THE IDOLM@STER MR ST@GE!!
MUSIC♪GROOVE☆2nd SEASON
開催日:
2018/09/23(律子回)
3回目 開場19:00 開演20:00
2018/09/24(真回)
1回目 開場12:00 開演13:00
会 場:DMM VR THEATER(東京都)
料 金:6,300円(別途ドリンク代500円)
出演者:
765PRO ALLSTARS(主演アイドル:秋月律子、菊地真)
今年の5月に開催された『THE IDOLM@STER MR ST@GE!!』。その第二段となる『2nd SEASON』が早くも開催とのことで、律子・真主演回に参加してきました。今回から律子・亜美/真美・あずさが初出演。亜美/真美回は同時に2人が出演という時点で興味が沸きますし、あずさ回はどう転ぶか想像できない。できれば全て観てみたかったですが、スケジュールを鑑みて、この2公演の参加となりました。
会場内外で購入できるコラボメニューの種類が増えまして、ドリンクは『たるき亭レッド』が。フードは『クレープ三種盛り』が追加。『たるき亭レッド』はジンジャーエールにグレナデンシロップを混ぜたもの。中にはカットストロベリーが。炭酸飲料ですが、炭酸抑え目での注文も可能。『クレープ三種盛り』は、冷凍状態なので堅く、少し置いておく必要がありました。
M01:THE IDOLM@STER 2nd-mix
MASTER ARTIST 2 Prologue(10/09/22)
作詞:中村恵
作曲:佐々木宏人
編曲:遠山明孝
歌:やよい、美希、春香、雪歩、伊織
M02:私はアイドル♡
MASTERWORK 03(07/03/28)
作詞:中村恵
作曲・編曲:佐々木宏人
歌:貴音、伊織、亜美
M03:愛 LIKE ハンバーガー
生っすかSPECIAL 03(12/09/26)
作詞:白瀬彩
作曲・編曲:田島勝朗
歌:やよい、律子
M04:relations
MASTERWORK 02(07/02/28)
作詞:mft
作曲・編曲:中川浩二
歌:美希、千早
M05:Little Match Girl
生っすかSPECIAL 05(12/11/07)
作詞・作曲・編曲:ESTi
歌:真、雪歩、春香
M06:9:02pm
MASTERPIECE 02(05/11/02)
作詞:yura
作曲・編曲:Jesahm
歌:千早、あずさ、真
M07:Good-Byes
MASTER ARTIST 3 10(15/10/21)
作詞:MC TC
作曲・編曲:Taku Inoue
歌:美希、亜美、律子、真美、響
M08:We Have A Dream
生っすかSP カーテンコール(13/01/29)
作詞:中村恵
作曲・編曲:佐々木宏人
歌:伊織、貴音、雪歩、真美、あずさ
M09:livE
MASTER SPECIAL 02(09/03/04)
作詞:yura Dark
作曲・編曲:橋本由香利
歌:秋月律子
M10:ToP!!!!!!!!!!!!!
STELLA MASTER 00(17/12/22)
作詞:yura
作曲:佐藤貴文
編曲:トリ音、佐藤貴文
歌:あずさ、律子、千早、響、真美
M11:MUSIC♪
GRE@TEST BEST! 1(13/09/18)
作詞:yura
作曲・編曲:渡辺量
歌:美希、亜美、春香、真、雪歩
M12:自分REST@RT
ANIM@TION MASTER 05(11/11/30)
作詞:佐々木宏人
作曲・編曲:田中秀和
歌:伊織、響、あずさ、律子、千早
M13:The world is all one !!
The world is all one !!(11/02/09)
作詞:RIONA
作曲・編曲:田代智一
歌:美希、真美、やよい、伊織、貴音
M14:虹色ミラクル
虹色ミラクル(14/08/13)
作詞:森由里子
作曲:中川浩二
編曲:kyo
歌:春香、真、亜美、やよい、貴音
M15:恋するミカタ
SMOKY THRILL(11/02/09)
作詞:yura
作曲:ファンキー末吉
編曲:佐藤ノリチカ
歌:秋月律子
前回と構成自体は変わらず全15曲で、うち2曲は生歌でダンサー付き。『愛 LIKE ハンバーガー』での衣装はもちろんバーガースケーターで、手にはハンバーガーが。(ハンバーガー型の手袋?)アイマスのゲームとしてはもちろん正装なのでしょうが、やっぱりインパクトは大きい。それはともかくとして、律子回でこの曲が入っているのはうれしいものです。
全身全霊での1曲入魂。『livE』を歌い終えて、息も絶え絶えな律子。相当疲れているのだなと思いきや、それもそうなのですが、話し始めると感極まった様子で、この公演で『livE』を歌い続けてきたことで、もっとこの曲が好きになったこと、そして、この曲を歌い続けていきたいとの想いが語られたのでした。なんだろう、台詞としてあるのだろうけれど、その語り口からして演技ではない、本心として伝わってきました。これは律子の本心なのか、それとも。そんな曖昧なところがアイマスらしい。
自分の強みについて『めがね』だと語る律子。そのめがねに、これまでの公演の中で学んだスタイリッシュを掛け合わすことに。名付けて『スタイリッシュめがね』。(そのまんま)スタイリッシュさを出したポーズを考えたということで、3種類の中から1つを決めることに。それぞれポーズをとったのですが、スタイリッシュを目指しているのにも拘らず、「カワイイ!」と言われてしまい、否定する律子なのでした。客席ルーレットがスタート。この時のBGMはアイマスのゲームでの選択肢を選ぶときのもの。否応無く焦らされる。決まった客席の方により3番目のポーズに決定。まずはスタイリッシュなポーズを決めてから、めがねをクイッとする仕草を。さらには決め台詞も決めることになり、台詞は「めがねに愛されし女、秋月律子」に決定。「長いな」と少し困り気味でしたが、台詞を言いながらポーズをして、最後にめがねをクイッ。これに決まりました。しかし、ここでも「カワイイ!」と言われてしまい、「プロデューサーのカワイイには応えないことにしたんです。言われても、しりとりしかしません。」と返して、何故だかしりとりがスタート。「イカ」⇒「カワイイ!」⇒「イルカ」⇒「カワイイ!」⇒「イナカ」⇒「カワイイ!」結局、カワイイに終始するしりとりが展開されたのでした。
最後に衣装の選択。7thライブでの『プリマコンツェルト♪』と、アニメ最終話での『フォーエバースター』の2着。現実とアニメの対決みたいになってしまいましたが、挙手の数や声が大きかった『フォーエーバースター』に決定しました。再びライブパートに戻る前、プロデューサーになりたい想いが今もあることと、プロデューサーがプロデュースしている間は、アイドルでいられること。そして最後に、最大の強みはあなただと語り、後ろを向いて歩き出したところで消えていくのでした。後半は『ToP!!!!!!!!!!!!!』から始まったのですが、どうしても律子に目がいってしまう。普段は一点を集中することはないのですが、どうしても追ってしまうのは、心を動かされたからでしょう。
ラストは『恋するミカタ』。ダンサーさんの手には小さなフラッグが。フラッグ?「はい、フラッグス〜♪」(多分、関係ない)ここでももちろん、全身全霊での1曲入魂。歌い終わると、やはり息も絶え絶えに。言葉にしようとするも、感情が高ぶり、たどたどしくなるぐらいでしたが、明日の真が意気込んでいることを語って持ち直し、最後に感謝の言葉を述べて終了。周りは涙涙。中には号泣している方も。スタッフクレジットが流れ終わり、長い間拍手が鳴り響いた後にも、泣き続ける人が。その場で座り込んでしまっている人も。こんなの、キャパ 350ほどのところでやっちゃダメというのが率直な感想。律子回があると聞いてから、この回だけは逃せないと。熱い想いを絶対注ぎ込むはずだからと。実際、そうでした。初っ端から感極まってるのだから。この公演は、全ての律子Pに観て貰いたかったでした。
M01:THE IDOLM@STER 初星-mix-
初星宴舞 特典CD(19/01/30)
作詞:中村恵
作曲:佐々木宏人
編曲:宇佐美十章、川崎良介
歌:伊織、律子、千早
M02:L・O・B・M
MASTER SPECIAL 01(09/02/04)
作詞:mft
作曲・編曲:高田龍一
歌:やよい、響、あずさ
M03:99 Nights
MASTER ARTIST 3 04(15/06/03)
作詞:MC TC
作曲・編曲:Taku Inoue
歌:真美、雪歩、伊織、亜美、美希
M04:my song
MASTER LIVE 04(08/06/18)
作詞:yura
作曲・編曲:神前暁
歌:やよい、律子、美希
M05:edeN
GRE@TEST BEST! 3(13/11/20)
作詞:貝田由里子
作曲・編曲:kyo
歌:真、貴音、あずさ
M06:僕たちのResistance
PLATINUM MASTER 02(16/09/21)
作詞:貝田由里子
作曲・編曲:kyo
歌:春香、真美、千早
M07:待ち受けプリンス
ラムネ色 青春(14/06/18)
作詞・作曲・編曲:佐藤貴文
歌:真、響、貴音
M08:自分REST@RT
ANIM@TION MASTER 05(11/11/30)
作詞:佐々木宏人
作曲・編曲:田中秀和
歌:伊織、響、あずさ、律子、千早
M09:WORLD WIDE DANCE!!!
LIVE THE@TER HARMONY 07(15/01/28)
作詞:唐沢美穂
作曲・編曲:高田暁
歌:菊地真
M10:ザ・ライブ革命でSHOW!
STELLA MASTER 00(17/12/22)
作詞:小金井つくも
作曲・編曲:佐藤貴文
歌:伊織、雪歩、春香、真、美希
M11:ToP!!!!!!!!!!!!!
STELLA MASTER 00(17/12/22)
作詞:yura
作曲:佐藤貴文
編曲:トリ音、佐藤貴文
歌:あずさ、律子、千早、響、真美
M12:MUSIC♪
GRE@TEST BEST! 1(13/09/18)
作詞:yura
作曲・編曲:渡辺量
歌:美希、亜美、春香、真、雪歩
M13:虹色ミラクル
虹色ミラクル(14/08/13)
作詞:森由里子
作曲:中川浩二
編曲:kyo
歌:春香、真、亜美、やよい、貴音
M14:The world is all one !!
The world is all one !!(11/02/09)
作詞:RIONA
作曲・編曲:田代智一
歌:美希、真美、やよい、伊織、貴音
M15:絶険、あるいは逃げられぬ恋
MASTER ARTIST 3 03(15/04/22)
作詞:Linda & Sgt.
作曲・編曲:LindaAI-CUE
歌:菊地真
翌日の真回第1部公演。先日からセトリが変更。初っ端の『THE IDOLM@STER 初星-mix-』で、変わったなとすぐに分かりました。『my song』をこの3人に歌わせるとはズルイの一言。以前の公演でも『my song』はセトリに組まれていたようなのですが、自分が観た回は別のセトリだったようで、今回が初見となりました。『L・O・B・M』については前回も観ましたので、相変わらず揺れているなと再確認。
アイマスMRはそもそも女性率が高めな気がするのですが、やはり真回。さらに女性率が高い。ソロ曲1曲目『WORLD WIDE DANCE!!!』はミリオンライブの曲で、これまでライブ披露がない曲。個人的にはCD発売時期に聴いたぐらいで、歌が始まってからしばらく、何の曲だったか判断がつきませんでした。途中、ガラッと転調するのが特長的な曲なので、ああ、あの曲かとようやく気付く始末。一筋縄ではいかない曲。これはライブで歌うのはきつそうだと思っていましたら、さすがの真でもつらかったようで昨日の律子同様、息も絶え絶えでした。
MCパートでは、会場まで走ってきたというエピソードが語られました。(さすがに静岡からではなかろう、きっと)上着は汗でビショビショで、干しているとのこと。今回のアイマスMRでは、こういったエピソードに合わせて、外にスコップやほうきが置かれてる事があるのですが、その関連のことだと気付きました。しかしながら、外に干されていると思ったら会場内だったという...。外に出てしまい見られず終い。服以外にも、昨日の律子回で少し振れられていた真の鉄アレイも置かれていたそうで、芸が細かいですね。
台詞のチョイスなど、それぞれ客席ルーレットが行われ、意見が取り入れられていったのですが、本題に入る前のプロデューサーとの会話に注目。「開演前に名刺交換をされていましたよね」と言った後、少しトーンを落として「見ていましたよ...」と決まり文句の様に言う真。カッコイイを通り越して、恐怖を感じてしまいましたが、開演前から客席の様子が確認されているとは、下手なことはできませんね。台詞のチョイスと言えば、カワイイがチョイスされて、台詞については、定番の「まっこまっこり~ん」に決まったのですが、単に「まっこまっこり~ん」を言うだけでなく、「きゃっぴぴぴぴ~ん!まっこまっこり~ん!きくちまことちゃんなりよ~!」のくだりを最初から最後まで通してくれたこと、それが聞けたことがうれしかったでした。
ソロ曲2曲目『絶険、あるいは逃げられぬ恋』では、ダンサーさんたちがそれぞれイスを持って登場。イスを利用したパフォーマンスを魅せられていたのですが、まさかこれを真も使うことになるとは。真のすぐ横に1つのイスが置かれると、そのイスに足を乗せ、さらにはイスに登るというアクションが行われました。イスと足との接点が浮くということもなく、それをやってのけたのはお見事。よりその場にアイドルがいるということを表現する演出が、今後の課題になるなと1stの際に思っていたのですが、その課題に対するチャレンジを目撃できて、自分にとっては見所の多いステージとなりました。
このところ、プロデューサーミーティングやアイステ等々、765PROALLSTARSの今後の展開がどうなっていくのかという状況の中で、新たなチャレンジとなっている『MR ST@GE!!』。これは、1つの展開であり、1つの活路でもあると思われます。第3弾、第4弾と続いていくことで、また新たな表現が生まれてくるのではないかと期待せずにいられません。こういったチャレンジを、10年以上続くコンテンツが今になって行っていることにただただ驚きです。
ここで現実的な話をしますと、この『MR ST@GE!!』は声優だからといって必ずできるお仕事ではないと思います。もちろん、生のお芝居に慣れていて、長年キャラクターと向かい合っている方であれば、やれないことはない。そういった意味合いでは、適役なメンバーが揃っていたのが、765PRO ALLSTARSだったのでしょう。実際問題、映像や曲のストックに関しても多大なものがあるので、選択肢としては1つしかなかったでしょうが、単に映像や曲を流すだけでは成り立ちません。生の言葉、生の歌声には勝てないからです。その場にいるという実在感が何より必要なのです。その実在感を与える大きな役目を担うのですから、声優としてもやりがいがある仕事でしょうし、それにぶつかっていきそうだからという理由で律子回には必ず参加したかったという想いがあったわけです。長年、役にぶつかり続けている方だけあって、もう律子なのか直美なのかという話でしたが、訴えかけるもの、とんでもなく大きかったでした。