田村歩

    歌:金子、立花、藤田

 M06:NUDIE★ 披露数:7回目 
    ハイファイ☆デイズ(2016/06/22)より
    作詞:小金井つくも
    作曲・編曲:TAKT
    歌:佳村はるか


 M07:薄紅 披露数:4回目
    ラブレター(2017/03/01)より

    作詞:古屋真
    作曲・編曲:kyo

    歌:立花理香

 M08:in fact 披露数:5回目
    CINDERELLA MASTER 036(2015/11/18)より
    作詞・作曲:Maiko Fujita
    編曲:Maiko Fujita、川田瑠夏

    歌:佐藤亜美菜

 M09:この空の下 披露数:6回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 04(2015/10/07)より
    作詞:Funta3
    作曲・編曲:Funta7

    歌:五十嵐、佐藤、ルゥティン

 M10:AnemoneStar 披露数:3回目
    Snow Wings(2016/03/30)より
    作詞・作曲・編曲:yasushi

    歌:福原綾香

 M11:命燃やして恋せよ乙女 披露数:2回目
    命燃やして恋せよ乙女(2017/08/09)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:TAKT

    歌:原田、三宅、和氣

 M12:アタシポンコツアンドロイド 披露数:13回目
    Cute jewelries! 001(2013/10/09)より
    作詞・作曲・編曲:ササキトモコ
    歌:五十嵐、金子、立花、藤田、三宅

 M13:Nation Blue 披露数:14回目
    Cool Jewelies! 001(2013/09/25)より
    作詞・作曲・編曲:遠山明孝
    歌:福原、今井、佐藤、原田、ルゥティン

 M14:SUN♡FLOWER 披露数:2回目
    SUN♡FLOWER(2017/06/28)より
    作詞:坂井竜二
    作曲・編曲:山崎真吾

    歌:原、杜野、山下、佳村、和氣

 M15:BEYOND THE STARLIGHT 披露数:10回目
    BEYOND THE STARLIGHT(2017/02/01)より
    作詞:八城雄太
    作曲・編曲:石濱翔

    歌:出演者全員

 M16:Snow Wings 披露数:7回目
    Snow Wings(2016/03/30)より
    作詞・作曲:俊龍
    編曲:俊龍、Sizuk

    歌:福原、原、今井、金子、山下、佳村

 M17:Can't Stop!! 披露数:5回目
    CINDERELLA MASTER 037(2015/11/18)より
    作詞:磯谷佳江
    作曲:小野貴光
    編曲:小野貴光、玉木千尋

    歌:和氣あず未

 M18:メルヘン∞メタモルフォーゼ! 披露数:4回目
    ラブレター(2017/03/01)より
    作詞:八城雄太
    作曲・編曲:佐藤貴文

    歌:三宅麻理恵

 M19:With Love 披露数:2回目
    STARLIGHT MASTER ?(未発売)より
    作詞:絵伊子
    作曲・編曲:渡部チェル

    歌:福原、藤田、杜野、ルゥティン、和氣

 M20:Take me☆Take you 披露数:3回目
    Take me☆Take you(2016/11/16)より
    作詞:渡部紫緒
    作曲・編曲:坂部剛

    歌:原、原田、三宅

 M21:Tulip 披露数:11回目
    Tulip(2016/05/18)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:石濱翔

    歌:今井、立花、杜野、佳村、ルゥティン

 M22:夢色ハーモニー 披露数:12回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 02(2015/09/23)より
    作詞:遠藤フビト
    作曲:内田哲也
    編曲:内田哲也、滝澤俊輔

    歌:出演者全員

 E01:EVERMORE 披露数:9回目
    EVERMORE(2017/02/08)より
    作詞:森由里子
    作曲:小野貴光
    編曲:玉木千尋

    歌:出演者全員

 E02:お願い!シンデレラ 披露数:93回目
    お願い!シンデレラ(2013/04/10)より
    作詞:marhy
    作曲・編曲:内田哲也

    歌:出演者全員


 初披露曲は『命燃やして恋せよ乙女』、『SUN♡FLOWER』、『With Love』の3曲。『命燃やして恋せよ乙女』ではダンサーさん達が着物姿で登場。和テイストな曲は他にもありますが、ここまで歌謡曲テイストなのは他になく、それにあわせた振りはローカル放送局の歌謡曲番組的でそこはかとなく面白い感じに。3人の口上もまた面白かったでした。『SUN♡FLOWER』は、アップテンポの曲でまさに夏の曲。デレステに実装されたら終盤でミスを連続しそうな勢いがあって、歌う立場からすれば体力勝負となりそう。それでも歌いきれるのは、さすがパッションチーム。『With Love』では出演者の皆さんがヴェールをまとっての登場。マイクにはブーケ的な装飾が。この時の杜野さんが美しくて。元々、美形な方なのに、いかんせんパッションな性格をされているので、忘れがちになるのですが、それを思い出させてくれました。

 ライブイベント初出演は藤田さん。そして、アニバーサリーライブ初出演は原田さん。藤田さんは、本人のパーソナルなところは控えめに、水本ゆかりとしてステージに立たれていた印象が。役の声と地声との違いで、ライブで歌うのは辛いのかなと思っていたのですが、そんなことはなく『あいくるしい』でも役を通しての可憐な歌声で歌われていました。(さすがに、いきぐるしかったかもしれませんが)原田さんは、5thアニバーサリーニコ生のイベントに参加された際には、ほぼほぼうつむき加減で、大丈夫かなと心配しながら見守っていたのですが、今回は一生懸命笑顔を見せてくれていました。さらには、『エチュードは1回だけ~千葉県連想ドラマ~』のコーナーでも、杜野さんと共に堂々とエチュードをこなされていて、あの時からの成長を感じられました。『Take me☆Take you』では、初披露の際には他の2人に引っ張ってもらっていた印象があったのが、今回先輩2人を両サイドに従え、立派にセンターを務められていたのは感動でした。

 やっとのこと、シンデレラのイベントで山下さんを拝見。WUGとしては何度も拝見していたのですが、ここにきてようやくです。公演前に投稿されたブログの内容からしてソロ曲のトップバッターを務めるのだなと気付いていたのですが、デビュー当時から見てきた子が、シンデレラでそういう立場になるとは。『Radio Happy』では、これまでの経験に裏付けられた実力を見せ付けてくれたものと思います。先週はWUGとしてロスでイベント。そして、今週はシンデレラ5thライブツアーに参加。続けて再来週からはWUG4thライブツアー7都市14公演のスタートを切る大阪公演。山下七海さんの夏はまだ始まったばかり。

 『in fact』は3rdライブぶりに聴けたのですが、あの時は座席の位置関係で後姿を見つめていて、今回は椅子に座っている後姿を見つめていました。彼女を照らす光が刻々と変化していく中で、どういった表情を見せていたのか。気になるところではあるのですが、歌声から察するに表情にも変化があったのでは。この曲からの『この空の下』。単純に次の曲へいく流れではなく、物語がそのまま続いていく流れ。お互いがお互いの顔を見合すところで安心しあっている姿がとても良い。この曲とは直接関係ないのですが、佐藤さんがメンバーと馴染んでいる感じが見てとれてたのもまた良かったでした。

 アンコールでの『お願い!シンデレラ』で、金子さんが佐藤さんに不意討ち気味にキスをされて、呆気にとられた表情が可愛かったでした。自分からすることはあっても、されることはなかなか無かったのでは。ステージ下手側の席だったからこそハッキリと見られた瞬間の出来事でした。最後に退場される際に、立ち位置的に一番下手であった杜野さんが、生声で感謝の言葉を述べられたのが聞けたのも、ステージ近くの席だったからこそ。最近チケット運が良すぎて、そろそろ不調の波がやってきそうで恐ろしい。

 幕張公演のセンターは佳村さん。この公演で一番印象に残ったのは彼女の笑顔でした。歌う事が苦手だった彼女が楽しそうに歌い踊る姿に、かつて、沼倉さんにアドバイスを受けていた事や、松嵜さんが叱咤激励した話が思い浮かびました。それだけに最後のあの言葉に重みが。想いが溢れてしまったためか、「アイマスですよ!アイマス!!」の言葉を発するのに一呼吸を置くという。彼女の並々ならぬ想いが伝わってきました。


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