■イベント詳細
CD「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY05&06」発売記念イベント
開催日:2014/12/13 開場15:00 開演16:00
会場:科学技術館サイエンスホール(東京都)
出演:村川梨衣(松田亜利沙役)・渡部恵子(周防桃子役)
渡部優衣(横山奈緒役)・上田麗奈(高坂海美役)
桐谷蝶々(宮尾美也役)・藤井ゆきよ(所恵美役)
・ファミ通「りえしょんワールド全開!?CD『LTH05&06』発売記念イベントリポート」
・Gamer「“六人六色”の個性的なステージが楽しめた」
・リスアニ!WEB「心地よい緊張と変化成長の実感。強い個性の持ち主が集った」
・マイナビニュース「フレッシュで自由なメンバーならではのカオスな楽しさ!」
・出演者Twitterまとめ
■間違えて2枚ずつCDを購入したおかげかイベントに参加。
ミリオンライブのCDシリーズにはシークレットイベントに参加申込ができるシリアルコードが封入されているのですが、LTP09以来久々に当選しましたのでイベントに参加してきました。通販で2枚ずつCDを購入したことが功を奏しました。(単に間違って2枚ずつ買ってしまっただなんて言えない…。)
収容人数が410名の会場で、整理番号順で入場する形でしたが100番台でしたので、それなりにステージが見やすい席を確保できました。会場内はいつもの様にミリオンライブの曲が流れていましたが、単純に1曲1曲を流しているだけではなく、繋げているなと感じていました。どうやらステージ裏でDJ卓を使いミックスされていたようです。
■ミリラジパーソナリティ不在の中、進行役を担当したのは…。
これまでのイベントでは、ミリオンラジオのパーソナリティである山崎はるかさん、田所あずささん、麻倉ももさんの3人のうちの誰かが出演し、進行役を担当されました。今回はその3人ともに不参加ということで、誰が進行されるのかと注目していましたら、今回の出演者の中ではミリオンライブのイベント参加経験が多い渡部優衣さんと藤井ゆきよさんの2人が進行役でした。(渡部さんがメインで進行)ステージの立ち位置は、客席側から見て左側が、リコッタのメンバー(村川さん、渡部(恵)さん、渡部(優)さん)で、右側が、灼熱少女のメンバー(藤井さん、桐谷さん、上田さん)。初めは渡部(優)さんと藤井さんの立ち位置が逆でしたが、途中で気付かれて位置を交換されていました。
渡部(優)さん、藤井さん、渡部(恵)さん、桐谷さんの4人の身長が高く、この長身組が、小柄な村川さん、上田さんの周りをワチャワチャしながら取り囲むといったやりとりが。なんだかフワフワとしたまとまらないムードのまま、チーム対抗の「ハーモニーシアター」のコーナーへ。このコーナーはお題に対して、チームの3人の回答を合わすといった内容。勝利チームにはごほうびスイーツ(マドレーヌ)が。ここで、灼熱少女チームのどちらともとれる回答に、審議だとちょっかいを出すも、簡単に言いくるめられて退散する村川さんの姿が見受けられました。結局、2問出題され、灼熱少女チームが勝利。15分ほどでコーナーは終了し、早くもライブコーナー突入です。
■セットリストについて(全7曲)
M01:Up!10sion♪Pleeeeeeeeease! 披露数:初披露
THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 05(2014/11/26)より
作詞:松井洋平 作曲・編曲:AstroNotes
歌:村川梨衣
M02:恋愛ロードランナー 披露数:初披露
THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 06(2014/11/26)より
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:石田秀登
歌:上田麗奈
M03:MY STYLE! OUR STYLE!!!! 披露数:初披露
THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 05(2014/11/26)より
作詞・作曲:前山田健一 編曲:板垣祐介
歌:渡部恵子
M04:初恋バタフライ 披露数:初披露
THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 06(2014/11/26)より
作詞:唐沢美帆 作曲・編曲:石井健太郎・福富雅之
歌:桐谷蝶々
M05:Super Lover 披露数:初披露
THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 05(2014/11/26)より
作詞・作曲・編曲:サイトウヨシヒロ
歌:渡部優衣
M06:フローズン・ワード 披露数:初披露
THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 06(2014/11/26)より
作詞:真崎エリカ 作曲:桑原 聖 編曲:酒井拓也
歌:藤井ゆきよ
M07:Welcome!! 披露数:10回目
THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 05&06(2014/11/26)より
作詞:佐々木恵梨 作曲・編曲:BNSI(佐藤貴文)
歌:出演者全員
いつも通りにハイテンションであった村川さん。もはや早口言葉のような難曲「Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!」を、果たして歌いきることができるのかと思っていたのですが、そんな心配は不要で、振り付きでそれをこなしてしまうのはさすがでした。歌詞の「Up!10sion♪」の部分、腕を前に出し、手のひらを「アップ」「テン」「ション」の3回挙げてテンションアップを表現していた振りがとても印象的でした。コールの際に客席にライトが当たる演出がありまして、LTPイベントの頃から進化しているのだなと思う場面も。曲終わりのMCで、この曲のことを「スペース感溢れる曲」だと話されたときに、「スペース感?空間?」と思ったのですが、どうやら宇宙感の方だったようです。それにしても、宇宙感とは一体…。
トークパートでは村川さんのテンションに巻き込まれて、自身もテンションが上がってしまっていた様にお見受けした上田さん。CDでの歌声を聴いた時にも感じていました、元気いっぱい、前のめりな歌い方で、精一杯歌ってやるぞという意気込みが伝わってきました。歌い終わった後は力を出し切った様子で話す言葉も絶え絶え。このイベント中、高坂海美になりきっていたからこそのハイテンションであったのかもしれません。彼女の役に対する真摯な姿勢を感じることが出来ました。この曲については、とにもかくにも「大好きーーー!!!」が聞けただけで大満足。
貴重な突っ込み役の渡部(恵)さん。ボケだらけの出演者に突っ込まずにはいられない姿は、あの秋月律子役若林直美さんを彷彿とさせました。リハーサルのときには歌い切ることが出来なかったという「MY STYLE! OUR STYLE!!!!」。プロデューサーが踏み台…ではなく支えになったことで歌い切ることが出来たとのことでした。自身の役に対する想いをMCの際に話されていて、思わず泣きそうになりながらも周防桃子の成長について話されている姿に、役に対する思い入れの強さをひしひしと感じました。
アイマスイベント初参加の桐谷蝶々さん。桐谷さんの名前の蝶々から取られたであろう曲名「初恋バタフライ」。フラメンコな曲調ですので、フラメンコ的な振りが見られたり、右手を使って、ひらひらと舞う蝶の動きを表現されていました。歌詞の「さなぎが蝶に変わるまで」の部分がお気に入りとのこと。自身とリンクする歌詞について話されている際に感極まり、なかなか言葉が出てこない場面がありました。客席からは「頑張れ―!」の声援が。ここでの「頑張れー!」は「泣けー!」と同意だなとひっそり思ってしまったのですが、だからといって、「頑張らなくてもいいから自分のタイミングで話していいんだよ!」は確実に不正解だと思いますので、ここでかける言葉は「頑張れ―!」で正解なのかもしれません。
見た目もキャラクターも横山奈緒そのものな渡部(優)さん。渡部さんも話されていましたが、以前の持ち歌である「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」とは全くイメージが違う「Super Lover」。これまでとはまた違った、可愛くも格好良い、これまでとは違った魅力が感じられて良かったでした。曲終わりのMCでは、この曲が「狼男」をイメージして作られたことを話されていました。CDで初めて聴いた際にはそう感じていなかったので意外でした。歌詞を読むとまさにその通りなんですがね。
CDジャケットの所恵美をイメージした肩を出した黒い衣装の藤井さん。「フローズン・ワード」の際の照明演出がとても格好良かったのですが、これは元照明スタッフである藤井さんだからこその演出なのかなとつまらないことを考えながら見ていました。若干声が出しづらそうにしていた気がしたのですが、歌い終わった後、この歌は気持ちを込めると泣きそうになってしまうという話を聞いて、そういうことなのかと納得。LTPイベントやSSAでのライブでもそうですがいつも一緒だったこともあってか、今井麻美さんの話題も少し上がりましたが、今井さんに頼らずとも堂々のパフォーマンスであったと感じました。
最後はみんなで「Welcome!!」。中野サンプラザで開催されたミリオンのファーストライブで初披露された曲ですが、LTHイベントやランティス祭りで何度も歌われていますので既に定番曲と言えるのではないでしょうか。以前にランティス祭りで渡部(優)さんが歌っているところを拝見しましたが、その時と同じく、楽しくなってしまった感じで、1人ダンスの振りが激しかったでした。その為に履いていたブーツをダメにしてしまったようですね。さすがは破壊王、お見事です。そんな渡部(優)さんを見つつ、訳はあえて語りませんが、村川さんと桐谷さんを交互に見てしまうのでした。視覚的に大変楽しませていただきました。
1時間15分というアイマスのイベントとしてはかなり短めな公演時間でしたが、とても楽しめたイベントでした。最近のアイマスのライブは大きな会場で開催されることが多く、出演者との距離が離れていく一方なのですが、このシークレットイベントは適度な大きさの会場ですので、ライブを間近で観られる絶好の機会です。こういった機会は最近は少ないので是非参加してみてください。(参加したくてもなかなか参加できない非情なイベント、それがシークレットイベントである。)