HISTORY OF IM@S WORLD

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アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【ライブレポート】声優だからといって必ずできるお仕事ではない『THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆2nd SEASON』

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イベント詳細

THE IDOLM@STER MR ST@GE!!
MUSIC♪GROOVE☆2nd SEASON

開催日:
2018/09/23(律子回)
3回目 開場19:00 開演20:00
2018/09/24(真回)
1回目 開場12:00 開演13:00
会 場:DMM VR THEATER(東京都)
料 金:6,300円(別途ドリンク代500円)
出演者:
765PRO ALLSTARS(主演アイドル:秋月律子、菊地真)



『MR ST@GE!! 2nd SEASON』が早くも開催

 今年の5月に開催された『THE IDOLM@STER MR ST@GE!!』。その第二段となる『2nd SEASON』が早くも開催とのことで、律子・真主演回に参加してきました。今回から律子・亜美/真美・あずさが初出演。亜美/真美回は同時に2人が出演という時点で興味が沸きますし、あずさ回はどう転ぶか想像できない。できれば全て観てみたかったですが、スケジュールを鑑みて、この2公演の参加となりました。

 会場内外で購入できるコラボメニューの種類が増えまして、ドリンクは『たるき亭レッド』が。フードは『クレープ三種盛り』が追加。『たるき亭レッド』はジンジャーエールにグレナデンシロップを混ぜたもの。中にはカットストロベリーが。炭酸飲料ですが、炭酸抑え目での注文も可能。『クレープ三種盛り』は、冷凍状態なので堅く、少し置いておく必要がありました。

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律子回 セットリスト(全15曲)

M01:THE IDOLM@STER 2nd-mix
   MASTER ARTIST 2 Prologue(10/09/22)
   作詞:中村恵
   作曲:佐々木宏人
   編曲:遠山明孝

   歌:やよい、美希、春香、雪歩、伊織

M02:私はアイドル♡
   MASTERWORK 03(07/03/28)
   作詞:中村恵
   作曲・編曲:佐々木宏人

   歌:貴音、伊織、亜美

M03:愛 LIKE ハンバーガー
   生っすかSPECIAL 03(12/09/26)
   作詞:白瀬彩
   作曲・編曲:田島勝朗

   歌:やよい、律子

M04:relations
   MASTERWORK 02(07/02/28)
   
作詞:mft
   作曲・編曲:中川浩二
   歌:美希、千早


M05:Little Match Girl
   生っすかSPECIAL 05(12/11/07)
   作詞・作曲・編曲:ESTi
   歌:真、雪歩、春香

M06:9:02pm
   MASTERPIECE 02(05/11/02)
   作詞:yura
   作曲・編曲:Jesahm
   歌:千早、あずさ、真

M07:Good-Byes
   MASTER ARTIST 3 10(15/10/21)
   作詞:MC TC
   作曲・編曲:Taku Inoue
   歌:美希、亜美、律子、真美、響

M08:We Have A Dream
   生っすかSP カーテンコール(13/01/29)
   作詞:中村恵
   作曲・編曲:佐々木宏人
   歌:伊織、貴音、
雪歩、真美、あずさ

M09:livE
   MASTER SPECIAL 02(09/03/04)
   作詞:yura Dark
   作曲・編曲:橋本由香利
   歌:秋月律子

M10:ToP!!!!!!!!!!!!!

   STELLA MASTER 00(17/12/22)
   
作詞:yura
   作曲:佐藤貴文
   編曲:トリ音、佐藤貴文
   歌:あずさ、律子、千早、響、真美

M11:MUSIC♪
   GRE@TEST BEST! 1(13/09/18)
   作詞:yura
   作曲・編曲:渡辺量
   歌:美希、亜美、春香、真、雪歩

M12:自分REST@RT
   ANIM@TION MASTER 05(11/11/30)
   作詞:佐々木宏人
   作曲・編曲:田中秀和
   歌:伊織、響、あずさ、律子、千早

M13:The world is all one !!
   The world is all one !!(11/02/09)
   作詞:RIONA
   作曲・編曲:田代智一
   歌:美希、真美、やよい、伊織、貴音

M14:虹色ミラクル
   虹色ミラクル(14/08/13)
   作詞:森由里子
   作曲:中川浩二
   編曲:kyo
   歌:春香、真、亜美、やよい、貴音

M15:恋するミカタ
   SMOKY THRILL(11/02/09)
   
作詞:yura
   作曲:ファンキー末吉
   編曲:佐藤ノリチカ
   歌:秋月律子



 前回と構成自体は変わらず全15曲で、うち2曲は生歌でダンサー付き。『愛 LIKE ハンバーガー』での衣装はもちろんバーガースケーターで、手にはハンバーガーが。(ハンバーガー型の手袋?)アイマスのゲームとしてはもちろん正装なのでしょうが、やっぱりインパクトは大きい。それはともかくとして、律子回でこの曲が入っているのはうれしいものです。



 

熱い想いを絶対注ぎ込むであろうこの回は逃せない

  全身全霊での1曲入魂。『livE』を歌い終えて、息も絶え絶えな律子。相当疲れているのだなと思いきや、それもそうなのですが、話し始めると感極まった様子で、この公演で『livE』を歌い続けてきたことで、もっとこの曲が好きになったこと、そして、この曲を歌い続けていきたいとの想いが語られたのでした。なんだろう、台詞としてあるのだろうけれど、その語り口からして演技ではない、本心として伝わってきました。これは律子の本心なのか、それとも。そんな曖昧なところがアイマスらしい。

 自分の強みについて『めがね』だと語る律子。そのめがねに、これまでの公演の中で学んだスタイリッシュを掛け合わすことに。名付けて『スタイリッシュめがね』。(そのまんま)スタイリッシュさを出したポーズを考えたということで、3種類の中から1つを決めることに。それぞれポーズをとったのですが、スタイリッシュを目指しているのにも拘らず、「カワイイ!」と言われてしまい、否定する律子なのでした。客席ルーレットがスタート。この時のBGMはアイマスのゲームでの選択肢を選ぶときのもの。否応無く焦らされる。決まった客席の方により3番目のポーズに決定。まずはスタイリッシュなポーズを決めてから、めがねをクイッとする仕草を。さらには決め台詞も決めることになり、台詞は「めがねに愛されし女、秋月律子」に決定。「長いな」と少し困り気味でしたが、台詞を言いながらポーズをして、最後にめがねをクイッ。これに決まりました。しかし、ここでも「カワイイ!」と言われてしまい、「プロデューサーのカワイイには応えないことにしたんです。言われても、しりとりしかしません。」と返して、何故だかしりとりがスタート。「イカ」⇒「カワイイ!」⇒「イルカ」⇒「カワイイ!」⇒「イナカ」⇒「カワイイ!」結局、カワイイに終始するしりとりが展開されたのでした。

 最後に衣装の選択。7thライブでの『プリマコンツェルト♪』と、アニメ最終話での『フォーエバースター』の2着。現実とアニメの対決みたいになってしまいましたが、挙手の数や声が大きかった『フォーエーバースター』に決定しました。再びライブパートに戻る前、プロデューサーになりたい想いが今もあることと、プロデューサーがプロデュースしている間は、アイドルでいられること。そして最後に、最大の強みはあなただと語り、後ろを向いて歩き出したところで消えていくのでした。後半は『ToP!!!!!!!!!!!!!』から始まったのですが、どうしても律子に目がいってしまう。普段は一点を集中することはないのですが、どうしても追ってしまうのは、心を動かされたからでしょう。

 ラストは『恋するミカタ』。ダンサーさんの手には小さなフラッグが。フラッグ?「はい、フラッグス〜♪」(多分、関係ない)ここでももちろん、全身全霊での1曲入魂。歌い終わると、やはり息も絶え絶えに。言葉にしようとするも、感情が高ぶり、たどたどしくなるぐらいでしたが、明日の真が意気込んでいることを語って持ち直し、最後に感謝の言葉を述べて終了。周りは涙涙。中には号泣している方も。スタッフクレジットが流れ終わり、長い間拍手が鳴り響いた後にも、泣き続ける人が。その場で座り込んでしまっている人も。こんなの、キャパ 350ほどのところでやっちゃダメというのが率直な感想。律子回があると聞いてから、この回だけは逃せないと。熱い想いを絶対注ぎ込むはずだからと。実際、そうでした。初っ端から感極まってるのだから。この公演は、全ての律子Pに観て貰いたかったでした。

 

真回 セットリスト(全15曲)

M01:THE IDOLM@STER 初星-mix-
   初星宴舞 特典CD(19/01/30)
   作詞:中村恵
   作曲:佐々木宏人
   編曲:宇佐美十章、川崎良介

   歌:伊織、律子、千早

M02:L・O・B・M
   MASTER SPECIAL 01(09/02/04)
   作詞:mft
   作曲・編曲:高田龍一
   歌:やよい、響、あずさ


M03:99 Nights
   MASTER ARTIST 3 04(15/06/03)
   作詞:MC TC
   作曲・編曲:Taku Inoue

   歌:真美、雪歩、伊織、亜美、美希

M04:my song
   MASTER LIVE 04(08/06/18)
   作詞:yura
   作曲・編曲:神前暁

   歌:やよい、律子、美希

M05:edeN
   GRE@TEST BEST! 3(13/11/20)
   
作詞:貝田由里子
   作曲・編曲:kyo
   歌:真、貴音、あずさ


M06:僕たちのResistance
   PLATINUM MASTER 02(16/09/21)
   作詞:貝田由里子
   作曲・編曲:kyo

   歌:春香、真美、千早

M07:待ち受けプリンス
   ラムネ色 青春(14/06/18)
   作詞・作曲・編曲:佐藤貴文
   歌:真、響、貴音

M08:自分REST@RT
   ANIM@TION MASTER 05(11/11/30)
   作詞:佐々木宏人
   作曲・編曲:田中秀和
   歌:伊織、響、あずさ、律子、千早


M09:WORLD WIDE DANCE!!!
   LIVE THE@TER HARMONY 07(15/01/28)
   作詞:唐沢美穂
   作曲・編曲:高田暁
   歌:菊地真

M10:ザ・ライブ革命でSHOW!
   STELLA MASTER 00(17/12/22)
   
作詞:小金井つくも
   作曲・編曲:佐藤貴文
   歌:伊織、雪歩、春香、真、美希

M11:ToP!!!!!!!!!!!!!

   STELLA MASTER 00(17/12/22)
   
作詞:yura
   作曲:佐藤貴文
   編曲:トリ音、佐藤貴文
   歌:あずさ、律子、千早、響、真美

M12:MUSIC♪
   GRE@TEST BEST! 1(13/09/18)
   作詞:yura
   作曲・編曲:渡辺量
   歌:美希、亜美、春香、真、雪歩

M13:虹色ミラクル
   虹色ミラクル(14/08/13)
   作詞:森由里子
   作曲:中川浩二
   編曲:kyo
   歌:春香、真、亜美、やよい、貴音

M14:The world is all one !!
   The world is all one !!(11/02/09)
   作詞:RIONA
   作曲・編曲:田代智一
   歌:美希、真美、やよい、伊織、貴音

M15:絶険、あるいは逃げられぬ恋
   MASTER ARTIST 3 03(15/04/22)
   
作詞:Linda & Sgt.
   作曲・編曲:LindaAI-CUE
   歌:菊地真



 翌日の真回第1部公演。先日からセトリが変更。初っ端の『THE IDOLM@STER 初星-mix-』で、変わったなとすぐに分かりました。『my song』をこの3人に歌わせるとはズルイの一言。以前の公演でも『my song』はセトリに組まれていたようなのですが、自分が観た回は別のセトリだったようで、今回が初見となりました。『L・O・B・M』については前回も観ましたので、相変わらず揺れているなと再確認。

 

よりその場にアイドルがいるということを表現する演出

 アイマスMRはそもそも女性率が高めな気がするのですが、やはり真回。さらに女性率が高い。ソロ曲1曲目『WORLD WIDE DANCE!!!』はミリオンライブの曲で、これまでライブ披露がない曲。個人的にはCD発売時期に聴いたぐらいで、歌が始まってからしばらく、何の曲だったか判断がつきませんでした。途中、ガラッと転調するのが特長的な曲なので、ああ、あの曲かとようやく気付く始末。一筋縄ではいかない曲。これはライブで歌うのはきつそうだと思っていましたら、さすがの真でもつらかったようで昨日の律子同様、息も絶え絶えでした。

 MCパートでは、会場まで走ってきたというエピソードが語られました。(さすがに静岡からではなかろう、きっと)上着は汗でビショビショで、干しているとのこと。今回のアイマスMRでは、こういったエピソードに合わせて、外にスコップやほうきが置かれてる事があるのですが、その関連のことだと気付きました。しかしながら、外に干されていると思ったら会場内だったという...。外に出てしまい見られず終い。服以外にも、昨日の律子回で少し振れられていた真の鉄アレイも置かれていたそうで、芸が細かいですね。

 台詞のチョイスなど、それぞれ客席ルーレットが行われ、意見が取り入れられていったのですが、本題に入る前のプロデューサーとの会話に注目。「開演前に名刺交換をされていましたよね」と言った後、少しトーンを落として「見ていましたよ...」と決まり文句の様に言う真。カッコイイを通り越して、恐怖を感じてしまいましたが、開演前から客席の様子が確認されているとは、下手なことはできませんね。台詞のチョイスと言えば、カワイイがチョイスされて、台詞については、定番の「まっこまっこり~ん」に決まったのですが、単に「まっこまっこり~ん」を言うだけでなく、「きゃっぴぴぴぴ~ん!まっこまっこり~ん!きくちまことちゃんなりよ~!」のくだりを最初から最後まで通してくれたこと、それが聞けたことがうれしかったでした。

 ソロ曲2曲目『絶険、あるいは逃げられぬ恋』では、ダンサーさんたちがそれぞれイスを持って登場。イスを利用したパフォーマンスを魅せられていたのですが、まさかこれを真も使うことになるとは。真のすぐ横に1つのイスが置かれると、そのイスに足を乗せ、さらにはイスに登るというアクションが行われました。イスと足との接点が浮くということもなく、それをやってのけたのはお見事。よりその場にアイドルがいるということを表現する演出が、今後の課題になるなと1stの際に思っていたのですが、その課題に対するチャレンジを目撃できて、自分にとっては見所の多いステージとなりました。

 

声優だからといって必ずできるお仕事ではない

 このところ、プロデューサーミーティングやアイステ等々、765PROALLSTARSの今後の展開がどうなっていくのかという状況の中で、新たなチャレンジとなっている『MR ST@GE!!』。これは、1つの展開であり、1つの活路でもあると思われます。第3弾、第4弾と続いていくことで、また新たな表現が生まれてくるのではないかと期待せずにいられません。こういったチャレンジを、10年以上続くコンテンツが今になって行っていることにただただ驚きです。

 ここで現実的な話をしますと、この『MR ST@GE!!』は声優だからといって必ずできるお仕事ではないと思います。もちろん、生のお芝居に慣れていて、長年キャラクターと向かい合っている方であれば、やれないことはない。そういった意味合いでは、適役なメンバーが揃っていたのが、765PRO ALLSTARSだったのでしょう。実際問題、映像や曲のストックに関しても多大なものがあるので、選択肢としては1つしかなかったでしょうが、単に映像や曲を流すだけでは成り立ちません。生の言葉、生の歌声には勝てないからです。その場にいるという実在感が何より必要なのです。その実在感を与える大きな役目を担うのですから、声優としてもやりがいがある仕事でしょうし、それにぶつかっていきそうだからという理由で律子回には必ず参加したかったという想いがあったわけです。長年、役にぶつかり続けている方だけあって、もう律子なのか直美なのかという話でしたが、訴えかけるもの、とんでもなく大きかったでした。

【イベントレポート】まずは、繪里子酒のイベントへ『京まふ2018 しんげき3rd SEASON スペシャルトークイベント』

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イベント詳細

京まふ2018 しんげき3rd SEASON
スペシャルトークイベント

開催日:2018/09/16
    開場16:10 開演16:40
会 場:ロームシアター京都
    サウスホール(京都府)
出演者:大空直美、髙野麻美、
    小市眞琴、下地紫野、
    まんきゅう監督

出演者感想まとめ


まずは、繪里子酒のイベントへ

 昨年に引き続き、京まふのシンテレラガールズ劇場のステージに当選。前回は朝から京まふの本会場にそのまま向かったのですが、今回は別会場である京都国際マンガミュージアムへ。中村繪里子さんのトークイベント(自身の名前が付いたお酒、通称『繪里子酒』のイベント)が朝から行われるとのことで、開園30分前ぐらいに会場へとやってきたのでした。既に待機列ができていまして、その場で待っていましたら、繪里子酒のチラシが配られました。それを、アニメのアイマスが放送していた頃に生まれた様なお子さんの親にも配るという。そもそも様々な漫画が読める施設ですし休日ですから、イベント目当て以外の方も多かったものと思われますが、このチラシで興味を持った方がいたのかどうか。

 開園後、自動販売機で入場チケット(800円)を購入して、イベント会場の待機列へ。ここでもしばらくまってから、ようやく会場へ。それほど早く来た訳ではなかったでしたが、ステージから3列目の席に着席。ここは廃校した小学校を改築してできた施設で、会場となった多目的映像ホールには、その学校の校歌の歌詞が額に飾られていました。歩くとミシミシ音がするフローリングの床には哀愁が感じられます。

 開演すると、白糸酒造取締役の宮﨑美帆さんがまずは登壇。しゃべられると、声優の藤田咲さんのような甲高い声なので少々驚きました。(かつて声優を目指されていたそうで納得)続いて中村さんも登壇。衣装はチラシ・ポスターと同じものでした。京まふは宇宙戦艦ヤマト2199のイベント以来とのことで、4年ぶりとのこと。最初は3年ぶりと話されていたのですが、前列の熱心なファンの方たちから4年と訂正されていました。中村さんが言うには、彼らはえりペディア。生き字引みたいなものでしょうか?

 公演時間は30分予定。プロジェクターでスライドを映して、お酒が造られた経緯が語られることになったのですが、前述となる、京丹後でのイベントを振り返ると聞いた時点で、これはもう押すなと察しました。そもそも京丹後でアニメ業界の方とのトークイベントを何度かされていた中村さん。そのイベントの内容が語られるのかと思いきや、観光していたときの写真ばかりが映され、丹後産コシヒカリ、カニやお土産の話に終始。遊覧船に乗っていたら、カモメやトンビが集まってきたなどのエピソードが面白おかしく語られたのでした。そして、当たり前のように巻きの指示が。せっかく細かくお酒の製作工程のスライドが用意されていたのに高速で終了。肝心の部分は雑にまとめられてしまういつものオチに。お酒が造られた経緯については、宮﨑さんに胃袋を掴まれたからという単純な理由。最後にお酒の初回限定DVDの映像も流れたのですが、椅子にもたれかかった中村さんが背伸びするという、たったそれだけの映像が流れて終了。お前ら買って観ろよと言わんばかりの映像のあと、その通り、お前ら買って観ろよと話されたのでした。イベントは9分押しで終了。終演後、会場内でお酒を予約すると、予約特典のカードが中村さんから手渡されました。現在WEBでも予約受付中とのこと。お酒の味としては中村さんを『イメージ(あくまでイメージ)』した飲み易いもので、お酒が苦手なマネージャーでも飲めたそうです。口当たりが良いものだと思われます。


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 13時頃に本会場へと到着。その頃には、大空直美さんや下地紫野さんが出演のイベントが行われていまして、遠くの方から少しだけ観ました。お二人とも小柄なので、人並みの中では中々確認しづらい。大空さんが出演されていたイベントでは、アメザリの平井さんと声優の山下まみさんが司会を担当。平井さんが山下さん目当てで来た方がいるかどうか聞いてみてはと山下さんに言い、実際に聞いてみると、2,3人しか手を挙げていない場面を偶然見てしまい、なんとも言えない気持ちに。

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 一旦外に出て、岡崎公園の屋台で食事をした後、14時頃に岡崎レッドカーペットへ。繪里子酒のイベント内で、サプライズゲストとして登場することを公言。みんな、シンデレラのイベントに行くだろうからその前にとのこと。こちらの思惑がバレバレでしたので来てみたのでした。中村さんが登場される前にはご当地アイドルさんのステージがありまして、それを観ていたのですが、それが終わった後、離れてくださいと言われて、離れすぎてしまった結果がこの写真。よくよく見てみると、着物姿の中村さんが遠くの方に。ここでも繪里子酒の宣伝をされていました。

 途中から、22/7のイベントへ。これまで追っていた訳ではないのですが、せっかくの観られる機会なので行ってみることに。

M01:韋駄天娘
M02:地下鉄抵抗主義
M03:理解者
M04:シャンプーの匂いがした
M05:未来があるから
M06:不確かな青春

 遅れて会場に入ったので1曲目は聴けず。ラブライブの様に、バックで流れている映像とシンクロしたダンスをされていて、あの全編CG映像のダンスも担当しているのかなと思っていましたら、MCパートでそうだと話されていて、やっぱりそうなのだと納得。楽曲のイメージ的には、正統派からちと外れたクールな感じでWUGを彷彿とさせるもの。とはいえ、ユニットとしてのイメージ的にはi☆Ris以上にアイドルよりな感じでしょうか。ファンの方が後方でジャージャーをされていましたが、新規の方を前に入れてくれていたのか、それとも追いやられていたのか真相は如何に。


アイドル達よりもキレ良く踊るまんきゅう監督

 しんげきイベントの集合時間となったので待機列へ。並んでいると、本人確認をするとのことで、焦ることに。運転免許証を持ってくるのを忘れた…。財布に保険証を入れていて、これでも良かったのでセーフ。チケットには本人確認ありと明記されており、チケット内容の確認は大事だなと学んだのでした。

 開場したので中へ。この会場は全て段差がありますし、座ったままなのでどこからでもステージが見やすかったのでは。自分の整理番号は200番台でしたので、途中の横の通路前の位置を確保。前に座席がないので視界は良好でした。開演前には、スクリーンにしんげき3期のエンディングのノンテロップ映像が流れていました。

 開演時間になり、『いとしーさー』が流れて出演者が登場。下地さんがチコちゃんみたいな格好で小柄なものだから、見るからに少女って感じでした。最初の挨拶で髙野麻美さんが、開演前の会場が静かだからみんな友達がいないのかなと思ったくだりには、容赦ない煽りコメントでいつも通りだなと思うばかり。そのあとの、小市さんの推しの仏像発言については、仏像に推しという概念があるのかと新発見でした。

 さて、今回のイベントはニコ生で放送されていたので、詳しい内容は映像を見ていただければ。印象に残った場面としては、しんげきでのフレデリカのダンスを皆で再現したとき、キレ良く踊るまんきゅう監督。こうやって黒歴史が増えていくと話されていましたが、地獄のミサワ先生とキスされていた黒歴史ほどではないので全然大丈夫です。(何が大丈夫なのやら)真面目な話、演出する側としては動きが分かっているのでそれを再現できたのだと思います。SS3Aの思い出を絵に描くコーナーでは、最前列にころとんのぬいぐるみを持っていた方がいたのには驚き。小市さんはこのぬいぐるみを見ながら絵を描かれていました。さて、アニメの新情報としては、今回下地さんが出演者にいるということで、最終回に中野有香が登場するとのこと。今までとは内容が異なるようなので気になります。しんげきは、BDで一気見しようかと思っていて、本放送では見ていないのですが、最終回は見逃せないですね。

【ライブレポート】これはP力が試される『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS new generations★Brilliant Party』

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THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
new generations★Brilliant Party

開催日:2018/08/12
    1回目 開場16:00 開演16:30
会 場:VR ZONE SHINJUKU (東京都)
料 金:5,300円(一般)、7,100円(EX)
出演者:
new generations(島村卯月、渋谷凛、本田未央)



『MR ST@GE』とは別物です

 キャラクターのライブ映像を楽しむことができる『CG STAR LIVE』の第2弾として、シンデレラガールズの公演が『VR ZONE SHINJUKU』にて開催中。東京にいるタイミングで、どのようなものなかと観てみることにしました。

 会場に入ったところで、事前に購入したチケットに印を押してもらうと、入場のためのQRコードチケットが貰えます。駅の改札の様なものがありまして、このQRコードをかざして入場するのです。中に入りますと、そこかしこから悲鳴があがったり、爆発音が聞こえてきたりと、なかなかカオスな空間。いくつかのアトラクションスペースがありまして、VRゴーグルを装着した方々が、大きな悲鳴をあげていたのでした。マリオカートに乗っている方が悲鳴をあげていたのですが、そんなに怖いゲームだったっけと疑問を覚えたものの、VRは没頭感が凄いですから、目の前に障害物でも来ようものなら、慣れていない方は悲鳴をあげてしまうのでしょう。

 シンデレラガールズのイベント期間中ということで、ニュージェネレーションズのメンバー3人のパネルがそれぞれ立てられていました。館内の中央辺りに卯月。飲食店に凛。売店に未央。飲食店でのコラボフードや、売店でのコラボグッズを2,000円分購入するごとに、『STARカード』が1枚貰え、3枚集めると、クリアファイルが貰えるとのこと。3枚集めるということは、6,000円が必要。結構な出費ですな。ちなみに、ライブを観ることで、このカードが1枚貰えますので、3回観ればクリアファイルが貰えるわけです。そう、3回観ればね。

 集合時間になり、1階中央付近に待機列が形成されました。先頭はEXチケットで、一般、当日券と続きます。しばらくして、『CG STAR LIVE』のエリアへ移動。中に入る前に専用のペンライトが渡されました。中はフルフラットな空間。前方には横に長いスクリーンがあり、天井にはNEC製の大きなプロジェクターが2機。スクリーンから結構離れた位置に囲いがありまして、最前列であっても遠くから眺める感じでした。この時間の回は完売とのことでしたが150人程度で、それなりの広さがある場所ですから、いつものライブ感覚で、もう少し入れてもいいんじゃないかという気持ちに。いつもなら「詰めて」と言われるところが、「間隔を空けて」と言われるのも新鮮。

 以前に横浜のDMM VRシアターで行われていた『MR ST@GE』がありましたが、あれとは別物です。映像が立体的に観えたり、リアルタイムで声や動きをつけるということもありません。用意されている映像が流れるといったものです。しかし、ただ同じ映像を流すだけではなく、ライブの途中で分岐点がありまして、その分岐の選択については観客側にゆだねられます。ペンライトを振る場面がいくつかあって、多く振られた色に対応した選択肢で映像が切り替わるのです。このペンライトを使用する場面では、係の方が説明してくださいますし、選択肢についての説明文も事前に確認することもできますから、特に問題はないでしょう。ただし、ペンライトの色を変えるボタンが非常にやっかい。このボタンが小さすぎて、暗闇の中ではなかなか見つからない。光る部分の『CG STAR LIVE』と表記されている下辺りにボタンがあるはずですので、それを目印に探してみてください。




セットリスト(全5曲)

M01:できたてEvo! Revo! Generation!
   ANIMATION PROJECT 07(15/04/22)
   作詞:三重野瞳
   作曲・編曲:kyo

   歌:new generations

M02:Star!!
   ANIMATION PROJECT 01(15/02/18)
   作詞:森由里子
   作曲・編曲:田中秀和

   歌:new generations

<教えて!シンデレラ&撮影コーナー×3回>

<歌うソロ曲を選択>

M03:ミツボシ☆☆★
   CINDERELLA MASTER 015(13/01/23)
   作詞:八城雄太
   作曲・編曲:kyo

   歌:本田未央 ダンサー:卯月、凛

<ハッピーバースデーコーナー>


M04:Stage bye Stage
   CG STAR LIVE(18/07/18)
   作詞:ミズノゲンキ
   作曲・編曲:睦月周平

   歌:new generations

EN1:お願い!シンデレラ
   お願い!シンデレラ(13/04/09)
   
作詞:marhy
   作曲・編曲:内田哲也
   歌:new generations



 全5曲。ライブという意味合いでは曲数は少なめ。ライブ映像については、デレステが声優さんのライブに合わせた振り付けなのに対して、それの発展形といった具合で、見所があるものでした。『ミツボシ☆☆★』なんて実際に踊るものなら、原さん自体が流星になってしまうんじゃないかと思うほどの激しいダンスでした。CGモデルに関しては、デレステとは異なるので違和感を感じるかなと思いきや、それは無し。決まった動きだけでなく、自由に動き回っていて、ただただ映像を見ているだけといった感じでもなかったのでした。

 1曲目『できたてEvo! Revo! Generation!』では、皆さんペンライトを振るものの、誰もコールせず。自分はその場の空気に合わせるタイプの人なので、その空気なのならそうするかと様子を観ていたのですが、歌い終わった後、拍手が起こったものの、そのあとに無音でステージ側に手を振る3人を見て、なんとも言えない気持ちに。あ、これは、歓声が入るであろう場面で間を取っているのだと気付き、拍手や歓声、投げかけの言葉は必要不可欠であることも同時に察したのでした。これはP力が試される。このことを皆さん察してか、2曲目以降から徐々にコールが入り始めたのでした。

 教えて!シンデレラ&撮影コーナーへ。1人ずつステージに立ち、前述のとおりペンライトの色で質問に答えていくというもの。回答後は撮影コーナー。後列の方から撮影するので、中列・前列の方はその間しゃがむことに。この間、もう動画で撮影した方が良いのではないかと思うぐらいに、連続シャッター音が鳴り続けたのでした。

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 3曲目はソロ曲で、観客側の選択により『ミツボシ☆☆★』に。個人的には、アニメでのnew generationsのライブ感覚で観ていたので、『S(mile)ING!』が良いかなとピンクを振ったのですが、そうはならず。4曲目に行く前にハッピーバースデーコーナーへ。8月生まれの人はペンライトを振るという流れでしたが、誰一人として振らず。そう、8月生まれの人がいなかったのです。しかし、いない場合のパターンは用意されていなかったようで、いることを前提に、なんとも言えない気持ちで、バースデーソングを皆で歌うことになったのでした。

 4曲目は新曲『Stage bye Stage』。これまでのnew generationsのイメージとは違ってPerfumeな感じで、キレッキレなダンスパフォーマンスを想定して作られた曲なんだろうなと思いました。これを声優さんたちがそのまま踊るのは酷な話なので、『CG STAR LIVE』ならではのパフォーマンスを楽しむことができました。

 5曲目はアンコールという形で『お願い!シンデレラ』を披露。別に着替える時間がないのだから、アンコールさせなくてもと思いつつ、アンコールを。ライブの雰囲気を楽しむものとしての演出なのですから、そのことを踏まえて楽しめるぐらいの余裕が自分に欲しい。そんなことを思いつつ、1時間弱の公演が終了しました。

 

観客がプロデューサーと呼ばれることの意味

  『MR ST@GE』の様な目新しさはないものの、自ら楽しもうと思う『気持ち』さえあれば、より楽しむことができるライブイベントでした。本来、実際のアイドルがステージに立つ場合に、観客のことを『プロデューサー』と呼ぶのは不思議だなと思ったのですが、『プロデューサー』としてステージに介入して、この場を盛り上げる必要があることから、そう呼ぶことは正解だなと感じました。このステージは本当にP力が試されますよ。


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