HISTORY OF IM@S WORLD

HISTORY OF IM@S WORLD

アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【イベントレポート】京都の地にシンデレラガールズ5名が登場『シンデレラガールズ劇場 スペシャルトークin京まふ2017』

TOP > イベントレポート > 記事

イベント詳細

シンデレラガールズ劇場
スペシャルトークin京まふ2017

開催日:2017/09/16
    開場12:45 開演13:15
会 場:ロームシアター京都
    サウスホール(京都府)
出演者:佳村はるか、山本希望、
    三宅麻理恵、黒沢ともよ、
    高田憂希、まんきゅう監督

出演者感想まとめ

初めての京まふ

 f:id:huurai0:20170917011430j:plain


 2012年より毎年9月に開催されている京都国際マンガ・アニメフェア、通称京まふ。今年で6回目となるのですが、シンデレラガールズ劇場のイベント目当てで今回初めて参加しました。会場は京都市勧業会館、通称みやこめっせ。台風が近づいていましたので会場までは地下鉄を利用したのですが、最寄り駅である東山駅ではアニメ作品のポスターがいろいろと貼られていまして、中にはSideMのポスターもありました。しかし、会場内では見かけなかったような…。人気があったのは『あんさんぶるスターズ!』で、物販スペースには人だかりができていました。一体何が売られていたのやら。

 アニメ映画はよく観に行くものの、案外TVアニメシリーズは観ていなかったりするので、馴染みの作品が少なく、とりあえず『Wake Up, Girls!』のブースへ。そこでは、メンバーがライブで着用していた歴代の衣装が展示されていまして、それを見るだけでも、それぞれの思い出が頭に浮かびました。このブース付近で「Wake Up, Girls!です!」とチラシ(スターターブック2017)を手渡されたのですが、それがアニメ本編でのチラシ配りを彷彿とさせ、懐かしい気持ちに。ブース内にはガラポンが設置されていまして、それをガラガラ回して出てきたのがオレンジ色の玉。岡本美夕のバックステージパスステッカーを頂きました。


京都の地にシンデレラガールズ5名が登場

 みやこめっせのすぐ近く。道路を挟んだところにあるのがロームシアター京都。こちらでシンデレラガールズ劇場のイベントが開催されました。この会場には随分昔にクラシックコンサートで訪れたことがあったのですが、そちらはメインホールで、今回はそれより小さいキャパのサウスホールでした。シックなつくりで、キャパ700人。これぐらいのキャパが見る分には丁度良いのですが、首都圏で開催されるイベントとなるとキャパが物足りないという話になりそうです。自由席で整理番号が真ん中あたり。それでもそれなりの席が確保できました。後方にはカメラがセットされていましたが、記録用なのか後からBD特典映像という形で公開されるのか気になるところ。さて、京都でアイマス公式イベントが開催されるのは今回で2回目。京都でアイマスのイベントが行われることはかなりレアなのです。1回目は、体調不良の中村さんの代わりに仁後さんが来てくれた劇場版舞台挨拶で3年ぶりとなりました。

 シンデレラガールズ劇場のエンディング曲『SUN♡FLOWER』のインストがかかり、イベントスタート。まずは、佳村さん、山本さん、三宅さんの3人が登場。佳村さんと山本さんは姉妹役ということで同じ帽子をかぶられていました。ここでこのまま監督の紹介と思いきや、サプライズゲストを紹介。登場したのが、黒沢さんと高田さん。まさか京都の地でシンデレラガールズ5名が揃うとは。パッション4人でキュート1人な状況に、山本さんが三宅さんに対して、「まりえさんもパッションだから大丈夫」とよく分からないフォローを入れられていました。

 最後にまんきゅう監督が登場し、計6名でイベントが進められました。監督が「今日はエライ人がいない」と発言。好きなことが言えてしまう環境。ダメなことを言ったらピー音を入れてくださいという話に。それに対して、山本さんが三宅さんに、ピー音の代わりに「キャハッ☆」を入れてと無茶ブリされていました。しかし、それを無茶ブリと思わずに、やる気満々な三宅さんなのでした。そんな三宅さんから監督に真面目な質問。シン劇の監督を受けた経緯について聞かれました。これについては『ぷちます!』からの流れで選ばれたとのこと。監督からは『癒着』という言葉も出ましたが、この人しかいないということで選ばれたのでしょう、きっと。そういえば、まんきゅう監督が『ぷちます!』のイベントの際にはPヘッドを付けられていたのですが、シン劇のイベントからは素顔でのイベント出演に。どうも、女性ばかりのところに男がという想いからあれをかぶられていたそうなのですが、別にもういいだろうという判断からやめられたそうです。あのPヘッドを持ってくるのも大変だとも言われていましたが、ちょっと見てみたかった気も。Pヘッドを付けていないスーツ姿のまんきゅう監督はとても格好良かったのですが、ガールズからは『怪しい経営コンサルタント』と言われてしまうのでした。

 まずは、第1期シリーズの話題。スクリーンにアニメ本編カットを表示。赤城みりあの紹介の場面では、黒沢さんが、ほっぺがかわいいと話されていたのですが、この作画を担当した方が、みりあが好きとのことで自ら志願して描かれたとのこと。その為、必要以上に書き込んでしまい、作画枚数が増えてしまうという事態になったと監督が話されていました。続いて城ヶ崎莉嘉の紹介。ここではフリップに描かれたぴにゃこら太の話題に。みりあもそれを描いていて、それぞれ違うアニメーターが担当されていたそうです。五十嵐響子が描いた絵については、左手で描かれたとのこと。しかし、それでもうまかったそうでリテイクに。うまいからリテイクされることもあるのですね。リテイクというと、城ヶ崎美嘉の紹介の際に、どうしてもアニメーターが巨乳にしてしまうので、小さくしたという話が。胸を小さくするリテイクもあるのだなと。

 おまちかねの第2期シリーズについて。ここではアニメPVと、安部菜々と他4名が歌うエンディング曲『Blooming Days』(30秒尺)が初公開。監督によると、今回もエンディングで少し踊ってくれるそうです。どこか懐かしいサウンドが第1期シリーズのエンディング曲の特徴でしたが、それとはまた違う感じで、今後どういったエンディング曲が生まれるのか楽しみです。前のコーナーでは第1期シリーズの振り返りでしたので、依田芳乃と安部菜々は未登場で紹介はありませんでした。そこで第2期シリーズはという話題に。ここで監督から、前回の総選挙でボイスが付いたアイドルを含めて全員が登場すると明言。これについてはSNSでの拡散OKとのことでした。

 アイマスのイベントに欠かせない対決コーナーへ。佳村さん・山本さんと、黒沢さん・高田さん・三宅さんの2チームに分かれての対決。第2期シリーズの第1話(アニメオリジナル話)で誰かがイメチェンをするので、自身の演じるアイドルをイメチェンした際のユニット名を考えるというもの。勝敗は監督がジャッジ。勝利チームには京土産が。この時フリップを渡しに、アイマスラジオ・イベントスタッフでお馴染みの篠崎さんが登場。関東圏以外のイベントでも担当されるとはご苦労様です。さて、まずは佳村さん・山本さんチームから。どうも佳村さんは自信なさげ。フリップには「理由(ワケ)あってアルバイトを始めました。 AlBeit」。どこかで聞いたことがあるユニット名。ロゴデザインは本物を再現したもの。京まふでのSideM要素が、まさかここにあったとは…。対する、黒沢さん・高田さん・三宅さんチームは「ギャル時代」。それぞれ知っているギャル語を披露。黒沢さんが「チョベリバ」。高田さんが「バッチグー」。三宅さんが「ギャルサー」。何故だか三宅さんが一番新しいという不思議な結果となりました。対決の結果は引き分け。シン劇は争いのない世界と監督。あれ?ウサミンロボの話は??

 時間がまだあるとのことで、5thライブの思い出話に。監督は幕張公演とSSA公演1日目に参加し、幕張公演では寡黙な制作進行の方と一緒に観られたとのことでした。幕張公演といえば佳村さんがセンター。その佳村さんの最後の挨拶で、寡黙な制作進行の方は号泣。その光景を見たことで、頑張らねばと思われたそうです。高田さん・山本さんは福岡公演の話題を。莉嘉の誕生日で、莉嘉の担当以外の方からも「おめでとう!」の声を貰ったことで泣いてしまった(とんこつを流してしまった)エピソードが語られました。

 45分間の短いイベントでしたが、首都圏でのイベントに参加したような感覚が。地方の場合、大きなイベント以外でこのメンバーが集まることはなかなかないので、貴重な機会に立ち会えたなと満足感のあるイベントでした。シン劇については、第1期シリーズで登場しなかったアイドルも登場するようですので、それぞれのアイドルの個性が出たエピソードが楽しめるのではないでしょうか。放送時間が短いのがネックですが、その短さだからこその気軽に観られる良さも。監督も言っていましたが、アイドルをめでるのがシン劇。10月からの放送を楽しみにしたいと思います。

【ライブレポート】客層・文化の違いに戸惑いつつも、ドラマの再現に熱狂した『THE IDOLM@STER.KR 2nd ST@GE in Japan 1st Stage』

TOP > イベントレポート > 記事

イベント詳細

THE IDOLM@STER.KR
2nd ST@GE in Japan 1st Stage

開催日:2017/08/20
    開場13:00 開演13:30
会 場:SELENE b2(東京都)
料 金:5,600円(ドリンク代別途)
出演者:Real Girls Project

出演者感想まとめ


いつもとの客層の違いを肌で感じる


 アイドルマスターのTVドラマ『THE IDOLM@STER.KR』の1回目のライブが、放送前に開催。平日(金曜日)でしたし、まだ放送前で内容がよく分からなかったこともあって不参加でしたが、2回目がこの度開催されることになったので参加してきました。前回はZeppダイバーシティ東京という大きな会場でしたが、今回はSELENE b2という初めて訪れる会場。マンションの地下に作られたライブハウスということで、外観はマンションそのもの。周りも住宅地で、こんなところにという場所にありました。

 11時頃から物販列に並び、実際に購入できたのは12時過ぎ。全然列が進まなかったのですが、おそらく別の列があってその列が先に動いていたのでしょう。その間、通路に行き交う皆さんをひっそり観察していましたら、ファン同士のコミュニティができている様子。そして、年齢層が高い。上司に囲まれている気がして、なんとも言えない気持ちに。それでいて、中には若い女の子もいて客層が読めないという。ファンの分布としては、リアルアイドルファン(KPOP寄り)、ドラマファン、アイマスファン等々と、入り乱れている様子。いつもとの客層の違いを肌で感じました。

 いくつか置かれていたフラワースタンドの中に見慣れないものが。ミントさん宛のもので、米が一緒に飾られているという。タイでは祭事にこういったものを贈る風習があるのかと思いきや、タイではなく韓国からの模様。調べてみたところ米花輪(サルファファン)と呼ばれるもので、贈られた米は贈られた側の名義で寄付する流れらしいです。古くからの慣わしではなく、最近になって主流となった文化とのこと。こういうものもあるのだなと勉強になりました。

f:id:huurai0:20170823010042j:plain

 開場時間になり、地下のライブハウス内へ。横幅があって広めの会場。ステージの背面が全面スクリーンになっていまして、両サイドに演出用のサブスクリーンが。映像演出が映える作りでした。今回のライブのチケットの販売がシンデレラ5thSSA公演の一般チケット販売とかぶっていた為、どちらを優先しようか悩んだ結果、KRをとり、10番台のチケットを購入。(シンデレラの方は後日ゲット)ということで、最前列で観られることに。客の入りが心配でしたが、後ろを見渡してみますと結果的には結構入っていました。開演前にユキカさんがスタッフから「いっぱい入っているように“見える”」と言われていたそうですが、“見える”とは、正直といいますかなんといいますか。



セットリスト(全16曲)


 M01:THE IDOLM@STER(ED1)

    出演者全員

 M02:ACACIA(劇中歌)
    出演者全員

 M03:Lost in the Summer
    ヨンジュ、ジェイン

 M04:Wanna Be Your Star
    ハソ、イェウン、ジェイン

 M05:PINGPONG GAME
    ソリ、ユキカ、ジウォン、
    イェウン、スジ


 M06:Signal
    ソリ、ユキカ、ジウォン、
    イェウン、スジ


 M07:Memories(劇中歌)
    ジウォン、スジ

 M08:Something →
    Genie → Mister(劇中歌)

    デビュー組
    (Misterはジウォン除く4人)


 M09:2nd Confession(劇中歌)
    デビュー組

 M10:Bo peep Bo peep →
    Alone → FIRE(劇中歌)

    ルーキー組

 M11:Growl(劇中歌)
    ルーキー組

 M12:Dream(OP)
    出演者全員

 M13:The world is all one !!(ED3)
    出演者全員

 M14:One for all(劇中歌)
    出演者全員

 E01:Not end, but and(ED4)
    出演者全員

 E02:I Must Go(ED2)
    出演者全員


 開幕に流れた映像は、このライブのフライヤーに使用されていたコミックテイストの画像を編集した出演者紹介。1人1人の紹介シーンが用意され、観客側がそれぞれ盛り上がれる作りになっていました。出演者紹介が終わったところで披露されたのが『THE IDOLM@STER』。KR版は日本の2nd-mix基準な作りで、ダンスの振りも同じところがあり、アイマスファンにはお馴染みの主題歌。ドラマではエンディングに使用。フォーメーションの変化の流れにアイマス2のPVが思い出されました。序盤に音が止まるアクシデントがありましたが、ちょっとした間を置いて続きから再開。ライブならではのアクシデントでした。

 2曲目、Red Queenの曲『Acasia』披露後に自己紹介。日本人のユキカさんと日本語が堪能なソリさん以外は、日本語の習得具合に差がありますが、それでもみなさん日本語でご挨拶。日本語のたどたどしいところは、ユキカさんとソリさんがカバーされていました。最初にMCはメンバーだけで行うとソリさんが話されていましたが、通訳を使わず、極力自分の言葉で話して欲しいという想いからか最小限のカバーにとどめられていたりと、その姿勢に感動。ソリさんが、アイマスライブの特徴とも言える、観客側をプロデューサーと呼ぶことについて説明。客層が様々なので、特に言明しなくても良いのではないかと自分は感じたのですが、あくまでこのライブはアイマスのライブであるというスタンスを考えてくれたものであると理解しました。

 3曲目『Lost in the Summer』は、ジェインさんとジョンジュさんの曲。ライブではジョンジュさんの変わりにお姉さんであるヨンジュさんが歌われました。ジョンジュさんの可愛らしい歌声も良かったですが、ヨンジュさんの芯の通った歌声もまた良い。歌の中で、「ワン、ツー、スリー」「フォー、ファイブ、シックス」の部分ではコールが。ジェインさんの喉の調子が悪いとのことで、隙を見ては水を飲まれていて負担が大きかった様でした。とはいえ、歌がダメになっていた訳ではなく、しっかりとした歌声。メンバー最年少ながらさすがプロだなと感じました。4曲目は『Wanna Be a Star』。ハソさんお得意のラップを生で聴けるとは。ラップというとドラマであったラップバトルが思い出されますが、その時に続けて行われたダンスバトルの再現を、ミントさんとジェインさんがやってくれました。

 ドラマの撮影終了後は、ソリさん、ユキカさん、イェウンさん、ジウォンさん、スジさんの5人で活動中。『PINGPONG GAME』という曲でカムバック。カムバックとは韓国音楽業界用語。年1回のアルバムリリースが通例で、再びアルバムリリースすることをカムバックと言うそうです。その後3ヶ月間ほどは歌手活動で音楽番組に出演し、再び音楽製作活動等に戻っていくという流れ。このシステマティックな流れは、アイマス2が思い出されます。5曲目、6曲目はその新ユニットの曲を披露。ドラマだけを観ている人にとってみれば、どういうメンバーなんだ?となると思うのですが、そういった訳なのでした。

 7曲目『Memories』は、カンPとスアのシーンが流れた後に歌われたのですが、スアが交通事故に遭うシーンが流れ、カンPが「スアヤァ!!!!!」と叫ぶところで、これに呼応するように観客側からも「スアヤァ!!!!!」と叫び声が。泣かせどころが笑いどころに。(ステージ裏でソリさんは笑っていたという)このシーン後にすぐステージに立つ流れでしたら、ジウォンさんとスジさんが笑いを堪えながら登場していたのでは。このシーンから間があって良かったでした。曲自体はしっとりと聴かせるバラードで、ドラマでも要所で使用されているので聴き馴染みのある曲。ライブで歌ってくれて有り難いかぎり。

 ここからはドラマでのサバイバルの再現。ドラマのシーンが流れたあとにデビュー組(テリに代わってジウォン)が登場。日本版では曲の差し替えがあったのですが、ライブでは原曲のままでの披露となりました。(『Genie』と『FIRE』がRed Queenの曲に差し替わっていた)デビュー組はドラマと同じ全身黒のドレス衣装。曲の途中でロングスカートを脱ぐという一連の流れもそのまま。ユキカさんが脱ぐのに少し時間がかかっていたのでソワソワ。『2nd Confession』では、花を投げ入れるところを再現。最前列でしたので取ろうと思えば取れたのですが、「持ち帰るのが大変だ」と現実的判断を一瞬で下し、スルーすることに。この曲の際、バックではファンタジックな絵柄で気球に乗り世界旅行をする社長とマリくん(社長の飼い猫)の映像が流れていました。社長とマリくんの画像は無理やり貼り付けた実写で、とてもシュールな映像に。ときおり、社長と一緒にいるのが嫌なのか、マリくんが吹き出しで「ニャアア!!!」と泣くという。最終的には宇宙空間にまで行ってしまい、ここでもマリくんは泣き始める。こんなシュールな映像が流れていたものだから映像に気を取られ、不意打ち気味に花を投げ入れられた格好になったのでした。対してルーキー組。ドラマではスジさんとイェウンさんが、ダンスが全然できないという設定でしたがここで本領発揮。キレキレのダンスを魅せてくれました。思い返してみますと、ドラマを観ている人間にとって、これが目の前で観られるって贅沢すぎない?と、今になって思うのでした。

 ドラマの裏話が聞けたトークコーナーがありまして、丁度17話が放送されたばかりのタイミングでしたので、ソリさんがドラマで実家に帰った話について語られました。両親役の役者さんとはここで初対面だったものの、気持ちが役とリンクしたことで、両親役の方との顔合わせの時点で泣いてしまうという。これには母親役の方も貰い泣き。現実とのリンクが、ドラマに深みを与えていることが分かるエピソードでした。他にもカンPに関する裏話が。ジェインさんが喉の調子が悪いので、ソリさんに耳打ちして、それを即翻訳しながら語られました。カンPからアドバイスを頂いたとのことで、会場から感嘆の声が挙がりました。ドラマのイメージから、さぞ深いお言葉を頂いたのだろうなと思っていました、「そうではない」とジェイン。「ダイエットしろ」と、ド直球なお言葉を頂いていたのでした。今現在は、大学受験を控え色々と大変なのか痩せてしまったのですが、ドラマ撮影時は、まあね。このドラマの話題からの流れで、ドラマの主題歌を披露。12曲目『Dream』、そして、13曲目『The world is all one !!』。ざわわんは、ミリオンライブの台湾公演で海外で歌われ、そしてこの場で、海外のユニットが日本で歌うという。最初にこの曲を聴いたときに、そういうことになるとは夢にも思わず。あの時から、未来を確かめるための道が、今もなお続いている奇跡を感じずにはいられませんでした。

 『The world is all one !!』の後にフォトタイム。他のアイマスのイベントでは滅多にない写真撮影のお時間。カメラは持ち込み禁止でしたのでスマホで撮影。ソリさんの配慮で前のほうの人はしゃがむなんてこともありました。最後に、ステージ中央にメンバーが集まって、腕を組み合わせて大きなハートが作られました。

f:id:huurai0:20170823010155j:plain

 お別れの挨拶ではジスルさんが日本語では上手く伝えられないということで歌を披露。この時、後ろのスクリーンにジスルさんが歌う姿が映像が映っていたのですが、スジさんがその映像に映り込んでいることに気づき、映らないよう他のメンバーとともに横へスライドしながら移動なんて場面も。14曲目『One for all』を歌い終わり、ソリさんによる「アイマスですよ!アイマス!!」で締めて、メンバーが一旦退場。アンコールヘ。

 時間が無い様で早々にアンコール1曲目に。新曲『Not end, but and』。ミリオンライブの新曲ですと紹介されても、普通に受け入れられるようなアイマスアイマスした曲。自分はこうした新曲披露で、後に名曲と呼ばれるような曲でもピンとくることが少ないのですが、この曲は率直に良いなと感じました。『PINGPONG GAME』とは逆に、K-POPらしさがあまり無いのですが、こういった曲も歌ってくれるのかと、アイマスKRの楽曲の幅広さを感じたのでした。

 最後はこの曲『I Must Go!』。日本版からあまりアレンジを加えられていないので、オリジナルと同じ感覚の仕上がり。日本で披露される際にはラスサビが日本語なので一緒に歌えます。一緒に歌えるからこそ一体感が生まれていました。途中で円陣が組まれたのですが、他のアイマスでは開演前にやっていることなので舞台裏の映像でしか観ることがないものをこうして観られるとは、泣かせます。

 終演後にはハイタッチ会。出口でメンバー10人がハイタッチでお見送り。アイマスでハイタッチ会というとCDリリースイベントでシンデレラのメンバーがやっていましたが、それも数えるぐらい。せっかくの機会なので、まっすぐ顔を見てのハイタッチをと考えるも、終わってみれば一瞬の出来事でした。そんな中、ヨンジュさんの笑顔にキュンとくるという。自分にもまだこんな感情が残されていたとは。ドラマだと相手を威嚇する表情ばかりなのに、実際逢うと可愛いのはとてもズルイと思います!

 物販でCDのEpisode3と4を購入すると、デカチェキ撮影会に参加できるとのことで、ハイタッチ会の後に参加。こういうのは緊張するので苦手なのですが、今後こういう機会はなかろうと参加してみることに。撮影されている方の様子を見ていましたら、最初にポーズを決めて撮影に入る様子。特にポーズなんぞ考えてもいなかったのですが、見ていると両サイドのメンバーとハートを作るツワモノがいたりしたのですが、そんなことできるわけもなく、ピースでことを済ませたのでした。(普段写真撮るときにピースなんてしないが…)この写真は永久封印だな!

 外に出ると16:50。帰りの新幹線を予約していた時間でした。終演の際にもう間に合わないなとネットで予約変更。地下から繋がって助かりました。さて、最後にまとめを。アイマスKRのライブを実際観てみて思ったのが、ドラマが字幕で良かったなということ。ドラマが始まるまでは、アイマスの声優さんをあてたら話題性があるのではないかと考えていたのですが、それでは彼女達が彼女達でなくなるなと。リアルガールズプロジェクトとして成立しなくなると感じたのでした。実のところ、これはライブを観る前からドラマを観続けてきたことで思っていたことでしたが、やはりそうだったなと確信しました。声のイメージって案外重要で、吹替えされていた実際の役者さんの声を聞いて、全然違うと思ってしまうと同一視できなくなってしまうのです。それがある状態でライブを観てしまうと、本人なのに本人と思えない大きな違和感に。字幕で本人の声を聞いているからこそ、メンバー達に本当に出会えたという大きな感動が起こるのでは。MCの際、メンバーの中には、日本語ではうまく伝えられず、ヤキモキされていた方もいましたが、覚えたての言葉でも、本人達の声だからこそ、直に気持ちが伝わってきます。今後、3rd、4th…と続いていくかどうかは分かりませんが、彼女達の真摯な姿勢を数多くの方に見てもらいたいなと願うのでした。

【ライブレポート】Frozen Tearsから、まさかのMemoriesを挟み、Neo Beautiful Painへ繋ぐ流れ『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!! 福岡公演』

TOP > イベントレポート > 記事

イベント詳細

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR
Serendipity Parade!!! 福岡公演

開催日:2017/07/30
    開場14:30 開演15:30
会場:西日本総合展示場 新館(福岡県)
料金:8,700円
出演者:
藍原ことみ(一ノ瀬志希役)、青木志貴(二宮飛鳥役)、飯田友子(速水奏役)、大坪由佳(三村かな子役)、金子有希(高森藍子役)、木村珠莉(相葉夕美役)、下地紫野(中野有香役)、高田憂希(依田芳乃役)、高森奈津美(前川みく役)、種﨑敦美(五十嵐響子役)、春野ななみ(上田鈴帆役)、渕上舞(北条加蓮役)、松井恵理子(神谷奈緒役)、村中知(大和亜季役)、山本希望(城ヶ崎莉嘉役)


出演者感想まとめ


新しい双眼鏡(アキュロンT11)を持参。使ってみた感想について。


 新幹線で小倉駅へ。天気は良かったのですが、良すぎたので、福岡観光をする気力が起きず、小倉駅付近で開演時間までの時間つぶしを。話題になっていた『資さんうどん』。店内には入らなかったのですが、広い店内なのに人でいっぱいな様子を確認。ツイッターのタイムライン上で社員食堂と称されていましたが、まさにそんな感じでした。

f:id:huurai0:20170811224128j:plain


f:id:huurai0:20170811224153j:plain


 福岡公演のチケットはWEB先行にて当選したものでしたので後方の座席。石川公演の会場と同じく、普段は展示会場ですのでスタンド席がなく全席アリーナ席でした。ステージからかなり遠い位置ということで、新しい双眼鏡(アキュロンT11)を福岡公演で初使用。これまで倍率8倍のPENTAX製タンクローRを使用していたのですが、大きな会場で8倍では物足りなさを感じていましたので、最大24倍まで調整できるものを持参しました。実際に使用してみたところ、フラットな会場では目前に背の高い方がいなければ視界が確保でき、有効活用できそうでした。(そう、目前に背の高い方がいなければ…)12倍くらいであれば、最後列辺りからでもステージの様子が確認可能。それ以上上げることもできましたが、明るさの問題よりも手ブレが問題で、しっかりと固定する必要がありました。

 

セットリスト(全24曲)


 M01:Yes! Party time!! 披露数:10回目
    Yes! Party Time!!(17/01/25)より
    作詞・作曲:俊龍
    編曲:Sizuk

    歌:出演者全員

 M02:SUPERLOVE☆ 披露数:3回目
    ハイファイ☆デイズ(16/06/22)より

    作詞:小金井つくも
    作曲・編曲:内田哲也

    歌:山本希望

 M03:ニャンと☆スペクタクル 披露数:5回目
    Tulip(16/05/18)より
    作詞・作曲・編曲:ミト
    歌:高森奈津美

 M04:恋色エナジー 披露数:3回目
    CINDERELLA MASTER 042(16/03/02)より
    作詞:ミズノゲンキ
    作曲・編曲:睦月周平

    歌:下地紫野

 M05:lilac time 披露数:3回目 
    CINDERELLA MASTER 044(16/03/02)より
    作詞・作曲・編曲:橋本由香利

    歌:木村珠莉

 M06:Nothing but You 披露数:2回目
    STARLIGHT MASTER 17(18/05/23)より
    作詞・作曲・編曲:AJURIKA

    歌:青木、飯田、下地、高森、松井

 M07:この空の下 披露数:6回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 04(15/10/07)より
    作詞:Funta3
    作曲・編曲:Funta7

    歌:藍原、春野、村中

 M08:桜の頃 披露数:4回目
    STARLIGHT MASTER 15(18/03/14)より
    作詞:桜アス恵
    作曲:隠田遼平
    編曲:坪田修平

    歌:金子、高田、種﨑

 M09:祈りの花 披露数:2回目
    CINDERELLA MASTER 048(17/03/15)より
    作詞・作曲・編曲:トリ音
    歌:高田憂希

 M10:青空リレーション 披露数:4回目
    STARLIGHT MASTER 06(16/10/26)より
    作詞:Apis
    作曲・編曲:岡野裕次郎

    歌:金子有希

 M11:おかしな国のおかし屋さん 披露数:5回目
    STARLIGHT MASTER 05(16/08/31)より
    作詞:Mitsu、佐藤貴文
    作曲・編曲:佐藤貴文

    歌:大坪由佳

 M12:オルゴールの小箱 披露数:6回目
     Cool jewelries! 002(17/05/24)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:高橋浩平

    歌:青木、飯田、渕上、松井、村中

 M13:パステルピンクな恋 披露数:3回目
    Cute Jewelies! 002(14/12/31)より
    作詞:marhy
    作曲・編曲:内田哲也

    歌:藍原、大坪、下地、高森、種﨑

 M14:SUN♡FLOWER 披露数:4回目
    SUN♡FLOWER(17/06/28)より
    作詞:坂井竜二
    作曲・編曲:山崎真吾

    歌:金子、木村、高田、春野、山本

 M15:Star!! 披露数:34回目
    ANIMATION PROJECT 01(15/02/18)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:田中秀和

    歌:出演者全員

 M16:Take me☆Take you 披露数:5回目
    Take me☆Take you(16/11/16)より
    作詞:渡部紫緒
    作曲・編曲:坂部剛

    歌:高田、高森、種﨑

 M17:Frozen Tears 披露数:2回目
    STARLIGHT MASTER 08(17/02/01)より
    作詞:磯谷佳江
    作曲:小野貴光
    編曲:玉木千尋

    歌:渕上舞

 M18:Memories 披露数:6回目
    ANIMATION PROJECT 02(15/03/18)より
    作詞:貝田由里子
    作曲:ESTi
    編曲:ESTi、kyo

    歌:渕上、松井

 M19:Neo Beautiful Pain 披露数:2回目
    STARLIGHT MASTER 11(17/05/31)より
    作詞・作曲・編曲:AJURIKA
    歌:松井恵理子

 M20:生存本能ヴァルキュリア 披露数:7回目
    STARLIGHT MASTER 04(16/07/27)より
    作詞:朝倉路
    作曲・編曲:渡部チェル

    歌:青木、金子、木村、春野、村中

 M21:Tulip 披露数:11回目
    STARLIGHT MASTER 02(16/05/18)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:石濱翔

    歌:藍原、飯田、大坪、種﨑、山本

 M22:夕映えプレゼント 披露数:12回目
    ANIMATION PROJECT 02(15/03/18)より
    作詞:遠藤フビト
    作曲:Yoshi
    編曲:Yoshi、滝澤俊輔

    歌:出演者全員

 E01:M@GIC☆ 披露数:12回目
    ANIMATION PROJECT 2nd 07(15/11/25)より
    作詞:森由里子
    作曲・編曲:田中秀和

    歌:出演者全員

 E02:お願い!シンデレラ 披露数:95回目
    お願い!シンデレラ(13/04/10)より
    作詞:marhy
    作曲・編曲:内田哲也

    歌:出演者全員


 初披露曲は『Nothing but You』、『祈りの花』、『Frozen Tears』、『Neo Beautiful Pain』の4曲。『Frozen Tears』から、まさかの『Memories』を挟み、『Neo Beautiful Pain』へ繋ぐ流れは、間違いなく福岡公演の見所・聴き所。まずは『Frozen Tears』。渕上さんの歌声とダンスには、伝える力をいつも感じます。その表現力がありながら、MCパートで「頑張るのは嫌い」と逆説的なことを言いきってしまうのもまた魅力。諦めなかった人から出てくる言葉とは思えないところが味わい深いというかなんというか。続いて、LOVE LAIKAの曲『Memories』。奈緒と加蓮、キャラクター同士という観点からもそうですが、渕上さんと松井さんが先輩後輩関係という観点からでも、この2人がこの曲を歌う意味を勝手に感じて、良きものを観させて貰ったなという気持ちに。そして、渕上さんからのバトンを受け取っての『Neo Beautiful Pain』。光の柱が、土砂降りの雨の様にステージを照らし続け、やがて光の柱は細かい閃光となって高速で走っていくという、どんだけ照明に気合入ってるんだと思わずにはいられない演出からスタート。ダンサーさんのダンスもここは魅せ所だと激しい動き。これに対して松井さんは、かなりプレッシャーがかかっていたでしょうが、いつもの全身全霊で立ち向かう姿勢でこの曲を表現されていました。歌の上手い下手は関係なく、とにかく伝わってくるものがあるという。自らの提言でダンスの振りを増やしたと話されていましたが、そうせざるを得ないぐらいの大役を任されたのだなと思ったのでした。

 当日は城ヶ崎莉嘉の誕生日。最初の挨拶の際に話題となり、みんなでお祝い。これに対して、感動のあまり豚骨スープ(涙)を目から流す山本さん。このあとすぐに、パワーを使うであろうソロ曲『SUPERLOVE☆』を披露。まだ気持ちの整理ができていないままといった様子でしたが、今まで以上に莉嘉を感じながら歌えたのではないでしょうか。そういえば、姉の美嘉が歌う『Tulip』を莉嘉が歌いました。これは誕生日を迎えて1つ大人になったご褒美だったのかもしれません。

 ライブイベント初出演は春野さん。『おかしな国のおかし屋さん』では、王子様役を担当。これまでの格好のよい王子様とは違いましたが、上田鈴帆が目立ちどころで目立てたと解釈しますと適任だったのかも。笑顔が魅力的で、面白さよりも可愛さが目立っていたように感じました。次は太陽の着ぐるみでの登場に期待!ライブイベント初出演ではなかったですが、アニバーサリーライブとしては初出演となった高田さん。髪が伸びたとのことで、依田芳乃の髪形を再現された姿は、ミリオン4thライブでの高橋未奈美さんを彷彿とさせられました。『祈りの花』を初披露。普段は明るいキャラクターの彼女が、芳乃としてステージに立ち体現する。見た目だけでなく立ち振る舞いもまた芳乃でした。

 4thライブで初出演だった下地さんと木村さん。当時は見るからに緊張されていたのですが、見違えるようなパフォーマンスを見せてくれました。歌うので精一杯のところから、自身が演じるキャラクターを表現するところまでグレードアップしていたのには驚かされました。初出演がさいたまスーパーアリーナの様な巨大な会場では緊張するのも当然。(反面、種﨑さんみたいに最初から空気に呑まれない方もいますが)今回の様に1会場2公演ですと、1回目で得た経験を2回目に活かせますので、以前よりも大分リラックスしてステージに立てたのではないでしょうか。

 公演終了時間は、開演時間が早かったので19時前。アイマスのライブが終わったのにも拘らず、まだ外が明るいという不思議。これには、SideMのグリーティングツアー広島公演でもそうだったなと過去の記憶がよぎりました。さて、福岡公演のセンターは大坪さんでした。CINDERELLA MASTERシリーズ第1段メンバー。アイマスのファンからアイドル役になったキャストとしては1人目になるのでは。実は別作品でもセンターを務められているので、若いのに経験豊富。MCパートで盛り上がった『好いとうよ選手権』は彼女の発案。アイデアマンでもあり、その場にいてくれるだけで不思議と安心感に溢れる存在。そんな彼女の「アイマスですよ!アイマス!!」の言葉は、静岡公演の佳村さんとはまた別のシンデレラガールズストーリーを感じるものとなりました。


©HUURAI | このブログについてプライバシーポリシー