HISTORY OF IM@S WORLD

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アイドルマスターの歴史を様々なデータで振り返る

【シャニソン】「世の中の全員がポケモンカードや遊戯王やっていると思うなよ!!」な方向けのカード・ルール説明

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 2023年11月14日より配信が開始された『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』、通称シャニソン。このサイトはアイマスに関する各種データの掲載を主としていますので、ゲーム攻略についてはあまり掲載することはなかったのですが、このゲームについては、カードバトルゲームの知識が必要なのにも関わらず、そもそもカードゲームをプレイしたことがあることを前提の、簡単な説明しか本編中にはありません。さらには、攻略サイトを見ても、カードバトルゲームに精通した方が作成したものがほとんどですので、専門用語の羅列から始まっていたり、他のカードバトルゲームに例えられて説明されていたりと、思わず「そんなもん知るか!世の中の全員がポケモンカードや遊戯王やっていると思うなよ!!」と怒鳴りたくなってしまいますので、シャニソンに特化した初心者向けのルール説明が必要であろうと、もっと言えば、そもそも自分自身が理解するために、ルールをまとめていこうという考えです。


カードの説明

 シャニソンのレッスンとオーディションについては、カードバトルゲームの知識が必要となります。まずは手札となるカードの説明からです。そもそも、どんなカードがあって、それぞれ何を行うことができるカードであるかを知らないことには、どういったゲームなのかすら理解できないと思いますので、この知識は必須です。


・消費PP(消費体力)
 カードの左上の数字が消費PPです。まずPPとは何かと説明しますと、体力だと考えてください。その体力から、カードを使用するために必要な体力が消費体力となります。ゲーム中、体力は1秒に1回復しますので、現在の体力に応じてカードを選択していきます。もちろん、現在の体力以上に体力を消費するカードは使用できません。この消費が低いカードは使いやすいが弱く、高いカードは使いにくいが強いと考えておけばOKでしょう。

・ランク
 消費PPの横に縦に並んだひし形のマークが3つ並んでいますが、これはカードのランクを意味します。これがないものもありますが、それはランクを上げられないカードです。SPレッスンにより3段階まで上げることができて、ランクに応じてカードの性能が向上します。報酬としてもらえるカードの中には既にランクアップしたカードがラインナップされることもあります。ランクアップ後の性能については、カードを長押しすることで確認することができます。

・効果
 消費PPの下にはアイコンが縦に並びます。これはカードの効果を確認する為のものですので、9種類もありますがアイコンの絵を見れば、どういった効果なのかは分かる様になっています。☆のアイコンのみが攻撃で、その他のものは補助・その他となります。これを知らずに☆のアイコンのカード以外を使用し続けて、何のアピールもできていないなんてこともあるのではないでしょうか。



・効果の詳細(性能)
 前述しました通り、性能については、カードを長押しすることで確認することができます。(※バトル中でも確認できますが、難易度ノーマル以上の場合はタイムとはなりませんのでご注意を)シャニソンは、選んだ各ユニットにより異なる戦略が必要となるカードバトルゲームとなっていまして、それにより、各ユニットで使用できるカードも効果もまた異なります。この点は、ゲームとしてのバラエティ性を出すには有効に働く一面ではあるのですが、これが初心者にとっては一番厄介な一面であり、ルールを理解するのに時間がかかってしまうデメリットと言えます。とはいえ、これが分かっていないことには攻略できませんので、後述のユニットごとの戦略を参考にしてください。

・属性
 カードの左下にアイマスではおなじみの属性(Vi、Da、Vo)が記載されています。これにより、どの属性に関連したカードであるかを確認することができます。例えば、☆のアイコンで、Viの属性であった場合、Viでの攻撃が行えるといった具合です。


ルールの説明

 カードについてある程度把握できましたら次はルールですが、バトル画面の構成とともにルールを確認しておきましょう。


・カード
 画面中央にカード3枚。この中から1枚選んで行動を起こしていくのが基本動作です。1ゲームの制限時間は、レッスンでは30秒。オーディションでは1分30秒。PPが1秒につき1つずつ増えていき、消費PP分以上のPPがあればカードの枠が緑となり、使用可能状態となります。カードの枠が青の場合はプラスの効果が起こっている状態、つまりはバフがかかっている状態です。赤の場合はマイナスの効果で、デバフがかかっている状態です。オレンジの場合は、そのカードの特殊条件が満たされている状態です。この状態の良し悪しや、カードを出す順番等を考慮したうえで、1枚選んでください。

・アピール
 画面右上にある長いゲージがアピール(APPEAL)です。オーディションの場合は左右にもゲージがあり、これは敵側のアピールです。これを先にいっぱいにすれば勝ちとなります。裏を返せば、これを先にいっぱいにされると負けです。

・ライブスキル
 画面右側に並んでいるアイドル達のそばにあるアイコンがライブスキルです。左側のトレーナーや敵についても設定されているライブスキルが見えます。設定されているライブスキルによって効果は違います。カードと同じく消費PPの数値が設定されていまして、カードと同じようにスワイプして使用することができます。各人1回。センターは2回使用可能です。何の説明も見ずにプレイしている方は、このライブスキルを知らずに全く使用していないなんてこともあるのでは。

・メンタル
 画面右下にあるゲージがメンタル(Me)です。オーディションの場合は、左上に敵のメンタルが表示されます。このメンタルが0になりますとメンタルブレイクとなり、一定時間カードが使用できなくなります。基本的には回復系のカードでメンタルが0にならないように管理する必要があるのですが、中にはメンタルが低い状態の場合に真価を発揮するカードがありますので、あえて下げるという戦略もあります。

・PP(体力)
 メンタルのそばにある数値がPPです。前述したとおり体力と考えておけばよいです。これを消費してカード・ライブスキルを使用します。

・ステータス
 PPの左横には、現在のステータスが表示されます。自身が付けた効果もそうですし、敵から付けられたマイナスの効果もここで確認することができます。


各ユニットごとの戦略

・イルミネーションスターズ
01:ボーカル系
02:ビジュアル系
 カードの消費PPを下げる効果を持つカードが使用可能。このカードを活用することで、消費PPを少なくして効率よくアピールする戦略が基本となります。消費PPが少なくなるということは、カードを連続で出しやすくなり一気に攻める戦法が取れますので初心者向けと言えます。

・アンティーカ
01:ビジュアル系
02:ダンス系
 メンタルが30%以下のピンチ状態になったときに大きな効果を発揮するカードが使用可能。メンタルを下げる効果があるカードを活用しつつ、メンタルブレイクは回避し、ピンチ状態での攻撃を行う戦略が基本となります。敵のメンタルを削るカードもありますので、相手のメンタルブレイクを起こして、こちらに攻撃させない戦法も取れます。

・放課後クライマックスガールズ
01:ビジュアル系
02:ボーカル系
 手札に同じ属性のカードがあることで効果を発揮するカードが使用可能。序盤は様々な属性のカードを持っていますので真価を発揮しづらいのですが、同じ属性のカードを集めていく事で、その真価が発揮しやすくなっていきます。いらない属性のカードを使って、属性を揃えていく戦略が基本となります。

・アルストロメリア
01:ダンス系
 アンティーカとは対照的に、メンタルが80%以上のセーフ状態のときに効果を発揮するカードが使用可能。メンタルを回復、またはガードするカードを活用してメンタルのセーフ状態を保つ戦略が基本となります。メンタルが低いと弱くなってしまいますので、補助系のカードをある程度揃えておく必要があります。

・ストレイライト
01:ボーカル系
 メンタルゲージの下に表示される各属性ごとのカウンターを獲得できるカードが使用可能。カウンターを貯めて、その貯めたカウンターを開放するカードで攻撃を行う戦略が基本となります。つまりは、力を貯めてから攻撃する形ですので、その形がスムーズに行えるカード選びが必要となります。

・ノクチル
01:ビジュアル系
 敵の攻撃を回避することができる(回避率を上げる)カードが使用可能。この回避のカードを使用した後に回避が成功することを前提とした戦略が基本となりますが、受動的な戦略ですので、こちらのタイミングでは戦えないという難点が。あえて回避に頼らず、正攻法で通常の効果カードでパラメータを上げて叩く形の方が良い場合もあります。

・シーズ
01:ビジュアル系
 フェーズという言葉で説明しますと分かりづらいので、分かりやすく説明しますと、にちかと美琴、どちらを使用するべきなのかが決まっていますので、それに合わせて使用する戦略が基本となります。この決まっているアイドルを変更できるフェーズチェンジというカードがありますので、手札によってはこのカードの活用が必要となります。

・コメティック
01:ボーカル系
 手札のカードを除外することができるカードが使用可能。除外することで効果を発揮するコストの高いカードを、コストの低いカードで除外していく戦略が基本となります。手札が悪い場合、除外するのに使用するカードがなく、コストの高いカードばかりとなって、動きがかなり悪くなってしまうデメリットがありますので、全ユニットの中でカード選びが一番重要なユニットだと思われます。


初回プレイ時のレッスンについて

 初回プレイ時のレッスンについてです。始めたばかりの時にはプロデュースカードが弱く、難易度がイージーであってもユニットによっては、レッスンの制限時間30秒の短い時間では真価を発揮できないまま失敗に終わるものと思われます。特にコメティックについては、コストの高い強いカードを除外する必要があるのにも拘わらず、その除外するのに使用するカードがそもそも数がないので、なす術なく終了してしまうことでしょう。これについては、そもそもの話となりますが、プロデュースカードをより良いものに変更する。それがない場合は、レッスン以外である程度ステータスを上げてからレッスンを行うか、良い手札が出るまでやり直す等々を序盤は行う必要があります。プレイしていく中で、除外するのに使用するカードを優先的に取ることで、除外による攻撃パターンが組みやすくなりますし、さらにはアイドルのステータスが上がることで攻撃力が上がりますから、中盤以降はかなり楽になっていきます。


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