HISTORY OF IM@S WORLD

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アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【イベントレポート】アクシデント発生で感じられた仲間意識『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! MILLION THE@TER GENERATION 05 & M@STER SPARKLE 07 発売記念イベント』

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イベント詳細

THE IDOLM@STER MILLION LIVE!
MILLION THE@TER GENERATION 05 &
M@STER SPARKLE 07 発売記念イベント

開催日:2018/03/17
    開場18:00 開演19:00
会 場:新宿BLAZE(東京都)
出 演:
小岩井ことり、藤井ゆきよ、野村香菜子、山口立花子、田村奈央、原嶋あかり、村川梨衣 

出演者感想まとめ


藤井さんはあくまでMTG05の出演者

 前回に引き続き、会場は新宿BLAZE。自身の整理番号は100番手前。この番号であれば前方へ行くのみでしたので、視界が開けているところを探してその場所を確保。列で例えますと4列目ぐらいのステージ上手側で、反対側の下手は見えづらかったですが、目の前の視界は良好でした。

 開演時間前に前説の為、えいちPこと保坂さん登場。来月からはバンダイビジュアルとランティスが合併し、社名がバンダイナムコアーツになるのですが、ランティスというレーベル名は残るので、来月からもランティスの保坂で、ミリオン・SideM・シャイニーカラーズのCDもランティスから発売されるとの話がありました。あと、諸注意の追加事項として、MS07には所恵美の楽曲が収録されているけれども、藤井さんは今回はMTG05のメンバーとして出演と前置きが。つまりは所恵美のソロ曲『Hearty!!』は歌われないのだなと察したのでした。


まさか東京新宿でコーナンの名を聞くことになろうとは

 小岩井さんの影ナレでのタイトルコールからスタート。出演者の皆さんがステージ上に登場。衣装はいつもの4thライブでの全員着用のもの。その中で野村さんは、先の尖った指甲冑(山口さんの私物)を装着されていたので目立ちました。野村さんがその指甲冑で村川さんを突っつこうとしたり、田村さんとは指と指を合わせてET的な何かをしていたりと、いつもながらにフリーダム。最終的には村川さんから凶器だと言われてしまい、外して後ろに置いておくことに。これは単なる1エピソードに過ぎず、かなりワチャワチャしたリリースイベントとなりました。さて、今回の進行を務めるのは山口さんと原嶋さん。まずはそれぞれ新曲の感想から。

 村川さんが歌う『Take!3. 2. 1. → S・P・A・C・E↑↑』。これまでの曲と概ね同様と言ってしまう村川さん。ただし、シチュエーションが違っていて今回は宇宙。曲の詳細については『魔法少女ミリラジ(特番)』で語られているということ。ちゃっかり番宣されていました。

 原嶋さんが歌う『ときどきシーソー』。シーソーの話題になり、最近は公園でシーソーを見かけないという話をされたとき、小岩井さんに作ってもらえばと無茶振りをする野村さん。これに対して、コーナン(関西のDIYなお店)に行くかと答える小岩井さん。まさか東京新宿でコーナンの名を聞くことになろうとは思いもよらず。

 田村さんが歌う『スノウレター』。ひなたの1曲目のソロ曲『あのね、聞いてほしいことがあるんだ』以来、同じ制作陣で作られた曲。作詞の藤本さん、作曲の岩瀬さん、編曲の福富さん、それぞれが凄いとてんぱり気味に話されていました。今までのひなたの人生を表現した曲で、エモいとのこと。

 今回は歌われませんでしたが藤井さんからも新曲『Hearty!!』の感想が。1番2番は今までのめぐみで、3番からは一歩踏み出しためぐみだと、藤井さんから歌詞について語られました。その成長に置いていかれないように自身も頑張らねばとの意気込みが聞けました。

 最後に小岩井さん・藤井さん・野村さん・山口さんが歌う『昏き星、遠い月』。ドラマパートの話題として挙がったのが、ドラマの収録前に渡されたという分厚い設定資料。いろいろと裏設定があるらしく、ここでは話せないことも。設定資料を読みたいと原嶋さん。口外できない設定、確かに読んでみたいものです。あとドラマの収録の際の話として、それぞれ結末を考えてみたもののBADエンドばかり思い浮かんでしまうとのことでした。藤井さんが幸せな結末として、牧場を作ってエドガーとクリス2人で暮らす話をされていましたが、自分もドラマを聞いたときにそうすればいいんじゃないかと思ったものの、そうしてしまうとお話としてどうなんだろうという思いもあったり。


アウトオブシアターデイズ

 アウトオブシアターデイズのコーナーへ。このコーナーは、3つの連なったボックスの中から、『どこで』『何を』『誰が』が書かれた紙を引き、そのお題にあった内容で『誰が』で引かれた役をそれぞれが演じるというもの。

<公園で洗濯しながら松田亜利沙が一言>
 このよく分からないシチュエーションを、洗濯板を使って洗濯する仕草でそのまま実演。必死に洗濯しながら一言「アイドルちゃんの写真ください!!」。どういう状況なの??

<教会でキャンプしながら百瀬莉緒が一言>
 広い教会にやってきた莉緒。こんなに広いとキャンプがしたくなるというよく分からない理由と、最近キャンプアニメが流行っているということで、この場でキャンプを。しかし、この場で煙をあげると怒られそうだからと、他にキャンプですることを会場に向かって聞かれました。そこで、いろいろと声が挙がったものの、お酒の話題になり、キャンプ場へ持っていく酒瓶『スキットル』(酒用水筒)の話へ。さて、いつものアイマスイベント後のように、スキットルは完売したのでしょうか。

<恒星アイドルちゃんで発声練習しながら所恵美が一言>
 とりあえず、シチュエーション通り発声練習をしようとするも、ここで亜利沙を呼ぶ恵美。結局全員出てきて会場全体を巻き込み、恒星アイドルちゃん隊長と共に発声練習することに。「恒星アイドルちゃん!」「ミリオンスターズ!」「ちょっと最高すぎひん?」とそれぞれ復唱。なんだかよく分かりませんでしたが、ただただ楽しかったでした。

<空港で路上ライブしながら天空橋朋花が一言>
 この前のエアポートライブ(かつてのミリマスのイベントのこと)に続いて、空港で路上ライブ。ここで巻き込まれたのが千鶴とひなた。「ヤッタ~」と発言と感情が裏腹な珍しいひなたを拝めました。3人で歌うことになり、『かえるのうた』を、朋花・千鶴・ひなたの順で輪唱。路上ライブでこの曲を歌うのはどうなんだろうかと思うも、珍しいものを聴くことができました。


セットリスト(全5曲)

M01:Take!3. 2. 1. → S・P・A・C・E↑↑ 披露数:2回目
   M@STER SPARKLE 07(18/03/07)より

   作詞:松井洋平
   作曲・編曲:AstroNoteS
   歌:村川梨衣

M02:ときどきシーソー 披露数:2回目
   M@STER SPARKLE 07(18/03/07)より

   作詞:真崎エリカ
   作曲・編曲:原田篤
   歌:原嶋あかり

M03:スノウレター 披露数:2回目
   M@STER SPARKLE 07(18/03/07)より
   作詞:藤本記子
   作曲:岩瀬賢明

   編曲:福富雅之
   歌:田村奈央

M04:昏き星、遠い月 披露数:2回目
   THE@TER GENERATION 05(18/02/28)より
   作詞:青木朋子、松井洋平

   作曲・編曲:伊藤賢
   歌:小岩井ことり、藤井ゆきよ、
     野村香菜子、山口立花子


M05:Brand New Theater! 披露数:18回目
   THE@TER GENERATION 01(17/07/26)より
   作詞:モモキエイジ

   作曲:佐藤貴文
   編曲:EFFY
   歌:出演者全員


 1曲目『Take!3. 2. 1. → S・P・A・C・E↑↑』。これまでいくつかリリイベに参加してきましたが、歌う前の煽りにこれほど時間をかけた人は他にいないだろうというぐらいに煽りに煽った後、歌が始まってすぐに両手でT時を作り、タイムのポーズとるアクシデント発生。(観客側は初聴きなのでこのポーズに気付かず、構わずコールをし続けていたという)途中で曲が停止。どうやらイヤモニから音が流れなかった様子。このアクシデントに、ステージ袖から藤井さんたちが現れました。ここでイヤモニ復旧までの時間稼ぎを皆で行うことに。何か歌おうかという話となり、『こぶたのうた』を歌うことになったのですが、どう歌おうかと出演者が考えている最中、観客側がブヒブヒと歌いだしたのでした。ライブハウスならではの距離感が生んだ1曲。まだ時間が掛かるようで何か話を聞きたい?と会場に向けて話を振ると「野村の話!」の一声が。この声に応えて、特にオチの無い野村の花粉症の話が展開されたのでした。そんなこんなでイヤモニが復旧し、リスタート。アクシデントもイベントの醍醐味として、どうぞお持ち帰り下さいと村川さん。LTP09のリリイベから変わらずの、アイドルらしさ全開のパフォーマンスを魅せてくれました。そもそも素養があるのか、昔から魅せ方が上手い。

 2曲目『ときどきシーソー』。両腕を左右に伸ばしてそれを上下させる、シーソーを表現する振りが印象的。小柄な方なので、体全体を使ってそれを行っている感じがあって可愛らしかったでした。自分の位置からはその様子が見えていたのですが、後ろの方はさすがに見えていなかったかも。公演中、身長の話になった際、藤井さんと並ばれたときの身長差がそれを物語っていたのでした。

 3曲目『スノウレター』。吐息から始まる時点で、曲紹介の際に話されていたエモさを早速感じるという。曲そのものの感想としては、LTP09のリリイベで聴いた際には、素朴でまっすぐな歌声でしたが、今では抑揚が感じられ、そのときからの成長が表現されていたように思いました。曲終わり、静まった会場からすすり泣く声が聞こえてきたのでした。

 4曲目『昏き星、遠い月』。満月が照らされ、基本的には暗がりが表現されていた照明演出。この曲はドラマの内容をそのまま曲にしているので、その場でドラマの再現がされているような感覚でした。感情をぶつけ合う台詞の掛け合いは、今までのアイマスライブとはまた違い、新鮮。小岩井さん・藤井さん、野村さん・山口さんとステージを左右に別れ、それぞれが異なる動きで、アイマスでは数少ない細かなフォーメーションチェンジがありまして、見応えがありました。熱演されていた藤井さんが最後の挨拶の際に「まだいける」と納得いかなかった様子だったのですが、この向上心に触れてうれしい気持ちに。


アクシデント発生で感じられた仲間意識

 最後の挨拶で小岩井さんが目をつぶってと言われたので、そのまま目をつぶると「カプッ」とされて皆、ヴァンパイアに。アクシデントというイベントの醍醐味と共に、また違ったお土産を頂きました。最後の挨拶が一通り終わり、いつもの『Brand New Theater!』で締めくくられました。アウトオブシアターデイズのコーナーへ行く途中に、皆で踊りだしたり、コーナーの最中には、村川さんが無事一言を言った後によくやったと皆で円陣を組んだりと、本当に終始ワチャワチャした内容。だからといってグダグダしていたわけではなく、アクシデントの際には駆けつける仲間意識も感じられて、大満足なリリイベとなりました。最初の頃のリリイベに感じられた、これから始まる期待や緊張が、5年が経過し、和気あいあいとした中、ここまで仲間意識が感じられるようになるとは。この仲間たちが次のステージでどういった活躍を見せるのか楽しみでなりません。

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