HISTORY OF IM@S WORLD

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アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【ネタバレ・感想】フィクションには終わらないのが大きな魅力『アイドルマスター.KR』

 韓国で製作されたドラマ『アイドルマスター.KR』。Youtube、Instagram上でのドラマキャスト一般投票から早1年。最近まであまり情報が入らず、進捗具合が分からなかったのですが、しっかりと撮影が進んでいたようで、4月からドラマの放送がスタート。日本ではAmazonプライム・ビデオで配信がスタートしました。配信日である4月28日に観てみましたのでその感想を。


タイトル:アイドルマスター.KR
制作会社:IMX
監督:パク・チャンユル
脚本:シン・ヘミ、ウォン・ヨンシル
キャスト:Real Girls Project、プロデューサー/ソンフン、他

アイドルマスター.KR 第1話

アイドルマスター.KR 第1話

 

 

1位になることよりも完走することに幸せを感じるマラソン選手のスジ。しかし、双子の妹であり、韓国最高のアイドルであるスアが事故により亡くなって以降、生きる希望の光を失ってしまった。1年の月日が流れ、スジは走ることを止め、アルバイトをしながら生活していたが…。一方、ヨンジュは共に練習生生活を送ってきたチェ・ナギョンがスアの代わりに「Red Queen」に加入するというニュースを聞き、ショックを受ける。その上、所属事務所まで倒産してしまったのだ。途方に暮れるヨンジュと練習生仲間たちの前に忽然と現れた猫おじさん。自分が新しい事務所の社長だと名乗るが…!

Amazonプライム・ビデオ

 



 吹き替え版はなく、字幕のみ。韓国でのドラマ企画を知った際、アイドルマスターシリーズの声優さんの中でも外画のアフレコ経験者が多いので、そのまま起用したら面白いし話題になるのではと思ったのですが、残念ながらそうはならず。素直に字幕で楽しみましょう。

 オープニングの低予算感溢れる合成映像に初っ端から不安を感じたものの、ドラマ部分にはCG合成での余計な演出はないのでその点は一安心。40分超の長尺でしたが思いのほかサラッと観ることができました。序盤は、人気アイドルの交通事故死であったり、アイドル練習生の1人が抜け駆けでのデビューから発生したイザコザ、所属事務所が倒産したりと、怒涛の展開。こういった展開が実に韓国ドラマらしい。とはいえ、昔の日本のドラマもこんな感じだったような。野島伸司作品や、もっと昔であれば大映ドラマ的な展開。だからこそ、世の叔母様方がはまるのかもしれません。そういえば、日本での1stライブの際に、プロデューサー役のソンフンさん目当てに来られていた方々がいらっしゃったとか。

 空気がコミカルに変わるのが社長が登場する中盤から。初登場シーンからして、猫好きの変な人という扱いで、得体の知れない人物だということを印象付けています。後にこの人物が、アイドル練習生たちが所属していた事務所を買収したことが分かるのですが、その後も得体の知れない人物であることは変わらず。それでも、担当アイドルの事故死により現場を離れていたプロデューサーを誘うところからして、いろいろとパイプは持っているのだろうなと有能っぷりはみせていましたので、只者ではないことは確かです。

 この第1話ではアイドル練習生である、ヨンジュ、ソリ、ユキカ、ジェイン、テリのデビュー組5人と、元マラソン選手のスジが登場。メンバーが多いので、誰が誰だかでしたが、第1話で目立っていたのは、抜け駆けしたアイドルに頭からゴミを被せていたヨンジュと、着ぐるみ姿のスジの2人。スジについては、双子の妹スアも演じていましたし、プロデューサーとの出逢いのシーンが用意されているなど、かなり重要な役どころの様です。練習生は全11名。2話以降に他のメンバーも登場。皆が本人役として登場するのがこの作品ならではの要素です。さらには、その本人たちの本当の兄弟までも特別出演するとのこと。現実とリンクしたドラマの内容になるそうですので、フィクションには終わらないところは大きな魅力だと思います。

参考資料:アイドルマスター.KR これまでの経緯


 アイドルマスターの物語に欠かせないプロデューサーという役職。ゲームでは、アイドルとの関係を深くするために、半マネージャー的な役割でしたが本作ではどうなるのやら。かつてプロデュースしていた子の双子の姉をプロデュースすることになるようですが、他の練習生たちとの関係性との違いが生まれてきそうで、ここからどういったドラマに発展していくのか注目。既に人気アイドルグループを生み出している有能なプロデューサー。成長物語の側面はなさそうですが、その分、どう練習生たちをまとめていくのか手腕が期待されます。それにしてもこのプロデューサー、イケメンでオーラもあり、自身がデビューしちゃえばいいんじゃないかと思うばかり。

 アイドルマスターを原案にした実写作品。これまでのアニメ作品とは違ったアプローチですので、「これじゃない!」と思う方もいるかもしれません。とはいえ、アイドル練習生(ゲームだと候補生)とプロデューサーという基本的なところは踏襲。特にプロデューサー視点でも話が進みそうなのがゲーム基準でうれしい。(日本だとこれがやりづらい環境なのがなんともね…)アニメと同じようなことをしても新作として意味ないですし、全く新たな物語として楽しめるのではないかと。2話以降も引き続いて観ていきたい次第です。

【イベントレポート】向かい風上等だという気持ちで待っていてほしい『THE IDOLM@STER SideM GREETING TOUR 2017 大阪公演』

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イベント詳細

THE IDOLM@STER SideM
GREETING TOUR 2017
〜BEYOND THE DREAM〜 大阪公演

開催日:2017/04/16
    開場16:00 開演17:00
会 場:オリックス劇場(大阪府)
料 金:7,000円
出演者:
FRAME
[熊谷健太郎(握野英雄役)、濱健人(木村龍役)、増元拓也(信玄誠司役)]
Café Parade
[狩野翔(神谷幸広役)、天﨑滉平(東雲荘一郎役)、古川慎(アスラン=ベルゼビュートII世役)、児玉卓也(卯月巻緒役)、小林大紀(水嶋咲役)]
Jupiter[神原大地(伊集院北斗役)] 


出演者感想まとめ


オリックス劇場は最後列でも見晴らしが良い

 SideMのグリーティングツアー2都市目、大阪にやってきました。会場はオリックス劇場。数々のアイマスのライブが開催されてきた劇場です。勝手に古い劇場だと思い込んでいたのですが、2012年に改装されたバリアフリー構造の新型劇場。3階ロビーには、出演アーティストのオブジェコレクション(サイン)が飾られていました。自身の席はその3階の最後列。ステージが見えづらいかなと危惧していたのですが、ここからでも問題なくステージ全体が見渡せました。中には、最後列の場合、ステージの手前側が見えず奥側しか見えない会場もありますのでご注意を。


セットリスト(全11曲)

M01:Beyond The Dream 披露数:7回目
   Beyond The Dream(17/02/01)より
   作詞:柿埜嘉奈子
   作曲・編曲:EFFY

   歌:出演者全員

<朗読劇>

M02:勇敢なるキミへ 披露数:6回目
   ST@RTING LINE 08(16/01/27)より

   作詞:真崎エリカ
   作曲・編曲:増田武史

   歌:FRAME(熊谷、濱、増元)

M03:Café Parade 披露数:6回目
   ST@RTING LINE 10(16/04/20)より
   作詞:松井洋平
   作曲・編曲:大川茂伸

   歌:Café Parade
   (狩野、天﨑、古川、児玉、小林)


<朗読劇>

M04:ROMANTIC SHAKER
   (ショートVer.) 披露数:初披露
   ORIGIN@L PIECES 04(17/04/26)より
   作詞:真崎エリカ
   作曲・編曲:石井健太郎

   歌:神原大地

M05:フェイバリットに踊らせて
   (ショートVer.) 披露数:2回目 
   ORIGIN@L PIECES 04(17/04/26)より
   作詞:真崎エリカ
   作曲:宮崎まゆ
   編曲:Tak Miyazawa

   歌:小林大紀

M06:Piece Montee
   (ショートVer.) 披露数:2回目
   ORIGIN@L PIECES 03(17/02/01)より
   作詞:松井洋平
   作曲・編曲:矢鴇つかさ

   歌:天﨑滉平

<朗読劇>

M07:Happy-Go-Unlucky
   (ショートVer.) 披露数:2回目

   ORIGIN@L PIECES 02(16/12/21)より
   作詞:結城アイラ
   作曲・編曲:渡邉俊彦

   歌:濱健人

M08:MISSION is ピースフル! 披露数:6回目
   ST@RTING LINE 08(16/01/27)より
   作詞:真崎エリカ
   作曲・編曲:磯崎健史

   歌:FRAME(熊谷、濱、増元)

M09:À La Carte FREEDOM♪ 披露数:6回目
   ST@RTING LINE 10(16/04/20)より
   作詞:松井洋平
   作曲:江波哲志
   編曲:増田武史

   歌:Café Parade
   (狩野、天﨑、古川、児玉、小林)


<トークコーナー>

M10:DRIVE A LIVE 披露数:29回目
   ST@RTING LINE 01(15/04/15)より
   作詞・作曲:柿埜嘉奈子
   編曲:滝澤俊輔

   歌:出演者全員

M11:Beyond The Dream 披露数:8回目
   Beyond The Dream(17/02/01)より
   作詞:柿埜嘉奈子
   作曲・編曲:EFFY

   歌:出演者全員


 広島公演同様、2ndライブのライトブルーな共通衣装で出演者が登場。2ndライブに出演されていなかった神原さんについては、この衣装を着て舞台に立つのは初めての事。オープニングでの『BEYOND THE DREAM』の際には、段が組まれている場所にカフェパレ。下手がFRAME。上手がJupiter(神原さん)という並びでした。神原さんが隙をみて、ファンサービス(チャオ☆や投げキッス)している姿はまるで北斗の様。増元さんや古川さんといった声に圧があるタイプの方がいた為か、広島公演と比べて歌声が力強く感じました。ユニットの組合せによって、全体曲の雰囲気がガラッと変わるのは面白い違いでした。

 司会は誰が行うのかと思っていましたら、出演者の中で最年少の熊谷さんが担当。オープニングの挨拶では、ステージを右から左に「おおさかー!!!」と指を刺しながら駆け巡るハイテンションぷり。このツアーでは、握野英雄と同じ23歳として出演できると話されていたのが印象的でした。SideMのメンバーで大阪出身者は4名。(神原さん、小林さん、天﨑さん、堀江さん)その内3名も今回出演。地元ということでそれぞれ気合が入っていた様子でした。大阪出身ではないものの、声優を目指し大阪の専門学校に通っていたという濱さんにとっても縁の地とのこと。さらには、初めての現場で共演した神原さんとまたご一緒できたということで、いろいろと思うところがあったのではないでしょうか。

 前回のリーディングライブはスタンディングの会場でしたので、ずっと立ちっぱなしでしたが、今回は朗読劇中に座る流れが何故だかできていました。朗読劇の内容はというと、ライブ前に木村龍がいなくなり、それを探しにいく方向音痴の神谷幸広。そんな神谷を止めないアスラン=ベルゼビュートII世。何故止めなかったと言われて、素で謝り始めるアスラン=ベルゼビュートII世(名前が長い)。そんな中、2人を連れて戻ってきたのが伊集院北斗。これで全員が集合し、北斗を中心とした円陣が組まれました。水嶋咲の「パピッとやっちゃって!」の掛け声に、チャオ☆っとやっちゃう北斗。「We are サイコー!!」

 ユニット曲の感想。FRAMEについては実際に観るのは初めて。とはいえ、ライブビューイングで観ていたので初めてな気がしないという。どちらの曲も振り付けがダンスというよりも前職に関するアクションの再現といった感じで、観ていて楽しいものでした。『勇敢なるキミへ』では、熊谷さんが膝をたたんだ滞空時間の長いハイジャンプを披露。2ndライブでの発言を有言実行。これに対して、菊池さん・小松さんがどう立ち向かうのか今後に注目です。カフェパレについては2ndライブぶり。個々の個性がバラバラでありながら、それが一同に集まると何故だか一体感が感じられる不思議なユニット。それぞれの見せ場がある『À La Carte FREEDOM♪』では特にそれが感じられました。これを『LIVE ON ST@GE』でどう再現されるのか今から楽しみです。

 ソロ曲では、神原さんが『ROMANTIC SHAKER』を初披露。大人しめな振りが意外でしたが、大人っぽさを強調させたかったのかもしれません。赤の照明がこの曲の雰囲気を作り出していました。『フェイバリットに踊らせて』、2ndライブでは3人の劇という感じでしたが、今回は1人で。ほんと、女らしいというか咲らしい動きが常にできていて素晴らしい。歌の途中で、歌詞が飛んでしまう場面が。地元だけあって、より悔しい思いもあるでしょうが、絶対次がありますからその際にリベンジを。リベンジと言えば『Piece Montee』。初披露のときよりも、自信を持って歌われていた様に感じました。2ndライブでのことをやはり気にされていた様子。今回そのリベンジを果たせた達成感があとから語られ、これは2ndライブを観ていた人みんなに聞いてもらいたかったなと思ったのでした。朗読劇を挟んでからの『Happy-Go-Unlucky』。終盤で、熊谷さんと増元さんがバックダンサーとして合流し、そのまま『MISSION is ピースフル!』というストーリーを感じさせるこの流れ、良かったでした。


質問コーナー

 事前にツイッターにて募集されていた質問に答えるコーナー。前回同様、大阪から来た人という出演者からの質問があったのですが、5割ぐらいだったようです。(3階席からは、1,2階席の様子は分からず)前回も5割ぐらいでしたし、大体そういう割合になるものなのかもしれません。地方イベントの場合、初めてイベントに参加したという方も多かったのでは。まだ開演前だというのに感極まっている方をお見かけしました。慣れてしまっている自分も、最初はそんな感じだったのでしょうか。

 心が折れそうになったときどうするか?という質問。濱さんはとにかくポジティブに考えるという答えでしたが、天﨑さんはそれを受け入れてしまうという別視点での回答。マイペースに、そして『Piece Montee』を聴いて元気を出してとのことでした。異なる2つの回答でしたが、どちらも有効な手段では。

 皆さんにとって心のオアシスは?という質問。これには神原さんが回答。一人になる時間が好きで、狭いところが落ち着くとのこと。個室という意味でトイレと答えられていましたが、あとから1人でカクテルを飲むと、らしい答えに軌道修正。そんな話の中、客席からの声が聞こえたのか、熊谷さんがこの質問をされた方が会場にいると気づかれ、ステージから質問者を探す流れに。その方は3階席でしたので、なかなか見つけられなかったのですが、ペンライトと声に気づいて発見。その方は泣いて喜んでおられました。熊谷さんグッジョブ。

 そのあと、次の質問に行こうとしたとき、質問がスクリーンに表示されず、熊谷さんのアップショットが映りました。ここで熊谷さんについては話すのかと、みなさん悪ノリしたのですが、どうやら質問はここまでだった様子。しかしながら、急遽新たな質問がスクリーンに表示。関西弁で話してほしいという質問というより、エセ関西弁の嵐に。いつの間にやら、本場の人とそうでない人でチームが分かれてしまいました。


替え歌コーナー

 広島公演でも行われた『DRIVE A LIVE』の替え歌を作るコーナーのつづき。今回は2番の歌詞の作成。ここでもまた、歌詞の考え中に『DRIVE A LIVE』の合唱。広島公演と比べますと、ひかえめの合唱。熊谷さんがコール前の掛け声したり、早めに歌詞を書き終えた濱さんが歌い始めたりと、会場を盛り上げていました。

 お題は『大阪ストーリー』。熊谷さん・濱さんの、食べ物ネタから始まり、増元さんの、子供の頃海遊館で地味に迷子になった話。児玉さんの、新幹線で酔いやすい座席B。狩野さんの、(間奏)部分を長文で作詞。古川さんの、アベノハルカス行きたい、ところでアベノハルカスって何?天崎さんの、前乗りして熊谷さんとパンケーキ食べた話。小林さんの、踊りだすおばちゃん、こぼれ落ちるあめちゃん。神原さんの、阪神タイガースとオリックス劇場を絡めた糸井選手の話。こう羅列しますと、何がなんだか全く分かりませんが、そんな支離滅裂な歌詞で『DRIVE A LIVE』が歌われました。狩野さんは白井さんの遺志を受け継いだのか、間奏部分をラップで歌唱。白井さんは考えた歌詞が長すぎて尺に入りきらなかったのですが、狩野さんは見事尺をあわせることに成功。しかし、『Yeah』を『Yea』と書き間違えてしまい、広島からのバトンを妙なところで受け取っていたのでした。


こんなにもチャオ☆を聞いた日は他にありますまい

 トークコーナー後、改めて『DRIVE A LIVE(替え歌じゃない方)』を披露。この時の立ち位置は、カフェパレが下手で、FRAMEと神原さんが上手でした。歌い終わり、最後の挨拶へ。

 神原さんからは、レッスンの際に両ユニットの結束を見て、ユニットへの想いを強くし、ユニットとして出演できないこの状況を良いとは思っていないと語られました。まだ歌っていない曲があると、向かい風上等だという気持ちで待っていてほしいと、『GLORIA MOMENT』の歌詞を引用した言葉が聞けました。Jupiterのメンバーそれぞれが熱い想いを持っているのは分かっているので、その時を待つとしましょう。

 濱さんが、マイクを通さず地声でコールアンドレスポンスがしたいということで、先に児玉さんがしていたケーキアンドレスポンスをすることに。「ショート!」といったら「ケーキ!!」と返す流れ。まずは3階席まで声が聞こえるのか確かめるために「3階席聞こえる?」と大きな声で話されたのですが、余裕でここまで聞こえました。それが確認できた後、3階席に向かって「ショート!」「ケーキ!!」、2階席に向かって「チーズ!」「ケーキ!!」、1階席に向かって「チョコレート!」「ケーキ!!」。それが終わった後に古川さんの、濱と言えばの流れから、「はまー!」「けんとー!!」。このレスポンスに対しての、気恥ずかしさとうれしさが入り混じった濱さんの表情が素直にその時の気持ちを表していました。

 最後に1曲『Beyond The Dream』。ステージ上をそれぞれが動き回っていたのですが、神原さんに駆け寄ってくる後輩たちという構図がなんとも泣かせるじゃないですか。歌い終わった後、ステージからはける際に、それぞれチャオ☆をしようということになり、みなさん下手に集合。このとき、チャオ☆の順番待ち状態に。1人1人がチャオ☆をしていきました。神原さんは、珍しい北斗の関西弁ではんなり話してからお別れのチャオ☆を。こんなにもチャオ☆を聞いた日は他にありますまい。

 大阪公演終了。終了時間は20:02。公演時間は前回同様2時間ほどでした。泣いていないつもりなのに涙目になっていたのは何故なのやら。最後の挨拶でのそれぞれのまっすぐな想いを聞いて、くるものがあったのかもしれません。自分の中でのグリーティングツアーはここで終了。一般販売のチケットで、どちらも最後列からでしたが、逃さず取っておいて大成功でした。これからのツアーの内容も気になるところ。映像化を是非に。

【ライブレポート】東京ゲームショウごと楽んだ『8th ANNIVERSARY HOP!STEP!!FESTIV@L!! 幕張公演』

 東京ゲームショウに優先的に開場30分前に入場することができるサポーターズクラブチケット、通称サポチケというものを、21日分のみ手に入れていましたので、前日20日に東京に前乗りして、21日の早朝から幕張メッセに向かいました。(会場30分前に入場できる恩恵を受けるには、開場前にサポチケの列に並ぶ必要あり)

 幕張メッセの最寄り駅である海浜幕張駅に着いたのは5時32分でしたが、既にアイマスの物販に並ぶ列と、東京ゲームショウに並ぶ列が形成されていました。普段、グッズ関連はCDやパンフレットを購入するぐらいなので、会場限定CDだけ明日にでも買えればいいかなと思い、そのまま東京ゲームショウの列へ。会場に入るには荷物チェックを受ける必要があり、まずこれを受ける為に待たされることになりました。東京ゲームショウの会場である国際展示場の敷地内に入れたのは6時頃。この時、サポチケを受付の方に渡して、貰った番号は361番。既にこれだけの人が並んでいたとは…。この日、『ラブライブ』と『ガールズ&パンツァー』のイベント整理券配布が開場時間から行われるということでしたので、早くから並ばれていたのでしょう。ラブライブのTシャツを着ている方を多く見かけました。

 3時間以上待ってようやく開場。さあ、ラブライブの整理券をもらうぞ!(お前もか)と整理券を受け取りに行くと、ラブライブのイベントは、μ'sのメンバーが全員出演するイベントと、ラブライブのラジオ番組の公開録音イベントがあったのですが、さすがに全員出演するイベントの人気が高く、このイベントのみ列ができていました。なんとか整理券ゲットで各ブースへ。ちなみに、ラブライブの整理券はすぐ無くなったようで、サポチケ持っていても参加できない方が多数だったようです。

 開場30分前に入れたのにも関わらず、新作ゲームの試遊もせずに写真ばかり撮っていた始末。

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セガ「龍が如く 維新!」ブースの花魁姿のコンパニオンさん。

 

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コンパニオンさんをガンダム越しに撮っている人を撮ってみた。

 

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どうしてコンパニオンさんを横から撮ったのかは察してください。

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お前は何故コンパニオンさんばかり撮影しているのかと猛省し
申し訳程度のアイマス要素。東京ゲームショウ内物販ブースのショーケース。


 いろんなブースのコンパニオンさん、いえ、ゲームを見ていたのですが、あっという間にラブライブのステージイベントの時間が近づいてきたのでブシロードのブースへ。ステージイベントへの入場順は、貰った整理券の番号順ではなく、5列に並んで待っていたのですが、この5列の前列、後列に分かれて、全10列。この列に番号が付けられて、ブシロードのスタッフさんが、番号が描かれたカードが入った封筒から、番号を取り出し、その取り出した番号順に入場していくというものでした。とても分かりづらい…。普通に整理番号順でよかったのでは。この説明を聞かずに、後から遅れて列に並んだ人は困惑していた様子でした。

 ブシロードのブンケイPを横目に入場してしばらくすると、ラブライブのステージイベントが開始。μ'sのメンバー総登場。ラブライブの3rdライブに参加したものの、パシフィコ横浜3階席の奥の方だった為に、ステージの前方が全然見えなかったあの日から約3か月。ようやく至近距離で皆さんを見れましたよ!朝早くから来た甲斐がありました。

 このステージは、ラブライブのスマートフォン向けアプリであるスクールアイドルフェスティバルのイベントで、ゲームについての魅力を出演者が語るコーナーや、ゲームを実際にプレイされるコーナーなどが行われました。このゲームを実際にプレイするコーナーでは、三森さん、楠田さん、飯田さんがプレイされていたのですが、その最中、絢瀬絵里が画面に登場すると南條さんが絵里のポーズを真似られていました。

 このコーナーでは、ラブライブの曲が流れたのですが、ラブライバー(ラブライブのファン)の皆さんが、コール禁止にも拘らず、コールされていたので、新田さんや久保さんが、「シーっ!」て言っていたのですが、遠くから見ていたラブライバーの皆さんに見えていたのでしょうか?
 
 なんだかんだで、ラブライブのイベントを堪能させていただきました。あれ?幕張公演の話と言いつつ、コンパニオンさんとラブライブの話しかしていない!?アイマスの話はどこに行った!?ということで、長くなりましたがその話です。

 東京ゲームショウを一通り楽しんだ後に、幕張メッセイベントホールで行われました『8th ANNIVERSARY HOP!STEP!!FESTIV@L!! 幕張公演』を見てきました。

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 持ち物検査をするっと通り抜け、受付の方にチケットを渡し、花輪を眺めつつ、会場内に入ろうと思いましたら、自分の席へ入る通路が逆側だったというね…。もう一度同じ光景を眺めつつ、会場内へと向かいました。

 自分の席はスタンド席のAブロックで、本当に一番後ろなんですが、ど真ん中に位置する席でした。ステージから一番遠いものの、ステージ全体が見渡せますので、ある意味上席と言えるかもしれません。パシフィコ横浜3階席の後ろの方も経験したことがあるのですが、あちらはステージの前半分が見えませんのでご注意を…。

 まずは、幕張公演のセットリストについてです。21日、22日、両日ともにセットリストは下記の通りです。


M01:READY!!
ANIM@TION MASTER 00(11/08/10)より

 作詞:yura 作曲・編曲:神前暁
 歌:中村、今井、若林、釘宮、仁後、下田、長谷川、沼倉、原

M02:乙女よ大志を抱け!!
MASTER SPECIAL 01(09/02/04)より

 作詞:yura 作曲・編曲:白戸佑輔 編曲:景家淳
 歌:中村繪里子

M03:キラメキラリ
MASTER ARTIST 02 高槻やよい(07/07/18)より

 作詞:yura 作曲・編曲:神前暁
 歌:仁後真耶子

M04:いっぱいいっぱい
MASTER ARTIST 10 秋月律子(07/09/19)より

 作詞:中村恵 作曲・編曲:NBGI(佐々木宏人)
 歌:若林直美

M05:We just started
ANIM@TION MASTER 04(11/11/09)より

 作詞:mft 作曲:小野貴光 編曲:竹中文一
 歌:下田麻美、長谷川明子

M06:リゾラ
MASTER SPECIAL 06(09/08/05)より

 作詞:白瀬彩 作曲・編曲:柳田しゆ
 歌:釘宮理恵

M07:Brand New Day!
ANIM@TION MASTER 06(11/12/28)より

 作詞・作曲・編曲:NBGI(おおくぼひろし)
 歌:沼倉愛美

M08:arcadia
MASTER SPECIAL 03(09/04/01)より

 作詞:白瀬彩 作曲:上松範康 編曲:中山真斗
 歌:今井麻美

M09:風花
MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON- 06 四条貴音(10/12/01)より

 作詞・作曲・編曲:橋本由香利
 歌:原由実

M10:お願い! シンデレラ
CINDERELLA MASTER お願い! シンデレラ(13/04/10)より

 作詞:marhy 作曲・編曲:NBSI(内田哲也)
 歌:大橋彩香、福原綾香

M11:S(mile)ING!
CINDERELLA MASTER 010 島村卯月(12/08/08)より

 作詞:NBSI(八城雄太) 作曲・編曲:NBSI(Yoshi)
 歌:大橋彩香

M12:素敵なキセキ
LIVE THE@TER PERFORMANCE 03(13/06/26)より

 作詞・作曲・編曲:岡本健介
 歌:山崎はるか

M13:Never say never
CINDERELLA MASTER 001 渋谷凛(12/04/18)より

 作詞:NBGI(遠山明孝・八城雄太)
 作曲:NBGI(遠山明孝) 編曲:関淳二郎

 歌:福原綾香

M14:Precious Grain
LIVE THE@TER PERFORMANCE 02(13/05/29)より

 作詞:松井洋平 作曲・編曲:佐々木裕
 歌:田所あずさ

M15:Thank You!
LIVE THE@TER PERFORMANCE 03(13/04/24)より

 作詞:NBSI(モモキエイジ)
 作曲・編曲:NBSI(佐藤貴文)

 歌:山崎はるか、田所あずさ

M16:It’s Show
MASTER LIVE 02(08/04/16)より

 作詞:yura 作曲・編曲:藤末樹 編曲:草野よしひろ
 歌:若林直美、下田麻美、沼倉愛美

M17:キラメキ進行形
LIVE THE@TER PERFORMANCE 02(13/05/29)より
 作詞:rino 作曲・編曲:高田暁
 歌:中村繪里子

M18:黎明スターライン
MASTER SPECIAL 02(09/03/04)より
 作詞:NBGI(LindaAI-CUE)
 作曲・編曲:NBGI(増渕裕二)

 歌:下田麻美

M19:プライヴェイト・ロードショウ
LIVE THE@TER PERFORMANCE 05(13/08/28)より
 作詞:松井洋平 作曲・編曲:松田彬人
 歌:釘宮理恵

M20:フラワーガール
MASTER SPECIAL 04(09/05/13)より
 作詞:NBGI(Yoshi&Kyon) 作曲・編曲:NBGI(Yoshi)
 歌:原由実

M21:おとなのはじまり
ANIM@TION MASTER 00(11/08/10)より
 作詞:白瀬彩 作曲:小野貴光 編曲:竹中文一
 歌:下田麻美

M22:愛 LIKE ハンバーガー
ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL 03(12/09/26)より
 作詞:白瀬彩 作曲・編曲:田島勝朗
 歌:若林直美、仁後真耶子

M23:マリオネットの心
ANIM@TION MASTER 05(11/11/30)より
 作詞:mft 作曲:橋本由香利 編曲:宮崎誠
 歌:長谷川明子

M24:Rebellion
LIVE THE@TER PERFORMANCE 03(13/06/26)より

 作詞:ZAQ 作曲:前山田健一 編曲:石井健太郎
 歌:沼倉愛美

M25:Snow White
LIVE THE@TER PERFORMANCE 04(13/07/31)より

 作詞:森由里子 作曲:rino 編曲:増田武史
 歌:今井麻美

M26:Dazzling World
DREAM SYMPHONY 02 秋月涼(09/11/04)より

 作詞・作曲・編曲:NBGI(渡辺量)
 歌:若林直美

M27:まっすぐ
MASTERWORK 03(07/03/28)より

 作詞:朝日祭 作曲・編曲:NBGI(Yoshi)
 歌:沼倉愛美

M28:カーテンコール
ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL
カーテンコール(13/01/30)より

 作詞・作曲・編曲:nyanyannya (Team.ねこかん[猫])
 編曲:宮崎誠

 歌:中村、今井、若林、釘宮、仁後、下田、長谷川、沼倉、原

E01:自分REST@RT
ANIM@TION MASTER 05(11/11/30)より

 作詞:佐々木宏人 作曲・編曲:田中秀和
 歌:中村、今井、若林、釘宮、仁後、下田、長谷川、沼倉、原

E02:THE IDOLM@STER
MASTERPIECE 01(05/09/28)より

 作詞:中村恵 作曲・編曲:NBGI(佐々木宏人)
 歌:中村、今井、若林、釘宮、仁後、下田、長谷川、沼倉、原、
   大橋、福原、山崎、田所


 これまでのライブで歌われてきた定番曲から、今回のライブで初披露された曲、今年発売されたような最新曲まで、計30曲が披露されました。この幕張公演で初披露となった、『It’s Show』と『おとなのはじまり』については、何故これまでライブで歌われなかったのかと思うほどライブ向きなノリが良い曲で、それが今回披露されたことで、やっぱりライブ映えするなと改めて思いました。『おとなのはじまり』では、下田さんが亜美真美になりきって会場を盛り上げていたところはさすが役者だなと思いました。役者という視点で言うと、若林さん、仁後さんの『愛 LIKE ハンバーガー』もまた、役者だからこその掛け合い、パフォーマンスを見せてくれました。

 発売して間もない『LIVE THE@TER PERFORMANCE』の曲については、他の曲に比べて認知度が低かった為か、周りの反応がイマイチだった感がありました。これまでのアイマス曲とはちょっと質が違う点も相まってそうなっていたのかもしれません。しかしながら、今井さんが歌われた『Snow White』は、『蒼い鳥』、『眠り姫』等の作詞をされた森由里子さんが担当されていることもあり、従来のアイマス曲に近い感じがして、既に何度も歌われてきた曲ではないかと錯覚するぐらいに馴染んでいたように思いました。

 幕張公演では、『シンデレラガールズ』と『ミリオンライブ』からそれぞれ2名ずつゲストとして出演されていましたが、田所さんのパフォーマンスの安定感には驚かされました。横浜公演はライブビューイングで見ていたのですが、あの時は、徐々に徐々にと輝きを増していった感があって、それはそれで感動したのですが、今回は最初からとても安定したパフォーマンスを見せていたなと感じました。なのに、なんでトークはあんなに不安定なのやら…。そのミスマッチなところが彼女の魅力なのかもしれません。

 今回のライブで一番心を掴まれたのは若林さんの『Dazzling World』でした。『アイドルマスター ディアリースターズ』の秋月涼(若林さん演じる秋月律子のいとこ)の曲です。イントロから「えっ!?」ってなりましたもんね。この曲を歌うとはという気持ちと、単純にうれしいという気持ちが合わさった「えっ!?」です。ダンスはゲームの振りを再現されていて、若林さんが自分からやりたいって言ったんだろうなと推測すると、泣けてきます。

 『Dazzling World』に続けて歌われた曲は、Xbox360版『アイドルマスター』のエンディング曲であった『まっすぐ』でした。この『まっすぐ』という曲は、沼倉さんのデビューイベントとなった『3rd ANNIVERSARY LIVE』で披露されたきりで、これまで歌われてこなかった曲です。思い出の曲ということもあり、沼倉さんが歌うことをリクエストされたのでしょうか。いつもの響の歌声とは違った大人びた歌声で、しっとりと『まっすぐ』を歌い上げてくれました。

 ライブ中に沼倉さんが話をしていましたが、いつの間にやら会場が白い靄に包まれていました。こ、これが、コミケ雲とかいうやつか!なんだろう、熱気と言えば聞こえはいいですが、プロデューサー達の汗が蒸発して霧が発生したのだとイチイチ解説してしまうと、つらいものがあるなと…。いやいや!熱気に満ち溢れたライブ会場であったという現れですよ!

 ライブイベントで恒例となっている坂上プロデューサーによる新情報公開ですが、ライブ前に、PS4での新作発売や、PS3用コンテンツホームアプリ『アイマスチャンネル』の情報が出てしまっていたので、ゲーム関連の新情報としては、アイマスチャンネル内で、新作のプロデュースゲームが楽しめるということぐらいだったでしょうか。期待していたPS4版のゲーム映像は公開されなかったので、ゲーム関連の情報としてはサプライズが無かった印象です。あとはゲーム関連ではないですが、アニメ『ぷちます!』2期の制作決定が発表されました。個人的にはゲームの新情報が出るかなと思っていたのですが、それが出なかったのは残念でした。まだまだ開発が始まった段階なんでしょうから、今後の情報公開を期待して待つとしましょう。



 ライブのラストに若林さんが、マイクを通さず肉声で「本当にありがとうございました!!」と挨拶されました。一番後ろの位置にある自分の席でも聴こえる大きな声でした。この時ばかりは、この席で良かったなとしみじみ。こちらこそ、本当にありがとうございました。

 さて、ライブが終わってホテルに向かったのですが、予約したタイミングが遅かったので近くの宿が取れず、1時間ほど電車に乗るはめに。ホテルはさっさと抑えておくべきですね…。


 22日、この日も東京ゲームショウへ。先日の幕張公演のチケットに同封されていたゲームショウのチケットで入場することになりました。サポチケ持っていれば、早起きしてミリラジのイベント見てたんだろうなあ…。予定としては、13時まで東京ゲームショウを楽しんでから地元に帰ることにしました。

 21日は4時起きでしたので、その反動でこの日は起床時間も遅く、海浜幕張駅に着いたのは、開場時間の10時頃。まずは、東京ゲームショウの入場列には並ばず、会場限定CDを買いにアイマスの物販スペースへ。だーれも並んでいませんでしたので、すんなりと『READY!!』と『CHANGE!!!!』をゲットしました。物販スペースのスタッフさんが、この会場限定CDを、ここでしか買えない!と断言されていましたが、実際どうなんでしょうか。気になるところです。なんだかんだで、意外と再販しませんので、ここは確実に手に入れておくべきでしょう。

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 CD購入後に、入場列に並んだのですが、先ほど見た入場列がさらに長くなっていて、CDは帰りに買えば良かったなと後悔。この後、1時間ほど待たされてから、ようやく入場することができました。会場を出るまであと2時間しかないぞ…。

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 昨年のゲームショウでは、出展していなかったマイクロソフトですが、今年はXbox Oneが発売されるということで、大々的なブースが作られていました。『タイタンフォール』というゲームに登場するロボット『タイタン』が展示されていて、これがかなり目立っていましたが、そのロボットをスルーして、ついついコンパニオンさんを撮ってしまう…。

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 続いてソニーのブースへ。今回のゲームショウで一番大きいブースです。PS4の写真を撮影したつもりが、何か別のものが映ってしまったという図。最近のゲームは迫力あるなあ。PS4、期待できそうです。

 12時になり、グリーのブースでは『ミリラジTGS出張版』という、『ミリオンライブ』のイベントが始まりました。丁度この時、ブースの横を通り過ぎようとしていたタイミングだったので、番組MCである、山崎はるかさん、田所あずささん、麻倉ももさんの後姿を目撃したものの、そのままブースを後に。ああ、前で見たかったな…。

 イベントが始まり、グリーブースの周りは大混雑となりました。この『ミリラジTGS出張版』では、番組MCのお三方の他に、7名のゲスト(雨宮天さん、伊藤美来さん、郁原ゆうさん、夏川椎菜さん、藤井ゆきよさん、渡部優衣さん)が登場されました。皆、ブルーのチェックを基調としながら、それぞれの個性に合わせたデザインとなっており、非常に凝ったものでした。雨宮さんだけ、帽子をかぶっていたかな?皆さんとっても可愛かった!

 大型モニタがありましたので、イベントの様子は遠くからでも拝見できたのですが、こんなところで立ち止まっていたら、他のお客さんに迷惑ですので、時間もあまりないことですし、東京ゲームショウ内をブラブラしました。そんな時に聞こえてきた「アイマスのイベント見ないの?」「シンデレラガールズ派だから興味ない」という会話。同じアイマスでも、いろいろあるんだなと興味深くその会話をこっそり聴いてしまった次第です。

 ブラブラしているとバンダイナムコゲームスのブースでは、スーパーロボット大戦のイベントだったのか、寺田プロデューサーと、声優の緑川光さん、置鮎龍太郎さんの姿を見ることが出来たのですが、その様子を見て、PSPのスパロボ、途中でやめたままだったなと思い出しました。(どうでもいい感想)

 グリーのブースに戻ってみますと、先ほどはいなかった坂上プロデューサーが出演されていました。何やらガミPに関するクイズコーナーをやっているらしく、変態と呼ばれるようになったきっかけを当てるというクイズが行われていました。変態と呼ばれるきっかけを、若い女の子たちに当てられる立場のガミPは、このとき一体どういう気持ちだったのでしょうか。

 13時になり、幕張メッセを後にして向かった先は、アイマス幕張公演22日のライブビューイングが行われるシネコン。どうせ、セットリストは前日と同じだろうなと思いつつも、会場とはまた違った見方ができるのではないかと、当日空いていた席を朝方予約しました。

 シネコンに到着。その時、プロデューサー、プロデュンヌの皆さんに向けて、既に開場時間だとお知らせする本日のみの特別アナウンスを聴いて動揺するも、開始5分前ぐらいに入場。ライブビューイングということで、最前列で座ったままじっくり鑑賞しました。ライブビューイングで、会場さながらにコールして楽しもうとする方からすれば、かなり空気の読めていない見方ではありましたが、座っていれば目立たない最前列ですのでお許しください。

 セットリストは予想通り前日と同じでしたが、会場の一番後ろから、劇場の一番前に視点が変わったことで、見え方が全く違いますから、同じものを2度見たという印象は全くありませんでした。それに、出演者の方々の感情的なものが21日とは違っていましたので、その違いを楽しめたのが大きいかもしれません。

 違いというと、『シンデレラガールズ』の福原さんから語ってみましょうか。昨年末のローソンスペシャルパーティでは大橋さん共々、堂々とされていた印象だったのですが、21日のライブではとても緊張されていた様子でした。歌の途中、感極まってしまった為か、少し歌が詰まってしまっていたので、22日のライブでは、歌い切る姿を見せてくれるかなと思い、どうなることかとそわそわしながら見ていたのですが、さらに感極まってしまったというね。歌のラストの部分が歌えなくなるほどに。これはこれでライブならでは。前日を受けての歌い切る姿を見てみたかった気持ちもありましたが、声援に対して心から「ありがとう」という気持ちを、言葉にして返してくれた姿はとても感動的でした。

 別視点で違いの話をしますと、ライブビューイングですとよく見えるんです。原さんのマイクを持つ手が、せわしなく動くところが。ライブ中の原さんは、歌の世界に入り込んでしまったような表情なり仕草を見せてくれて、それはとても美しく思えるのですが、マイクに一度注目してしまうと、気になって気になって…。ライブパフォーマンスを見に来たのではなく、マイクをグーパーグーパーと、握っては離し、握っては離しする動きを見に来たのではないかと錯覚するほど見てしまいました。(お前は何を見に来たのだ)

 大きな違いはというと、やはり若林さんですね。新人の福原さんが感極まっていましたが、若林さんはさらに感極まっていました。『Dazzling World』の中盤辺りからか歌声が涙声に。この曲、歌詞が良くて、そしてその歌詞を噛みしめるかのようなメロディラインなので、歌っているとくるものがあるんじゃないかと思うんです。(これは、作詞、作曲者が同じだからこそ成せる業)最後は、感情が表に出すぎてしまって、ダンスがフラフラになってしまったものの、若林さんの気持ちがストレートに感じられたのでとても良かったでした。

 ライブビューイングが終わり、家路へ。元々アイマスの幕張公演を見に行くのが目的でしたが、思いのほか東京ゲームショウも楽しめたので満足の2日間でした。幕張公演2日目では、来年2月にさいたまスーパーアリーナで2日間ライブが行われることが発表され、どういった内容になるのかこれから楽しみです。来年2月にさいたまスーパーアリーナ?どこかで聞いたような…。来年は忙しくなりそうです。


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